ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

歯形に負けて?  (38-2)

天地創造の大仕事を終了した神様は、

湧き出る泉で地を潤し、草木も青々と地を覆っていました。

さて、管理人が必要だなと、思われた神様は 

土の塵で人を造られました。

神様は御自分に似せて人を造られ、

その出来栄えに大満足。

そうしてエデンの園に住まわせました。

そこは楽園、働かなくても生活に困ることはありません。

『善悪を知る木』と『命の木』が園のシンボルツリーです。

    『おまえは自由だよ。
     だたし、シンボルツリーの木の実だけは食べてはいけない』

神様は人を信頼したのでしょう。

口約束だけで、その木の周りには柵もなければ立て札も立てませんでした。


神様は、お見合いをかねて

生き物に名前を付けるという仕事を、人に与えます。

でもその中には人の心をとらえる生き物はいませんでした。


そこで神様は、最後の創造をして人に見せます。

     『我が骨の骨、肉の肉・・・』

 一目ぼれです。

なんせ、自分のあばら骨から創られた魅惑的な形をした生き物でしたから。

神様は初めの人を「男」、そして男から造られた人を「女」と名付けました。

男は有頂天です。

ところがこれが曲者。

これを機に男の人生は急変してしまうのです。

あろうことか女は、特別区に足を踏み入れ、

言葉巧みな蛇の誘いに乗って、禁断の木の実を手にし、口に含みます。

そのなんと麗しいこと。女は大急ぎで男にも薦めました。

いとしい彼女のかわいらしい歯型のついた魅惑的な木の実。

一瞬、神様との約束を忘れて、

ふらふらと手を伸ばす男。


ま、まって!! ・・。

それを食べたらあんたは地獄行き!!

とばっちりを受けてこちとらも地獄行きぃ・・・!!。

ひどい話じゃございませんかぁ!!

とひよこが叫んでも聞こえないか。


さて、さて、ふたりの運命やいかに・・