ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

彼はわたしの心にかないました


      「ダビデをわたしに仕えさせて下さい。
       彼はわたしの心にかないました」

エッサイはサウル王から来た使者の言葉を聞いた。
末っ子を手元から離すことへの寂しさはあったが、不安は無かった。
それは預言者サムエルに油を注いで祈ってもらったおかげで
その子はその時から、一回りも二回りも大きくなっていたからだ。。

そのサムエルはすでにラマにいて
心は主に従うことの喜びで満ちていた。
しかし、
ベツレヘムに行く数日前までは心が塞いでいて
サウルのことで自問自答していたのだった。
彼に油を注いだのは彼だったから・・・・

彼サウルは当初、アモン人に対して輝かしい勝利でイスラエルを歓喜させた。
しかし、急速な成功を収めた人にありがちなおごりが、謙遜を傲慢にかえ
自己増長とゆう怪物を太らせていった。

純朴で純粋な信仰を持っていたはずだった彼が、
指導者として不適格だったのか?。
神様も彼を祝福し、彼に油を注ぐことを拒まれなかった。なのに・・・
もう少し丁寧に言葉かけをするべきだったのだろうか・・
彼はあのまま、農夫としての生活がよかったのでは・・
私には人を見る目がないのだろうか・・

ああしておけば・・
こうしておけば・・
そんなことが、頭の中をくるくる回り続けていたあの日

     
     「サムエル、私がすでにサウルを王から退けたのに
      お前はいつまで悲しんでいるのか。
      角に油を満たせ。ベツレヘムへ行くのだ。」

      「えっ!!ベツレヘム
       サウルに知れたら殺されます」

しかし神様は、彼に知恵を授けられたので、サムエルは重い腰を上げ
ラマから南19キロの所にあるエルサレムへと向かった。

エルサレムに着くと、町の長老たちが彼を出迎えたが
どこかおずおずとして、サムエルを恐れていた。
それは温厚だったサムエルが、
アマレクの王アガグに下した厳しい裁きのゆえだった。

     
     「これはこれはサムエル様、お久しぶりでございます。
      今日はお早いことで・・
      また何か・・・   」

     「皆様おそろいで有難う。
      まあそうかしこまらないでください。
      今日は、神様に犠牲を捧げるために来たのです。
      皆様も身を清めて来てください。
      それからエッサイの家族も招待してください。
      礼拝の場所はすでに決めていますから」


粛々と犠牲が捧げられると、サムエルは振り返ってエッサイを呼んだ。
      
      「今日はお前たち家族を祝福するために来たのじゃよ。
       さあ、子供たちを一人づつ私の前に連れてきなさい」

初めに長男のエリアブが彼の前に立った。
      (おお、この人こそ新しい王に相応しいのでは・・)
サムエルにそう思わせるだけのものが彼にはあった。

すると神様は言われた。
      
      「顔かたちや身のたけを見てはならない。
       わたしが見るところは人とは異なる。
       人は外の顔かたちを見、私は心を見る」

エッサイは次男アミナダムを呼んだ。
それから次々とサムエルの前に子供たちが立ったが
彼は首を横に振り続けた。
 
      
      「お前の子供はこの七名だけですか?」
      「いえ、あと一人居りますが・・しかし、
       今は、野に出ていて、羊の世話をしています」
      「おお、あと一人居ったか。よしよし、
       連れて来なさい。
       その子が来るまで食事はお預けじゃな」

サムエルの顔は和み、その腹がキュルキュルと鳴った。
待つこと一時、あたりが急にざわめき
キラキラと輝く瞳を持った、血色の良い少年が飛び込んできた。

      
      「彼だ。その子だ。その頭に油を注げ」

サムエルに、その声ははっきりと聴こえ
彼の胸は高鳴り、油注ぐ手が震えた。

サウルに続く、新しいイスラエルの王の誕生だ。
サムエルはその胸の高鳴りをラマまで持ち帰った。
そうしてまた、
哀れなサウルのために、執り成しの祈りをせずにはおられなかった。

      “ダビデ”

新しい王の名前はそれだけで美しかった。
しかしそれが公にされるまでの道のりは長く険しかった。

それにしてもどうしてダビデ少年が、
王様に気に入られてしまったのでしょうか?

王様の耳にこびりついて離れない言葉がありました。

       「主はあなたを捨てて、イスラエルの王位から退けられた」

信頼し、尊敬していたサムエルの言葉です。
そのときから彼の目は霞に閉ざされ、
恐れと疑惑の衣で覆われたのでした。

            (うつ病に?
             あんなこと、権威ある人から言われたら誰だって・・
             凡人の使う言葉ではありませんね。
             サムエルだって使いたくなかったのでは・・
             ただ神様が言われたので・・・)
            
見かねた家来たちが、手分けして治療法を探したところ、
「琴の音」が良いとゆうことになって奏者を探したところ
“エッサイの子ダビデ”に行きついたとゆうわけ・・・

次期イスラエルの王として油注がれ、神様の祝福を受けた者と
     「私は彼を捨てた」
           と神様に言わしめられたサウル王様とが
     このようなかたちで対面しているなんて・・・・

           出会いとは不思議なものですが・・


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        神様!これでよろしいのでしょうかぁぁ????

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