ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

   ヨシュア記

立派な後継者が後を継いで・・(音声・ヨシュア記)

何も心配することなんかなかったみたい。 立派な後継者が育っていました。 ヨシュアです。 彼の生涯は、戦いの連続。 聴いてわかる聖書 ダイジェスト版 【ヨシュア記 01】 - YouTube

私と私の家とは主に仕えます・・

ヨシュアの声は会衆一人一人にはっきりと聞き取れた。 「あなた方は今、 自分で労しなかった地を与えられ、 建てなかった町に住み 作らなかった葡萄酒を飲み オリブ畑の実を食べている それだから、 主を恐れ、まことと、真心と、真実とを持って主に仕え 異…

ヨシュア、旅立ちに際して・・・

全てのことが一段落すると、 エジプトから持ち運んだヨセフのミイラは、 シケムの地、 昔、ヨセフの父ヤコブが、 銀100枚で、ハモルの息子たちから買った地に葬られました。 また、アロンの子、エルアザルは、 その子ピネハスに与えられたエフライムの山…

生け贄をささげる祭壇は、

ヨシュアは、ルベン族、ガド族、マナセの半部族の兵士たちを集めました。 家族を残してヨルダン川を渡り、常に第一線で果敢に戦った勇士たちです。 彼は彼らの労をねぎらい、家族の元に帰る許可をあたえました。 そして、他の人たちと分け合うようにと、たく…

ヨシュア土地分割完了す!!

ヨルダン川を渡る前に すでに土地が与えられたのは ルベン族、ガド族、そしてマナセの半部族でしたね。 川をわたって、カナンの地を南北に分断し とりあえず大きな戦は治まったものの 山地では根強い抵抗にあっていました・・・・ そんな中でも イスラエルの…

おやつの羊羹の切り方で・・・

ヨシュアは分割のことを考えていましたが、 実は、まだ取るべき地は多く残されていたのでした。彼はそれが気になっていました。 ある日、彼が静まって祈っていると、神様がおっしゃいました。 「ヨシュア、残されている地は私に任せなさい。 お前は土地分割…

由緒ある地ヘブロンはお前たちのものだ・・

ヨシュアの後に忍び寄った影は、しばらく彼を見ていた。 その影は、かって彼とともにカナンの地の偵察隊として加わった仲間の一人だった。 夕日に染まるヨシュアの姿が、更なる輝きを増して それから静かに夕闇の中に沈みかける頃 その影はまたゆっくりと動…

南部に続いて北部も・・

・・・・ 南部攻撃に圧倒的な強さを見せつけたイスラエル。 宿営地のギルガルは活気に溢れていた。 しかし、ヨシュアのテントだけはひっそりとしていて 次なる戦略を練っていた。 次々に寄せられる北部の状況をまとめると 今までとは比較にならない騎馬隊と…

ヨシュア快進撃やまず・・・

* ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ*ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ*ヨュシュアたちがギルガルに戻ると、熱狂的な歓迎を受けた。 太陽が沈まなかったことや ヨシュアの奇策で、ギベオンは守られ、 連合軍は壊滅的な打撃を受け 味方の損失は最小限に抑えられたからだった。 しかし、ヨ…

太陽がぁぁぁぁあ・・・

ねえ、聞いて聞いて・・・(o≧▽゚)o きのう、太陽が丸一日沈まなかったでしょお・・ あれはね、ヨシュア様が神さまにお願いしたんですってよ・・・ え!本当ぉぉぉ・・ 何でそんなお祈りをしたの? ほら、この前、ギベオンから危急の使者が来たでしょお あの人…

使者は走るギルガルへ・・

エルサレムの王、アドニゼデクは唸っていた。 ギベオンの住民がイスラエルと和平したと聞いたからだ。 なぜだ、なぜなんだ! ギベオンは、このエルサレムと同じくらい大きかったはずだ。 滅ぼされたアイよりも大きく、その兵士は勇敢だ。彼には理解できなか…

ヨシュアぁ〜〜(;O;)・・・神さまにお伺いしなくって大丈夫ぅぅぅぅ・・

それは、ギルガルで軍事会議を開いている時でした。 見張りの兵に引き立てられて来た彼らは、ほこりにまみれ、 衣の裾はぼろぼろだった。 日焼けした顔に刻まれた深いしわには、砂塵がはさまり、 長く伸びた髭は絡まりあって固まっていた。 ヨシュアは彼らを…

エバル山とゲリジム山て、どこ〜?

ギルガルは死海の少し上 エバル山とゲリジム山はカナンの地のちょうど真ん中あたり・・ええ!! もうそんなところに来ているの!て感じですよね。それですから、周辺の国々が焦って色めき立つわけです・・いとも簡単に中央部に進んできた彼らに 今まで小競合…

祭壇が築かれ、神さまとの約束の再確認

ばんざ〜い、ばんざ〜い。 o(^O^*=*^O^)o 人々は、口々に叫び、手を振り、身を躍らせて 凱旋してくる兵士達を迎えました。 ヨシュアは戦の疲れをものともせず 早速、勝利の感謝を神さまに捧げるための準備を始めました。 まず初めはエベル山に祭壇を築くこと…

サンドイッチ作戦は功を奏して・・

アコルの谷の様子は、一瞬にしてイスラエルの民、一人一人に伝えられた。 人々はその様を聞き、身が引き締まりました。 ヨシュアは今回のことを我がことのように思え 身を清めては神さまの前にぬかずいていた。 すでに敵に後ろを見せたからには、もうイスラ…

