神様はモーセにアバリム山に登るようにと指示しました。
そこに登ると、うるわしい景色が何処までも広がっていました。
モーセはすでにその地に足を踏み入れることを許されていない己を知っていましたから
胸が締め付けられるようなおもいでした。
吹き付ける風を頬に受けながら、エジプトからのさまざまな思いが去来しました。
そうして思うことは、愚かなこの民を牧者のいない羊のようにしないでくださいとの、願いばかりでした。
そんなモーセの思いを知ってか、ヌンの子ヨシュアを任命せよとおっしゃいました。
「強くあれ。雄々しくあれ。
神様の約束の地に民を導くのはあなたです。
主がともにおられる」とモーセは語り、祭司エルアザルと会衆の前で、ヨシュアの頭に手を置き祝福の祈りをしました。
これによって彼がモーセの後継者であることが示されました。
このときモーセは120歳でした。
そのあと神様は生け贄のささげ物について語られました。
1、常供のささげ物
2、安息日のささげ物
3、新月のささげ物
4、種入れないパンの祭のささげ物
5,7週のまつりのささげ物
6、ラッパの日のささげ物
7、贖いの日のささげ物
8、仮庵の祭のささげ物
沢山のささげ物があったんですね。
これは個人的なものではなくて、イスラエル全会集のための決まりごとです。