ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

ソドム崩壊     (38-13)

=== ロトの妻塩の柱に ===
その日ロトがソドムの門にすわっていると、主の使いが門を入ってくるのに気づきました。
ロトはすぐ彼らのところに行って
     「どうぞ、しもべの家にお泊まりください」
      と勧めた。
彼らは広場で夜を過ごしたいと言ったが、
ロトがしいて勧めたので、彼の家に泊まることにした。

夜になると、ソドムの町の人々が、ロトの家を囲み、叫びだした。
     「旅人はどこだ。それを出せ!」
彼らは聞くに堪えない卑猥な言葉でわめいていた。
ロトは震えながらも意を決して外に出て言った。
     「ま、まってくれ。あの客人には手を触れないでくれ。
      その替わり私の娘を差し出そう。
      生娘だ!好きなようにしてくれ!!」
しかし、町のならず者は声高に叫んだ。
     「お前はよそ者だ。
      それだのに、いつも、俺たちの上に立とうとする。
      こうなったら、おまえが先だ!!」
彼らはロトの身に激しく迫り、進み寄って戸を破ろうとした。
その様子を見ていた主の使いは、人々の目を眩まされて
ロトを家の中に引き入れ、戸を閉じた。

ふたりはロトに言った。
     「ほかにあなたの身内の者がいたら、
      ここから連れ出しなさい。この町は滅びます」

ロトは夜が更けるのを待って、町の人の目を盗みながら、
近くにいる親族にこの事を告げ
娘たちの夫となる若者たちにも知らせて回ったが
誰も信じなかった。
ロトの家族も、一晩中話し合っても結論が出ず、夜が明けてしまった。

すると御使いは、
なお、ためらっているロトの家族の手をとって、無理に家の外に連れ出すと言った。
     「自分の命を救いなさい。
       山に逃げるのです。
       後をふりかえってはいけません!!」

空は今まで見たこともない朝焼けで、
夜明け前から不気味な地鳴りが響いていた。
気付けば、主の使いたちの姿も消えていた。
  ずずず、し〜ん
体に響く揺れを強く感じた時、ロトは、家族の先頭に立って走り出した。
走りながら彼は絶えず叫んでいた。
   「立ち止まるな!!
    後を見るな!!
    はぐれるな!!」
ソドム町の門をくぐり、揺れがひどくなって足が絡まりそうになりながらも走った。
そうして、後ろからは人々の叫びや炎の熱気が迫ってきていた。

ロトは主の使いに願って、低地のゾアルに逃れることにしていた。
年老いて山までは行けなかったからだった。
その町は低地だったが、主の使いに守られて無事だった。
ロトはほっとして、足を止め、妻の名を呼んだ。
しかし、彼の妻の声はなかった。
    「おかあさ〜ん・・」
娘たちは声を上げて泣いた。
親子三人、肩を抱き合うようにして、始めて後を振り向いたとき
風が運ぶ硫黄の臭いが鼻を突いた。

彼の妻は後ろを振り向いて、塩の柱になってしまったとか・・・
    (今でも、死海南端には「ロトの妻)と呼ばれる塩の柱があるとか・・)
そしてこの日、ソドムは死海の海底深くに沈んでしまったのだった。

アブラハムは朝から主に願った場所に立っていた。
ソドムとゴモラの辺りから煙が立ち昇るのを見たとき
ロトの家族の無事を祈っていた。

気づけば彼の影は、雑草の中に隠れ、彼の足の下にうずくまっていた。
彼は遠くで妻サラの声が聞こえたような気がして、
きびすを返した。

音声
http://www.youtube.com/watch?v=W3sEhX4OBvw

。。。。

(;O;)・・・
     そんなぁぁぁ・・・ 
     自分の娘を・・ですかぁぁぁ・・
     ・・・で、でも、何ともなくって、よかたぁぁぁ・・
     ・・
     て、言えるのか、言えないのか・・・
     大変なことになってしまいましたねぇぇぇ。。。。。