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ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

我々に王を与えよ!!と叫ぶ民に・・

サムエル記

サムエルは一人、自分の部屋で頭をかかえた。


   「我々をさばく王を、我々に与えよ」


昼間、長老たちから聞いた言葉に胸がうずいた。


   「あなたは年老いている。
    あなたの息子たちは、あなたの道をあゆまない。
    ゆえに、他国のように我々に王様をあたえよ」


つい最近彼は、祭司の職を息子たちに譲ったばかりだった。
そのことについては、気がかりな事があったが、
杞憂は現実のものとなって、彼の耳に入ってきた。


彼はエリの息子たちのことを思い出していた。
サムエルにとっては、親代わりの尊敬する祭司エリ
その子供たちは、エリの警告の言葉もむなしく
祭司職を乱用して、神様の怒りをかった。


あの頃、サムエルも若く、真直ぐな眼差しで彼らを見つめていた。
そして思ったのは、
    いつか自分に子が与えられたときには
    あんな育て方はしない。しっかりと、
    聖なるこの職務を継がせるに相応しい子供たちにしてみせよう。
    そう思っていた。
そう思って、育ててきたつもりだった。


しかし目の前の息子たちには、
かつての彼の思いを踏みにじるものがあった。
確かにあった。しかし、
この職務につけば、心改めて、生活態度も改まるはずだ、
とも思っていた。


甘かった。
息子たちはますます、老いたサムエルを無視して、
自分勝手に振舞っていった。
そんな矢先の、長老たちの言葉だ、堪えないはずがなかった。


それにしても、何と言うことを言い出したのだろう。
神様が我々の上にあるべきなのに、王をだと・・。
ミツパでの大規模な悔い改めの集会をし、記念碑まで建て
常々言い聞かせてきたとゆうのに・・・
サムエルは言葉が出てこなかった。


膝まづいて目を閉じていると
神様のお声が聞こえた。


   「民の思うとおりにしてやりなさい。
    彼らが捨てるのはお前ではない、
    私なのだ。
    エジプトの地から導きだした、この私を差し置いて
    新しい王を求めているのだ。
    彼らの願いを聞き届けてやりなさい。ただし、
    王が彼らの上に立ったとき
    民が負わされるさまざまな重荷のことも、よく言ってきかせなさい」


サムエルは民に向かって言った。


    「王が立てられれば、
     王はお前たちを、奴隷のように扱うだろう。
     その時になって、神様に助けを求めても、もう遅いのだぞ。
     それでも良いのか?」


    「そんなことはかまいません。
     よその国と同じようになりたいのです。
     我々に王を!!」


サムエルの報告を聞いた神様は言いました。


     「よし、彼らの願いを聞いてやれ」



・・・・                        

     さて・・・王様は誰?


     そこは神様のこと、ほったらかしにはなさいません。
     もうすでにお選びになっておられるようですよ。
     さっき、サムエルの耳元で
     その、王となるべき者の名前を、おっしゃいましたから・・。


     聞きたいなぁ〜?
     誰かしら?
     名誉あるイスラエル初代王様。


次回が楽しみだわ〜〜