ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

壮大なドラマが動き出しましたぁ・・・・ (38-27)

話はラケルが亡くなるちょっと前に戻りますが・・

旅の途中で娘のディナが
ある集落の酋長の息子に手篭めにされてしまいました。
息子は一目ぼれでした。
酋長も息子のためにとヤコブ一族のところに穏便に話を進めるためにやってきました。

ヤコブの息子たちは言います。

「いいでしょう。
 一つだけ条件があります。
 我々の習慣に従って割礼を受けてくだされば
 妹をさしあげましょう。」

酋長の息子が率先して割礼を受けたので
その集落の男たちも次々とそれに倣いました。
それから三日目のことです。
まだ傷がいえずにいる彼らの元に、ディナの兄弟たちが押し寄せて、妹の仇をとりました。
仇をとったってことは、動けない男たちを皆殺しですよ。
その上、子女と妻たちと家にある全てのものを略奪したんですよ。
(いくらヤコブの知らなかったこととはいえひどい話じゃあございませんか・・
しかし、異教の民と交わることはタブーだったんですよね。それにしても・・汚くないかい?)

後でこれを知ったヤコブは愚痴ってますよね。
シメオンとレビに・・
カナン人とペリジ人に嫌われてしまったではないかと・・
それで神さまはベテルに行くようにヤコブを促しました。

ベテルは兄エサウを逃れて初めて一夜を明かしたところ
幻・・天に伸びるはしご・・
そこは先祖の神が彼に語りかけた場所
ヤコブにとって特別の場所。

彼は家族を集めると言いました。
さあこれからベテルに上り、先祖の神に礼拝を捧げよう。
みんな身を清め新しい着物に着替えなさい。
家族は持っていた異教の神の像と、
イヤリングをはずしてヤコブに渡しました。
ヤコブテレピンの木の根方にそれらを埋めてしまいました。
              
神様はそれを良しとされて彼らを守られたので
誰一人彼らに危害を加えることは出来ません。
それで無事にベテルに着き、祭壇を築いて神様を礼拝しました。
(その時ラケルは、兄の元から盗み取ってきた異教の像を差し出したのだろうか。
それと、彼女の死とは関係があるのだろうか?
聖書では触れてませんが・・・)

すると神さまは、アブラハム、イサク、ヤコブに語られた約束の言葉を、
ヤコブとその子供たちに伝えました。
それからラケルがベニヤミンを産んで、息を引きとったんでしたね・・
彼女はベツレヘムの道の傍らに葬られました。




音声
http://www.youtube.com/watch?v=VCiXw9Opcd8


・・

最愛の妻の死と、残された遺児、
年老いたヤコブの心はこの幼子にグングン引き寄せられてゆくのでした。



(*^_^*)・・・・
不思議な神さまのドラマが始まり〜始まり〜・・・・