ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

記念の場所をたずねて・・

ギルガルからべテル。

べテルからエリコへと

神様は私を導かれた。

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しかしそれは、

私自身の望みだったような気がするし、

エリシャの為でもあったのではないか,
とも思う。(・・?
 
  「ここにとどまっていなさい。」
 
と私がエリシャに言うたびに、
瞼を激しく動かしながら彼は言った。(´;ω;`)ウッ…
 
  「主は生きておられます。
    また、
   あなたも生きておられます。
   私はあなたを離れません。」 
 
それは今までの私の来し方でもあり、
若き日の自分を見るようでもあった
その言葉は、夜の白むまで、
呻き、嘆き、苦しみ、もがきながら、
吐き出してきた言葉だった。
私は寂しい山峡で育った孤児で、
身にまとう物も粗末だった。
預言者としての教育を荒野でしていた時から、
まとう物は毛衣だった。
髪も伸び放題で、人々は私を見ては、
けげんな顔をしたものだったが、
私はその異相をやめなかった。
 
私の預言者生活は、
激しい戦いの日々だった。
それまで、
人を攻める言葉を履いたこともなく、
人をなじることなど全くない、
静かな生活だったから。
 
あれ以来、
嵐の中でもてあそばれる枯葉のように、
私の心は激しく震えておびえていた。
そんな私が、告白する言葉がこれだ。
  「主は生きておられます。
   私はあなたを離れません。」
 
たびたび、
時を忘れて祈り続けた。
朝日に染まる妙なる雲の、
その雲の隙間から光が差し込んで、
目が奪われることもあった。
それらの光の中に身を置くと、
活力が全身にみなぎり溢れて、
難しいご用を全うすることができたのだった。
 
べテルはその昔、
アブラハムが旅の途中で、
近くに立ち寄り、祭壇を築いている。
ヤコブは、長子の権を兄から奪ったことで、
その報復を恐れ、
この地で夜を徹して祈った。
その折に、
 
  「イスラエル
 
という名を賜った記念の場所であり、
我ら民族の信仰の原点となった所だ。
私はこれらを記念して、
ここに預言者学校を作った。
 
  「エリシャよ。
   これから、
   どんなことが降りかかってこようとも、
   この場所を忘れるなよ。
   ご先祖様の祈りの積み重ねてあるこの場所を。
   その場所をいつも、
   お前の心の中に確保しておくのだよ。」
 
私たちは赤茶けた細い道を下りて、
預言者学校の門をくぐった。
 創始者でもある私は大歓迎を受けた。
その帰り際、
 若い預言者がエリシャに駆け寄って来てささやいた。
 
  「神様が今日、
   エリヤ様をあなたから
   取られることを知っていますか?」
 
   「はい、知っています。
    でも、
    あなたがたは黙っていてください。」
 
少し強張った声が風に乗って私の元に届いた。
そして、相手を振り切るようにして、
エリシャの駆けてくる足音が近づいてきた。
 
私たちはこれからエリコに行くのだ。
 
エリコも、
イスラエルの民にとって記念すべき町の一つだ。
そこは、ヨルダン川から西に9キロの所にあった。
あったというのは、
今はがれきの山になっているからだ。
今朝,私たちが出発したギルガルは、
かつて、ヨシュアの総司令部のあった場所だ。
エリコはそのギルガルと、
ヨルダン川とのちょうど中間に位置していた。
 
約束の地は、
手放しで我ら民族に与えられたものではなく、
先住民族を倒して、
手に入れなければならなかった。
 
砂漠を彷徨うこと40年、
武器を手にしたこともない民だった。
それがこれから、
力ずくで踏み込んでゆかなければならないのだから、
相当なプレッシャーだったはずだ。
そこで神様は、
民に自信を植え付けさせるために、
不思議な方法で堅固なエリコの城壁を崩された。
ご自身のお力を見せつけられたのだ。
 
  お前たちには私がついているぞ!
 
とばかりに。
 
  「おおそうだ。
   エリシャよ、
   このがれきの山こそ、
   力あるお方が我らの神である証なのだ。
   そしてこのお方が、
   お前と共におられるのだよ。」
 
私がここに預言者学校を創立したのは、
神様のお力を忘れないためなのだ。
私はここでも色々な引継ぎの手続きを手際よくこなして、同労者と別れを惜しんだ。
エリシャはまたもや、
同じ質問をさているようだ。
幾人かの輩に囲まれ、
顔を真っ赤にして何か言っている。
 
最後の行く先はヨルダン。
 
私たちはだんだん口数が減り、
ただ、土ぼこりをまき散らして歩を進めた。
細い緑の稜線が見えてきた。
川の匂いもしてきた。
そして、私たちを遠巻きにして、
預言者のともがら50人ほどがついてきていた。
 
私はずんずんと川岸に近づいて行った。
そして水分を含んで色が変わっている、
柔らかな土の手前で止まった。
エリシャが私にぶつかりそうになって、
息をつめて止まったのがわかった。
 
太陽は傾きを増していたが、
照り付ける力はまだ衰えていなかった。
雲一つない空。
吸い込まれそうな予感に私の身は震えた。
 
         🐤もピョピョついて行くのだ!!
             決定的瞬間を、パチリ!📷