ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

万能の神さまがいつもっしょなんて・・頼もしいな・・

                             

ユダヤ暦二年目の一月一日、
その日、太陽は神さまの素晴らしさを讃えるかのように、
厳かに静々と空を染めてゆきました。

イスラエルの民も身を清め、遠く離れてこの有様を見守っています。

モーセは清められた人たちを指示して
枠組みの板を土台にはめ込み、横木をつけ、
屋根の覆いをかけ、さらに幕を重ねました。
十戒を収めた箱に「贖いの蓋」と呼ばれる金の蓋をし、
箱の横の環に担ぎ棒を通しました。

                                  (契約の箱)

それを天幕に運び入れて仕切りの垂れ幕をかけました。

そして、垂れ幕の外の北側には供えのパンのテーブルを置き
          南側には燭台

そして、ともしび皿を置きました。

垂れ幕のすぐ前には金の香の祭壇を置き、
特別に調合したお香をたきました。

天幕の入り口にはカーテンを取り付け、
その外には完全に焼き尽くす生け贄用の祭壇を置き、
生け贄と穀物の奉げ物を奉げました。

洗い鉢は天幕と祭壇の間に置いて、祭司達が手足を清めました。


                               (備品)
それから、天幕と祭壇を囲むように庭を造りました。
               
                                (天幕の図)
庭の入り口にもカーテンを垂らしました。

天幕の組み立てが終ると
注ぎ油を天幕と、その中にある備品全てに注ぎかけて聖別しました。

これで全てが清められたのです。

モーセはアロンを呼んで身を清めさせ、
大祭司の服を着せると、油を注ぎました。
          (アロンって、金の子牛を造った人でしょう。
           一番偉い大祭司になちゃうなんて・・・
           な〜んか変?
           いや、それで、心を入れ替えたのかも・・
           あの時、3000人も殺されたんだよねぇ・・)

ともあれ、アロンの息子たちも呼んで身を清めさせ、
祭司の服を着せて油を注ぎました。

こうして彼らは代々、祭司の家系として神殿でその御用に当たることになったのです。
          (祭司、祭司と言ったて、これが大変なんだから・・
           毎日、毎日、生け贄の血を浴びて、ご奉仕ですからね・・)


すべてが整うと天幕は雲に覆われてしまいました。
神さまが降られたのです。

その神々しさに、さしものモーセも近づくことが出来ませんでした。

こうしてイスラエルの人たちは、
神さまが共にいてくださることを目で見て、実感出来たのでした。
                        (なんて頼もしいことでしょう)



雲が天幕に留まっている時は民も留まり、
雲が動き出すと大急ぎで天幕を畳んで、
祭司が担ぎ、民も旅を続けました。

昼は雲の柱、夜は火の柱となって闇をてらし、
絶えず神さまがイスラエルの民と一緒でした。
            (この光景、昼よりも夜見たら異様だったでしょうね)
    


さあこれで、出エジプト記はおしまい、おしま〜い。
カナンの地を目指す準備万端整いましたよぉ〜〜〜。

さあ、出発だ!!

とは行かないんだなぁ、これが・・・Σ(´д`;) 

この後、レビ記民数記、申命記となるのですが・・