ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

アブラム、ロトと分かれる・・・ (38-8)

サライのことで、パロ王家は散々な目にあわされたのだから、皆殺しにされたってしょうがなかったでしょうに・・
 誰一人傷を負うことなく、財産も没収されずにエジプトを出ることが出来たアブラム一行・・

彼らはちょうど飢饉がおさまったネゲブに戻ってきました。
もちろんロトも一緒です。
そこは故郷を出て、初めて祭壇を築いた所でした。
財産が多いということは争いの元で・・
アブラムとロトの家族の間にいざこざが起こるようになりました。
あまりにも家畜が増えていたから牧草とか、水とかでしょうね・・・

そこでアブラムは、ロトに選択権を与えて住むところを選ばせました。
ロトはヨルダンの低地の、すみずみまでよく潤っていた東の土地を選びソドムにうっつて行きました。

アブラムはカナンの地に住むことにしました。
アブラムが一人になると、神さまはアブラムに言われました、

「ここから、すべてあなたが見わたす地は、
永久にあなたとあなたの子孫に与えます。
わたしはあなたの子孫を地のちりのように多くします。」

アブラムは天幕を移して、ヘブロンにあるマムレのテレビンの木のそばに住み、その所でも、神さまに感謝を捧げました。

そのころソドムに移り住んだロトは、戦争に巻き込まれていました。ソドム王と四人の王は長い間、ケダラオメル王に支配されていたのですが、とうとう反乱を起こし、連合軍を「塩の海」の谷に結集して戦ったのです。結果は惨敗でした。

ソドムに住んでいたロトも財産は没収され、捕虜として捕まってしまったのです。

一人だけ逃げ延びた男は、すぐアブラムに助けを求めました。
アブラムはすぐに訓練した若者たち318人を引き連れて、意気揚々と引き揚げる連合軍をダンまで追い迫って奇襲攻撃をかけました。

ケダラオメルとその連合の王たちは、たちまち追われる身となり、ロトを初め捕虜や財産を取り返しました。

凱旋してくるアブラムをサレムの王メルキゼデクはパンとぶどう酒とを持ってきて彼を祝福しました。
アブラムは彼に戦利品のうちから十分の一を贈りました

ソドムの王も、わざわざ彼を出迎え、そしてアブラムに言いました。
「わたしには人をください。財産はあなたが取りなさい」

しかしアブラムは、「私は糸一本でも、くつひも一本でも、あなたのものは受けません。
アブラムを富ませたのは私だと、あなたが言わないように・・ 
        
しかし、若者たちが食べたものと
        一緒に行ってくれたアネルとエシコルとマムレにはそれ相当の分をとらせてください」と言いました。


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音声、ありま~す!!
http://www.youtube.com/watch?v=SvQMhGNUER0

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アブラム〜〜!!
かっこいい〜〜!!(*^_^*)