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ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

いつものままで・・

サムエル記

おお!!
サウル王は思わず叫び、そして手を叩いていた。
その眼下の先に横たわっていたのはゴリアテだった。


「まだか? まだ現れないのか?」

彼が幾度目かの問いかけをしたとき、
どかどかと、入り乱れた複数の足音が重なって
少年ダビデが彼の前にひざをついた

王は満足そうに彼を眺め、
その前に置かれた
生々しいゴリアテの印を見た。




「打倒ゴリアテ」と「少年ダビデ」

一体どんなつながりがあったのでしょうか。

今や超人気者になったダビデ少年、
なかなか近づいて、お話を聴くまでにはいたりません。
あら、何か言いたげな兵士が近づいてきました・・


 「どうでしたか?」
  「どうもこうもないさ。あの子はどこの子なんだ」
 「ベツレヘムに住むエッサイの末っ子ダビデとか・・」
  「そうかい、それにしても凄いもんだ。
   度胸が据わっているとゆうか、なんとゆうか・・
   俺は始めっから最後まで、しっかりと見たんだ」

 「何を見られたのです?
            敵はあっちの山の上でしたね」
   「おうさ、我々は王様の兵隊と一緒になって、
        こっちの山で、睨みをきかせてたんだ」

 「それで・・」
   「そうしたら、ガテ出身のペリシテ人ゴリアテ
    朝に夕に叫ぶんだ。 『一騎打ちだ!』って。
         わしらが負けたら奴隷になれとさ・
             それが40日も続いて・・」

 「大変でしたね。
     聞けば身の丈が、2m90近くもあったとか」
   「いや見た目、3mは越してたかも・・
          それに、やつの武器が凄すぎたよ。
             100kもある鎧をつけて、
    穂先が12kもある鉄槍をぶんぶん振り回してたんだ。

    そんな奴が『一騎打ちだ!!腰ぬけどもめ』って、
           大変も何も・・俺たち戦意喪失さ。

                   そんな時だよ、
     あの若造が山を駆け下りていったのは・・・」

 「ダビデ少年ですね」
                   「そういえば、
   『あのゴリアテを倒せば、王女さまと結婚できて、
    報奨金が貰えて、一族は無税になるのか』って
         しつっこく聞きまわってたなぁ・・」

 「お姫様と結婚?!本当ですか?」
   「ああ、
    わしらを鼓舞するための、王様からのお言葉だ。
    奴の兄貴たちが鼻ったれ小僧の出る幕じゃあない
           野次馬もほどほどにしなって・・
                どなってたなぁ・・・
    それでも奴、兄貴たちにくってかかってたよ。
    それから暫く姿が見えないなぁと思ってたら、
                  突然あれだろ」

 「ゴリヤテに向かっていったんですね」
   「そうなんだがね、武器を持ってなかったんだよ。
    始め近くの川に入っていって何か探してたから
         やっぱり子供だなぁと思ったんだ。」

 「何を探してたんでしょうねぇ」
   「石さ、丸っこい石を五個、ちっさい袋に詰めてたな」

 「石をですか?」
                「そうさ、石だ。それから、
    空を翔るようにして、あいつの前まで走っていったんだ。
          その姿が綺麗で、見とれちまってさぁ・・。

    奴が巨人の前で『俺が相手だ!!』って叫んだら、
                 『子供と戦えだと!
    そんな細っこい杖を持ってきて、俺は犬か?!』
               て、かんかんに怒ってね
                 『かかって来い!!
    今日、お前のその体は、鳥や獣の餌食だ!』って。

    わしら、はらはらどきどきもんだったよ。
    それでもあのちびは一歩も引き下がらず、
                 啖呵を切ったんだ」

   『お前は武器を持って向かってくるが、
          俺は、お前が侮ったイスラエルの神、
    万軍の主の名によって戦うのだ!!
    今日、主は、お前の命を俺に渡された。
    さっきお前が言った言葉は、そっくりお前に返してやる!!』
 
 「え〜っつ、そんなことを言ったんですか」

    「気持ちがよかったねぇ。
     それからあいつは、袋から石を取り出してね、
           石投げを振り回したんだがね・・
     アッとゆうまで、何がなんだか分からない間に
                   物凄い音がして、
     ゴリアテがぶっ倒れて泡を吹いてて・・・。

     あいつはゴリアテの体に馬乗りになると、
     ゴリアテの剣を抜き、止めを刺したってわけさ。
     皆、口をあんぐりあけて言葉も出なかったよ。
     ペリシテの奴らが悲鳴を上げて逃げ出すのを見て、
             慌てて後を追ったってわけさ。

