祭司職に対するレビ人たちの反乱と、
レビ人陣営の指導性にたいする、ルベン部族の反逆は、
神様の厳しい裁きで静まった。
主はモーセに言われた。
イスラエルの12の族長から杖を集めなさい。
その杖にそれぞれの名前を彫らせなさい。
レビ人の杖はアロンの名を彫りなさい。
それが済んだら、あかしの箱の前に置きなさい。
私が選ぶその人の杖は、芽をだすだろう。
モーセはそれを族長たちに知らせ、彼らはぞれぞれの名を刻んで持ってきた。
モーセはそれをあかしの箱の前に置いた。
翌日、モーセがあかしの天幕にゆくと、アロンの杖から若葉が出ていた。
見ていると花が咲き、実を結んだ。
モーセは昨日の族長達を呼び寄せた。
彼は、それぞれの杖を彼らの前に運び出し、自分の杖を取らせた。
そのとき、彼らの目はアロンの手に集中した。φ(゚Д゚ )
若葉の陰から、確かにアーモンドの実を見たからだった。
モーセは彼らにアロンの杖を見させ、神様の選びの確かさを教え、なおも不平を持つ者の最後を示した。
族長達の口からは、驚きの声と、恐れの声しか出なかった。
神様はアロンに語られた。
アロンと、その子孫の祭司職への任命。
祭司職を助ける、レビ人の勤めとその報酬。
祭司の取り分とレビ人の取り分について。
そして、約束の地に着いたとき、他の族長達には、それぞれ、土地が与えられるが、レビ人には与えられない。
その代わり、神様に捧げられた、奉納物によって、養われることなどを伝えた。
それはまた、彼らが、神様によって養われていることを常に自覚し、感謝の心で過ごすことが求められていた。
それから芽を出したアロンの杖は神様の箱に納められることになりました。
もう二度と、祭司職について、人々が文句を言わないためでした。