ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

いる!いない?いる!いない???どっちなんだ!?

ゾパルは風が過ぎ去るのを待って声を上げた。

彼は忍耐強く自分の時を待っていたのだ。

二人の友がヨブにやり込められているのを聞いていた。

歯痒くて、不愉快だった。

あくまでも自分は「潔白だ」と言い張るヨブ。

彼はあんなに強情っぱりだったかしらん?

古くからの友の言葉を受け入れようともせず、

批判さえしてくるとは。

彼は自暴自棄になっている。

そのうえ、神様と直談判したいだのと言いだした。

饒舌にもほどがある!止まれヨブ!止まるんだ!!

 

   ヨブよ! 頭を冷やせ!

   神様の思いは深くてひろい、計り知れないのだ。

 

ゾパルは新しい切り口でヨブを説き伏せようと思ったが、

口をついて出る言葉は、

先の二人の友人と似たり寄ったりだった。

 

ヨブは三人の友達に失望していた。

 

   お~い!! 助けを求める者を目の前にして、

   頭でっかちの言葉しか出てこないのかぁ。

   それじゃあ教科書を丸暗記だ。

   そのくらいのことは私だって知っているぞ。

   いや私は神様に祈って答えられたことだってたくさんある。

   だが今はこのざまだ。

   世の悪人は栄え、

   神様に忠実に従ってきた私が、神様から撃たれるとはな。

   だからこそ、

   神様からこの苦しみの意味を教えてもらいたいのだ。

 

   いつ死んでもおかしくないくらいに打ちのめされている。

   死にたいと願っている。

   が、私が死んだらどうなるのだ?

   姿かたちもなくなって、無になってしまうのか? 

   魂もシャボン玉のように弾けて消えてしまうのか?

   それとも、

   どこかでず~っと、死人として横たわっているのか?

   そうして、神様にも忘れ去られてしまうのだろうか?

   死んでしまったら、

   もう二度と生き返ることはできないのか?

   いや、人は死んでも再び生きるかもしれない・・

   ああ、耳鳴りがする。頭が痛い!!

 

うずくまるヨブに向かって、

エリパズは再び声を上げた。

今度もまた、激しい言葉でヨブを責め立てた。

 ヨブはいたたまれずに叫んだ。

 

   何が友達だ!ただ、お説教をたれて、

   批判の刃を向けてくるだけだ。

   慰めの言葉一つも、持ち合わせていないらしい?

   私の体は打ちたたかれ、涙でただれた瞼は垂れ下がって、

   幸いにも、お前たちの姿も定かに見ることが出来なくなった。

   ああ、いつまで神様の激しい攻撃は続くのだろう?

   でも、屈しないぞ!

   あきらめないぞ!

   自説を引っ込めはしない!

   私は潔白なんだ!

 

   そうだ!

   天には私の弁護人がおられる。

   友達の攻撃の刃の前に、立ちはだかって下さるお方だ。

   その方は、神様と私の間を橋渡ししてくださる。

   あああ、私を助けてください。

   神様は答えてくださらないのか?

   ということは、

   私はこのまま・・・闇の中に沈んでゆくのか?

 

土ぼこりが舞い上がった。

小さな渦が巻き起こって、右に左にと揺れ動いて消えた。

ヨブの心も渦巻く土ぼこりのように舞い上がって、

その定まるところを知らなかった。

 

ぴよ!

もおお・・!

何とか解決の糸口を見つけたい!!

次回、それができるか…

それがぁ・・

まだまだ続くんです~う。(;´д`)トホホ

飛ばしてしまおうかしら…

ぴよ!!

 果たしてヨブさんの気力は、体力は・・持ちこたえるでしょうか?

 

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聴いてわかる聖書 ダイジェスト版 【ヨブ記 2】 - YouTube

*1:こんな怪獣いるかな?ある日の「空と木」の写真を横にしてみたら、あ!