バビロン産の外套を着て・・

アカンの妻の目の前で 美しいのバビロンン産の外套が掘りだされた。 それは汚れないように壷に入れてありました。 兵士がそれを取り出して、彼女の前でひらひらさせ 「お前はこれを知っていたな」 と意味ありげな目で彼女を見ました。 それは彼女にとって初…

ヨシュアの前に引きずり出されて・・

朝早く、ヨシュアの前に集められたイスラエルの男たちは、 部族ごとに並んでいた。 ユダを先祖とする部族、 イッサカルを先祖とする部族、 ゼブルンを先祖とする部族、 ルベンを先祖とする部族、 シメオンを先祖とする部族、 ガドを先祖とする部族、 エフラ…

恐れていたものが・・

数日前から、 彼女はこんな情景が来るような気がして眠れなかった・・ そして今日、 男たちが出かけた後の間の抜けたようなテントに ドカドカと、兵隊が詰め掛けてきた。 (゚Д゚|||) il 夫は勇敢な兵士だった。 それは、彼女の誇りであり 父を見つめる子どもたち…

ラハブの後悔

エリコ陥落の勝利にイスラエルの人たちは沸いていた。 約束を守ってくれた二人の青年はあれから 定期的に必需品を運んできてくれる。 彼らの言葉や態度に、勝利の自信が見て取れる。 回を重ねるごとに、お互いの心もほぐれ 宿営内の出来事や、自分たちのこと…

遊女ラハブの心は揺れて・・

「やっぱり今日はおかしいよ、朝からこれで7回目だよ。 一体、何時までこんなことが続くのだい」 ラハブの母は大きく手を振り動かしながら、イライラした口調で言った。すでに太陽は大きく傾き、西の一角を目指している。 「そろそろ戻ってくる頃でしょ。 …

ラハブの部屋

ラハブは勢いよく寝床から飛び起きた。 六日前から続く行列は 七日目の今日も続いているようだった。 窓の隙間から漏れる光はまだ弱々しく 部屋のあちこちに夜のかけらが転がっていたが 外では角笛が鳴り響いていたからだ。 細めに開けた窓から覗くと 武具に…

おかしな作戦?

エリコの町は静まり返っていた。 そして、ただ一点、北東の地平線に目を凝らした。 見張りの兵が小刻みにドラを鳴らした。 きた!!来たぞ〜!! 巻き起こる土煙の中に恐れるものが進んできた。 * 城を攻める場合、やぐらを組んで攻める直接的なものと 遠巻…

ヨルダン渡河

とんとん、とんとん・・・ 何時になく忙しなく叩かれるドア。 ラハブはドキドキする胸を押さえて近づいた。覗き穴から外を見て、急いでドアを開けた。母が立っていた。母親は吸い込まれるように部屋に入ると被り物をはずし はあはあと、肩で荒い息をした。ラ…

揺れる心と赤い紐

スパイをかくまったあの日から、ラハブは落ち着かなかった。 以来、イスラエルのスパイが捕まったという話は耳に入ってこない。 降った雨が、彼らの足跡を消してくれたのだろう・・心配そうに訪ねてくる母と、そんなことを話し 近所に住んでいる親戚に もし…

マナは止んだ・・・

およそ4万の武装した兵士たちに導かれて イスラエルの民はすすみます。こうしてこの日は、エリコの東方にあるギルガルに野営しました。 それは正月の10日のことでした。あの川床から持ち運んだ12の石は記念として置かれました。 子どもたちが「この石は…

さあ、ヨルダン川を渡るのだ!!

ヨシュアはヨルダン川の岸辺に立った・・ 上流で降った雨のせいか、その日の水は岸一面に溢れ流れていた。 土手の雑草が半ば水に沈み、わさわさと見え隠れして、川下に引っ張られている。空は雲が重く垂れ込め、今にも雨が落ちてきそうだ。ヨシュアは12部族…

ヨルダン川はゆるゆると流れて・・

昨夜遅く二人のスパイが戻ってきた。報告によれば エリコは二重の城壁に囲まれ 一部の者はその城壁に板を渡して 家を建てて住んでいるという。 監視の目も行き届いていて よそ者はすぐにチェックされる。 「しかし、彼らは我々を恐れています。 あの地は必ず…

山に隠れて三日待ちなさい・・

「渡し場を押さえるんだ! まだそんなに遠くには行くまい お前たちはそっちの道を 俺たちはこの近道を行く 男二人だ。 いやばらばらになっているかもしれない とにかく急げ!!」茂みに隠れるスパイのすぐ傍を バタバタとエリコの兵隊がとうり過ぎていった。…

赤いリボンの約束は・・

ラハブは乱れた髪を手櫛でたくし上げると、くるくると手早くまとめ 母が継ぎ足してくれたお茶を口に含んだ。程よく冷めたお茶の優しい香りが鼻腔に上り 彼女はひびが入って茶渋に染まったコップを両手で包み 伝わってくる柔らかなぬくもりをゆっくりと味わっ…

赤い紐とは・・・

ラハブは寝床の中で寝返りをうった。 さっきから頭がさえて眠れなかった。 助けた二人のスパイは追っ手が戻ってくるまで 隠れていられるだろうか・・ 見つかったら 自分や家族はどうなるだろ・・そんなことを考えているうちに空は白んできた・・ そしてふっ…