ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

   イザヤ書

古き衣を脱ぎ捨てて・・ (イザヤ書6)

ヒゼキヤ王が亡くなった。 その時、彼の息子マナセは12歳だった。 人々が父の業績をほめたたえ、 その死を惜しんだ。 父ヒゼキヤが王となった時、 国は無秩序に満ちていた。 そして、 アッシリヤの脅威に慄きながら、 重税に苦しんでいた。 若き父ヒゼキヤ…

これは?! (イザヤ書5)

何だ!これは! イザヤは心の中で叫んだ。 目の前の男は熱に浮かされていた。 どす黒くむくんだ顔には、 乱れた髪が張り付いていた。 ずり落ちた衣服。 むきだしの肩が荒い息をするたびに上下していた。 その男は、 イザヤの存在を蹴散らすように、 わあぁわ…

主はわたしの願いを聞かれた (イザヤ書4)

失意のイザヤに突然、感謝の言葉が溢れてきた。 彼を取り巻く闇の向こうで きらきらときらめくも のが目に入った。 星だ! かってアブラハムが、 神様から数えるようにと示された星だ。 あの星のようにあなたの子孫は増え広がる。 神様が約束された星だ。 し…

敵は間もなく滅びる! (イザヤ書3)

イザヤは大きな板に、 「マヘル・シャラル・ハシュバズ」と書いた。 昨夜、神様からのお言葉があったのだ。 祭司ウリヤとゼカリヤに事の次第を告げると、 二つ返事でその証人となってくれた。 イザヤはその大看板を担ぐと、 路傍に立った。 興味を示した人々…

残りの者は帰ってくる!  (イザヤ書2)

イザヤは窓辺の小さな机の上に両肘を突き出して、 組み合わせた指の上に顎をのせていた。 彼の瞼は閉じられていて、 時折ひくひくと動いた。 このところ、隙間時間があると、 牛のように反芻していたのは、 裏山で神様から示された内容だった。 奴隷生活から…

燃える炭火が‥・🔥 (イザヤ書1)

空は見事に晴れ渡っていた。 気持ちの良い風に乗って、 かわいらしい小鳥のさえずりが聞こえてきた。 そんな窓際に立って、 イザヤは大きなため息をついた。 妻である女預言者は夫を横目で見て、 そっと、ため息をついた。 あらあら、移ってしまったわ。 胸…

ここ掘れ🐶 お宝発見!! じつは🐐

1947年 現存する旧約聖書の写本よりも 1000年以上も前の写本が見つかった。 聖書の原本、原典というものは現存しない。 原本のコピーである写本のほとんども断片的。 あらぁ~!!まあ!Σ(・□・;) 新約聖書には完全な写本はなく、紀元4~5世紀にかけて 旧…

皮肉を言ったりしますが、おべっかは使いません。 (音声・イザヤ書)

あら! 預言者イザヤさんのお名前がこんなところに・・なつかしいわぁ~! たしか、お名前には「主(しゅ)の救い」という意味があるんでしたね。 預言者が働き出したのは幼いサムエルちゃんの物語が始まったあたり、サムエル記のころからで、ダビデ、ソロモ…