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ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

涙の枯れたその瞳は・・・



『そのころ、イスラエルには王がなかったので、
 おのおの自分の目に正しいと見るところをおこなった。』

                    士師記21:
今日からは「サムエル記」で〜す。
嬉しいですね。これからは王様が現れて、
秩序を正してくださるのね。
ばんざ〜〜い!!

と、喜びたいところですが・・

新しい秩序を築くためには、古いものを壊さなければなりませんねぇ・
また新たな血が流されるのでしょうか?

                サムエルの活動の場所→
・・・・・・・・・・・・

物語はエフライムの山地
ラマタイム・ゾビムにエフライム人でエルカナという人がいました。
その人は信仰心が篤く
毎年、契約の箱が置かれているシロに上って、
礼拝をささげていました。

彼にはハンナとベニンナという二人の妻がいました。
ベニンナには子供がいましたが、ハンナにはいません。
ベニンナはそれをネタにして、ハンナをネチネチといじめました。

そんな裏の戦いを知ってか知らずか・・

     「ハンナ、何をそんなに泣いているんだい。
      息子が10人いるよりも、私がいればいいではないか」

な〜んて言って、夫エルカナはハンナを慰めていましたが
ハンナの心はさらに深く沈んで、痛みが体中を駆け巡りました。      
        (むむむ・・彼は知ってるんだよね。子持ち女のいじめを・・。
             だけどさ、家系存続が大切な時代、強く言えなかったのかもね・
             今だったら、嫁と姑かな・・
                 間に挟まって男の人は大変だけど、
                 毅然とした態度で臨むべきだと思うよ。・・・
             なに〜〜!「かあちゃ〜ん!」だって、
             ちゃうちゃう!!
                 嫁さん小脇にしっかり抱えて、
                 親は親として、敬うべきだと思うよ・・
                 言うはやすしですが・・)


とにかく今年も・・・シロへ行くことになりました。
礼拝を無事に済ませ、家族そろっての食事時、
無邪気に笑うベニンナの子供たちの声さえも、
今のハンナには悲しみの棘で、食事も喉をとおりません。

溜まりかねて神殿に駆け戻って泣くハンナ。
体を揺り動かし、声もかすれて祈る様は、
あたかも酒に酔った人のようです。

     「これこれ、酔いをさませ。何時までここにいる気だね」
     「ああ、、、祭司様。酔ってなんか居りません。
      子の無い女を哀れんでくださるよう、
      お祈りしているのです」 

祭司エリは彼女の話に耳を傾け、そして言いました。

     「イスラエルの神はあなたの祈りを知っておられる」
      安心して、家に帰るがよい」
           
心を注ぎだして祈り、祭司に話を聞いてもらった彼女の目から
涙がぴたりと止まりました。
すると、喜びがあふれ、心に安らぎが広がって、
目にするすべてが、彼女に微笑みかけているようでした。

次の日、エルカナの家族は早朝に主の前で礼拝し、
朝日を浴びながら、ラマにある家に帰りました。

時がたっても、ハンナの喜びは消えません。
今では、あのベニンナにさえ、
笑顔を向けて話しかけてゆきます。

夫エルカナは驚きました。

     「お前は変わったよ。
      悲しみの泉は枯れ、
      私を見つめる君の瞳は喜びに輝いている。
      軽やかに動くその姿に僕は捕らえて息苦しいよ。
      一体何があったんだい。
      状況は何も変わっていないのに・・」
      
エルカナはそういいながら、彼女をそっと引き寄せました。


・・・・・・・・・・・

最近、文字化けが・・・直ぐ直るときもあるけどね・・