ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

ついに時が満ちて・・・   (*ゝω・)ノ

エジプトを出てから二年目の正月、
イスラエルの人々は過ぎ越しの祭りをしました。

それは神様がお定めになったもので
ユダヤ暦の1月の14日の夕暮れでした。

大切な儀式の時でも、いや、だからこそでしょうか
神様のきびし〜い掟によって
参加することの出来ない人も当然居りました。

たとえば
死体にふれてしまったとか
たまたま遠出をしていて時間的に間に合わなかったとか

そういう人のために次の月の14日の夕暮れに
同じような儀式をすることにしました。

他国人でも規則を守るなら参加出来ましたが
イスラエルの人で意図的にこの儀式を避けた人に対しては
神様の厳し〜い、お咎めが待っていました。


それから、神様は銀のラッパを二本
作るようにお命じになりました。

マイクも電話も時計もありませんからね。
ラッパの吹き方に色々な意味をもたせて合図としたのです。

その係りはアロンの子である祭司の役目。

月々の燔祭、酬恩祭の犠牲をささげるときには
ラッパを吹くことになりました。
そのことによって神様は民との契約をさらに確認するのでした。

もちろん後には進軍ラッパ、突撃ラッパにもなりました。


ラッパの吹き方による意味の違いにもなれた
第二年目の2月20日のことです。


神の幕屋を覆っていた雲が突然動き出しました。

祭司は驚きました。
その日は近いと、話し合っていたものの
その日のために色々と手順を練習していたものの

手落ちが無いかと恐れました。

それでもアロンの子供たちは手際よく
ゲルション家、メラリ家、コハテ家に
それぞれの役割に従って指示をだしました。

あるものは荷車に、あるものは箱に詰めて肩に担ぎました。

そうしてユダの子供たちが、その家の旗を高々と掲げて先頭に立ち上がったときには
民は感動しました。
いよいよ、約束の地へ行くのだという実感が
全身を包み、民全体をしっかりと固めました。

イッサカル、ゼブルンの子供たち

 ゲルション家の子供たち
 メラリ家の子供たち

ルベン、シメオン、ガドの子供たち、コハテ家の子供たちは、会見の幕屋の大切なものを運びました。(命がけです)

先頭を行く雲が止まって
ゲルション家とメラリ家が幕屋を建て終わった頃
メラリ家が到着し
すぐに会見の幕屋の中に契約の箱を置けるようにしました。

メラリ家の後に続くのが
エフライム、マナセ、ベニヤミンの子供たち

そしてしんがりは、いつもダンの子供たち。


(*≧艸≦)

合図のラッパは激しく吹き鳴らされています。

もやもやと立ち上っていた朝げの煙も
たちまち踏み消され
民もテントをたたみます。

彼らのその日のことに思いをはせると
高揚したざわめきが伝わってくるようですね。

彼らはこれから
出エジプト
その本当の意味を体験するために出発するのです。

先祖アブラハム、イサク、ヤコブが信じた神が
モーセを用いて乳と蜜の流れる約束の地へと
導いてくださるのです。

夢は膨らみます。
親は子に興奮して言ったことでしょうね。 (ノ≧∇≦) 

さあ、お爺様がおっしゃっていた約束の地に
神様がご案内してくださるんですよ!!

そこに行けば
美味しい果物がいっぱい食べられますよ。
綺麗な服だって着られるからね。
さあさあ、ぐずたっりしないの。
いい子になさいね。
これからは動かないお家に住めるようになるんですよ。

ざわめきは高まり
砂埃が舞い上がり
人々の口から
喜びの歌が沸きあがりました。
    
  ゛;`;・(゜ε゜ )