三日前にセミの 初鳴きを聞きました いつもの公園 地面はいまだ変化なし 初鳴き聞いた輩は おめめパッチリ動かして 揺りかごそっと動かして ゆっくりゆっくり ほんに短いひと夏を 命捧げて駆け抜けて 次の命の盃に溢れるほどの祝福を 注いで彼は声を止め ゆ…
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