今日の箇所は以前登録した箇所の補足です。
会見の幕屋が完成し、www(^▽^)
モーセは一人その中に入って清めの油を振り掛けました。
これで彼は、神様にお伺いを立てるたびにシナイ山に登ることも無くなりました。
彼だって、もうだいぶ身体を酷使しているし、よかったね、モーセ。
ていうか、必然的にそうなっていったのです。
だってこれから約束の地に行進してゆくわけで、お伺いのたびにお山に登ることは不可能になりますからね・・
というわけで、会見の幕屋の落成式は盛大でした。
お祝いには贈り物が付き物で、
部族長たちはそのため、これから絶対に必要なものを贈り物としました。
それは幕屋が移動する時、それぞれの部品を運ぶ荷車と、それを引く雄牛でした。
神様はあっさり『それを受け取りなさい』とモーセに言いました。
モーセはそれをレビ族に渡しました。
レビ族のゲルション家には・荷車2台と雄牛4頭
メラリ家には・荷車4台と雄牛8頭を渡し
アロンの子のイタマルの監督下におきました。
同じ選ばれたケハテ家には何も渡しませんでした。
・・・そ〜んなぁ・(〃_ _)σ‖イヂイヂ・・・
いえ、別に苛めにあったというわけではありません。
彼らの荷物にはみんな担ぎ棒が付いていたりしたので、
荷車や牛は要らなかったというだけ。
いや、ガタゴト大雑把には運べない、
大切なものを運んでいたのです。
族長たちは、さらに祭壇に油を注ぐ日に贈り物を用意しました。
神様は祭壇奉納の供え物は
「日替わりで一人ずつにしなさい」とおっしゃられたので、
十二部族の族長は
ユダの孫、ナションから始めて一人ずつ、その日ごとに奉げました。
奉げ物の総計は
重さ約1キログラムの・・・銀の皿・12枚
500グラムの・・・銀の鉢・12個
重さ約120グラムの・・・金の小箱12個
完全に焼き尽くす生け贄のために
雄牛・・・・・・・12頭
雄羊・・・・・・・12頭
一歳の雄の子羊・・12頭
一緒にささげる穀物
罪が赦される為の生け贄
雄山羊・・・・・・12頭
和解のいけにえ
若い雄牛・・・・・24頭
雄羊・・・・・・・60頭
雄山羊・・・・・・60頭
一歳の子羊・・・・60頭
凄い数ですねぇ・・・(*´Д`*)
綺麗に整えられた会見の幕屋も
奉げられる動物たちの血と焼け焦げる臭いと油で、あっという間に汚れてしまったのではないでしょうか?
まあ、それはあんまり考えないことにしましょう・・
それから、燭台のことについて指示が出され、レビ族を他の部族から清め分かち、アロンとその子供たち(祭司)の手足となって働くように定めました。
その就業年齢を以前、30歳から50歳までとしましたが、ここでは25歳からとなっています。
見習い期間を入れたのでしょうか。
彼らの働きは過酷だったと思いますよ。
幕屋の各部品はかなりの重さがあって、石ころだらけの道を行くわけで・・その運搬には充分な体力、気力を必要としたはず・・
それに下手をしたら、
即、
神様からのお叱りがあって、一命を落すこともあったわけですからね。
これはかなりの経験が必要とされたので、退職してからも生字引として、活躍したのではないでしょうか?
それにしても、なかなか動きだしませんねぇ・・
ことを始める前にはじっくりと備えの為の時間が必要なのですね。
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