     わしはそのとき足をひねってね、
     これ、このとおり足を引きずってるってわけだ」


 「そうですか・・どうも、あ、ありがとうございましたぁ〜
   足、はやく直るといいですね・・・」

・・・・・・

そんなわけで、ダビデ少年の兄さんたちを探してみましたが、
ペリシテ人を追っかけていった後でした。

勢いづいたイスラエル軍は、ペリシテ軍を追いかけて
その陣営にまでも至り、
彼らの武器やら何やらを略奪したのでした。
何といっても、鉄でできた武器は彼らの憧れ、
仲間同士、大騒ぎで取り合ったはずです。

そうですね。ダビデ少年のお父様のところに行ってみましょう。
彼の実家に立ち寄って、息子さんの活躍ぶりを伝えると、
お父様は大層お喜びになられ
息子が戦場に出向いたわけを話してくださいました。

・・
それによりますと、息子さんはサウル王様にお仕えしながらも、
ときどき実家に帰って羊の番をしてたみたいで・・

戦が始まってしばらくたったある日、
義勇軍として加わった息子三人の安否が気になり、
弁当を届けるように頼んだとか。

兄さんたちには、いり麦一枡とパン十個を
千人隊長さんには10個のチーズをと
お父様も上司には気を使ったようで・・。

・・・・
もっとお話をお聞きしたかったのですが、
そうもしておられず・・
ピョコピョコと帰り道を急いでいた折のことです・・

・・・・
         突然視界がさえぎられ、呼吸困難に
            ビィィィ〜〜〜〜!!
     二本の足はむなしく宙でバタついていました。

  
  「兄さん、美味そうなひよこを捕まえましたよ。
   歯の弱い父さんにちょうどいい土産だ」

生臭い息が、ふわふわイエローのひよこの羽毛にふりかかり・・
             ビイ〜〜!!

                いつもは可愛いひよこですが、
        この時ばかりは、こんな声になってしまって・・
                  気絶しそうになりながらも、
      そうだ、ひよこって、言葉が話せる!!って気づいて

           彼らはダビデ少年の兄ちゃんたちではって、
               野生の感がビビビーと働いたので
  
  「ビイ〜〜!!
        まってぇぇぇぇ・・!ビヨ!!
        ダビデさん知ってる!ビヨ!!」

  びよこを引っつかんだ手の主が、ビックリして力を緩めたすきに
         ひよこ、バタバタ地面につんのめる様にして着地。
   急いでそばにあった木によじ登って・  一息ついたのでした。
                   「はっ、ふう〜〜。。。。」
    
         (ひよこって、木によじ登れたかしら?
          火事場の馬鹿力・・、
          何でもできちゃうのだぁぁぁあ)

後で知ったことですが、
目をまん丸にして見あげていたのが、三男のシャンマで
ひよこの首を締め上げたのは、次男のアビナダブ
少し遅れてやってきたのが、長男のエリアブさんでした。

彼らは最初、
異様なものを見るような感じで、ひよこを見ていましたが、
気持ちが落ち着き、言葉が分かると知れると、
ひよこの質問に機嫌よく応えてくれました。

・・・・
僕らが末っ子のおしゃべりを止めさせようとしていた時、
誰かが王様に報告したようで、末っ子は王様の前に・・
・・・・

  「誰かと思ったら、お前だったのか。
   で、お前が巨人を倒すというのか?」
  「はい、私にやらせてください」
  「お前はまだ若い。相手は訓練を積んだ兵士だぞ。
   それも、馬鹿でかい。」

  「私は普段、羊を飼っています。
   野獣が羊を襲えば、彼の口から彼らを救い出すために
   飛び出していって、そのひげを掴み、
   討ち果たして助け出します。
   戦いには慣れています。
   割礼なきペリシテ人の暴言を、見逃すことはできません」

  「そうか、あいわかった。わしの武具をつけて行け」
・・・・

サウル王様は機嫌よく、立派な武具をダビデに与え、
           末っ子はそれを着けてみたのですが・・・
・・・・

   「ははは、は(笑)、馬子にも衣装とはゆうが、
                     これでは・・・」
   「私の体に、これは合いませんね。
                歩くこともままなりません」
   「そのようだな・・・さて、どうしたものか?」
   「いつものままで行かせてください。
                   主が私を守られます」

・・・・
サウル王は末っ子の濁りない心がうらやましくもあり、
               頼もしくもあったようで・・・。

・・・・
   「主があなたと共におられるように」
           と祝福して送りだされたってわけで・・。
・・・・

な〜るほどね。。。。
それで、王様は見張り台の上なんかに登られて
様子をご覧になられたってわけですね・・

やっと、やっと、頭と尻尾が繋がりました。
やれやれですぅ〜〜〜〜。。。。。



今日も長くなってしまった。
最後までお付き合い、ありがとうございました。