ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

88:わがたましひは患難(なやみ)にてみち・・・



1995年1月17日
あの朝、
テレビに映る画面が、現実のものとは思えず、
ただ、ただ、眺めていました。

飴細工のように曲がって、ひしゃげた高速道路が
子供のおもちゃのように転がっていて・・
黒煙が幾筋も重なり合って続いていたのを思い出します。

明日は、ひよこにとって特別な日だったということも忘れて・・

・・・・

今日の箇所は、そんな災害に遭われた方々の
涙と呻きと、叫びのような箇所です。
聖書の中のヨブのような
叫びに満ちています。

・・・・

平凡な生活から突然奈落の底に突き落とされるような
自然災害も、事故も、ある日突然・・・
かってそのような経験をなさった方、
今そのような暗闇で必死にもがき苦しんでおられる方の
心の叫びのようでもあり・・
まだ、そんな目に遭ったことのない人のための、
心の備えを迫っているようでもあります。

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私のたましいは、悩みに満ち、
私のいのちは、よみに触れていますから。

あなたは私を最も深い穴に置いておられます。
そこは暗い所、深い淵です。

あなたは私の親友を私から遠ざけ、
私を彼らの忌みきらう者とされました。
私は閉じ込められて、出て行くことができません。
私の目は悩みによって衰えています。

主よ。私は日ごとにあなたを呼び求めています。
あなたに向かって私の両手を差し伸ばしています。

あなたは死人のために奇しいわざを行われるでしょうか。
亡霊が起き上がって、あなたをほめたたえるでしょうか。 
あなたの恵みが墓の中で宣べられましょうか、
             あなたの真実が滅びの中で。
あなたの奇しいわざが、やみの中で知られるでしょうか、
              あなたの義が忘却の地で

しかし、主よ。この私は、あなたに叫んでいます。
朝明けに、私の祈りはあなたのところに届きます。
主よ。なぜ、私のたましいを拒み、
            私に御顔を隠されるのですか。
私は若いころから悩み、そして死にひんしています

あなたの燃える怒りが私の上を越え、
          あなたからの恐怖が私を滅ぼし尽くしました。
これらが日夜、大水のように私を囲み、
               私を全く取り巻いてしまいました。
                   新改訳改訂3


わがたましひは患難(なやみ)にてみち 
我がいのちは陰府(よみ)にちかづけり

なんぢ我をいとふかき穴 くらき處(ところ) 
                   ふかき淵におきたまひき

わが相識(あいし)るものを我よりとほざけ 
                  我をかれらに憎ませたまへり
われは錮閉(こめとざ)されていづることあたはず
わが眼はなやみの故をもておとろへぬ 
われ日ごとに汝をよべり
エホバよなんぢに向ひてわが両手をのべたり

なんじ死者(しねるもの)に
         くすしき事跡(みわざ)をあらはしたまはんや
亡せにしもの立ちてなんぢを讃めたたへんや
汝のいつくしみは墓のうちに 
汝のまことは滅亡(ほろび)のなかに
                 宣傳(のべつた)へられんや
汝のくすしきみわざは幽暗(くらき)に 
なんぢの義は忘失(わすれ)のくにに知らるることあらんや

されどエホバよ 我なんぢに向ひてさけべり 
わがいのりは朝(あした)にみまへに達(いた)らん

エホバよ 
なんぢ何(いか)なればわが靈魂(たましひ)をすてたまふや
何なればわれに面(みかほ)をかくしたまふや
われ幼稚(をさなき)よりなやみて死ぬるばかりなり

汝のはげしき怒りわがうへをすぐ 
              汝のおびやかし我をほろぼせり
これらの事 ひねもす大水のごとく我をめぐり 
ことごとく来たりて我をかこみふさげり
             文語訳



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出口の見えない苦しみ・
理不尽な災い・・・・・

自問自答する日々・・・

苦しみは、その本人にしか分からない・・

神はどこにおられるのか?

あきらめないでください。
それでも神はあなたを愛し
そのすべてをもってあなたを包み守られています・・

・・・・・・・・・・・・・・・

「それでも人生にイエスという」
    V・E・フランクル
     (春秋社)


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すみませ〜ん・・・いつも、へなへなひよこなのですが・・・
まさに、ひよこを励ますための言葉でもあります。。。。