ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

72:國(くに)のうち五穀(たなつもの)ゆたかにして

地では、山々の頂に穀物が豊かにあり
その実りはレバノンのように豊かで
町の人々は地の青草のように栄えますように。
彼の名はとこしえに続き
その名は日の照るかぎり、いや増し、
人々は彼によって祝福されますように。
             新改訳



國(くに)のうち五穀(たなつもの)ゆたかにして
その實(み)はレバノンのごとく山のいただきにそよぎ
邑(まち)の人々は地の草のごとく榮ゆべし
かれの名はつねにたえず
かれの名は日の久しきごとくに絶ゆることなし
人はかれによりて福祉(さいわい)をえん
             文語訳


詩篇の作者って誰?
詩篇って150篇あるのですが、その内、
ダビデ作が73、アサフが12、コラが11、
ソロモンが2、 モーセが1、 エタンが1、
その他作者不明の詩が50.
(その中にはダビデ作では?というものが含まれているとか)
そう言うことで、大雑把にダビデの詩篇って言ってもいいのかな?

詩篇の多くは
新約の主人公誕生の約1000年も前に書かれているんですってね。
特に、2、8,16,22,45,67,72,89,
    110,118,132篇には
待望の新約の主人公について語っているとか。
ずいぶんと気の長〜い、凄い前宣伝です。

あら、72篇もですね。
戦いの人ダビデ王は、その子ソロモンに(この物語はまだ読んでませんが)
王としての理想を、子に託して作った詩。
そこに、新約の主人公の姿が編みこまれているというのです。
・・・・みんなどんどん代が変わって・・・・
それだからこそ期待が大きく膨らんでいったんでしょう。

・・・・

先祖代々の言い伝えって、時に何の根拠も無かったり・・でも、
耳を傾けるべきかもね。
「山に逃げろ」って言ったら、やっぱり動かない「山」に逃げるにしかず。
満天過海(まんてんかかい)・
      備えが十分行き届いていると思うと
      警戒心が薄くなる。
      日常のことであれば疑いを抱かなくなるものだ。
人間の造った物なんて、頼りすぎてはだめなんですね。・



詩篇72篇とはだいぶ違うところにいってしまいましたが・・・・。