やっとこさ、子宝に恵まれたハンナは、幼子が乳離れすると、
その子を連れ、夫と共にシロに上りました。
これは特別の旅でしたから、
生贄のための三歳の雄牛一頭を連れ、
小麦粉36リットル、皮袋に詰めたぶどう酒も
供え物として持ってゆきました。
礼拝が終わると、ハンナは祭司エリに言いました。
「祭司様、私を覚えておられますか?
以前ここで、子供を授けてくださいと、祈った女です。
そして、この子がその答えです」
ハンナはサムエルの頭に、そっと手を置きました。
「神様にお約束したように、
この子は、生涯神様にお仕えするために
今日、ここに連れてきました。
祭司様、よろしくお願いいたします」
ハンナはサムエルの肩をそっと押しました。
幼いサムエルは一歩前に進むと、年老いたエリをジッと見上げました。 ヾ(・д・。)バイバイ
エルカナとハンナは、サムエルを祭司エリに預けると、
もう一度礼拝しました。
そこでハンナは、うれしさのあまり歌いました。
ヽ(゚∀゚ヽ
前回、ハンナが変えられ、愛の人になったって書いたけど・・
このハンナの歌を読んだら・・
ちょっと顔色変わっちゃった。ε=(。・`ω´・。)
だって、「神様によって強められた」ってのは分かるわよ。
それなのに「私の口は敵をあざわらう」って?敵って誰?ペニンナ?
「うまずめは七人の子を産み」・自分のことでしょ?
「多くの子をもつ女は孤独となる」・こっちはペニンナよね。
なぁ〜にぃ、ハンナってずっと根に持っていたの?
こわぁぁぁぁあ〜〜。
なぁんて、読み込んじゃったけど
後半の賛美は新約聖書の主人公が語った
「貧しい人たちは幸いだ。」・・・・(なぜ?)
「飢えている人たちは幸いだ。」・・(うそ〜!?)
「泣いている人たちは幸いだ。」・・(やだぁ〜!?)
ルカ福音書6章 (難しい〜)(´Д`)=3
に、似ているんだとか・・
ええ!!このハンナの歌に、そんな事が含まれてるんだぁ・・・
(誰かが、後から付け足したとか・・そんな噂も有りですが)
この賛美の最後に
「油そそがれた者」と言う言葉が出てくるけど
聖書に初めて登場した言葉です。
☆○o*:;;;:
「お前は家を出て、神様のために働くんですよ」って、
いい聞かされて育ったとはいえ、
見知らぬ年寄りに預けられてしまったサムエル坊や・・
「僕って親に捨てられたんだ・・ (-ι_- ) 」 とか何とか、トラウマとして残らなかったのかしら?
三つ子の魂・・・と言うけれど、そこは母親の育て方が良かったのでしょうね
それに神様ご自身が、特別に彼をまもっておられたでしょうし。
☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆
これからは、彼の働きから目が離せませんよ。