ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

長子の特権よりもそれを・・ (38-21)

・=== リベカ双子の母になる ===

アブラハムは175歳まで生き、そして死んだ。
サラの死後、女奴隷のケトラと再婚し子を生した。
しかし彼は死期が近づくと、それらの子供たちに相当の財をあたえて、
東の方へその住まいを移させ、イサクから遠のかせた。
家督相続、財産分与などでごたつく事を恐れたからだった。

父の死後イサクは、ベエル・ラハイ・ロイの辺に住んだ。
彼は60歳で子どもが与えられました。
待ちに待った妊娠でしたが、妻リベカは激しいつわりに見舞われた。
それが治まると、胎内で子どもが激しく動きリベカはまたまた苦しんだ。

そんな彼女はある夜、夢の中で一つの声を聞いた。
     「二つの国民があなたの胎内にあります。
      そして、兄は弟に仕える」
彼女は不思議に思いつつも誰にも話さなかった。

いよいよ出産の日が来た。
さきに生まれた子をエサウと名づけ、 弟はヤコブと名づけられた。

子は成長し、エサウは巧みな狩猟者となり、
ヤコブは穏やかな人で、天幕に住んだ。

父イサクは、鹿の肉が好きだったので、エサウを愛し、
母リベカはヤコブを愛した。
彼女の心の中には
『兄は弟に仕える・・・』といわれた言葉が絶えずあった。


ある日、ヤコブが料理をしていると、エサウは、飢え疲れて野から帰ってきた。
匂いに誘われてエサウヤコブのところに来ると言った。
     「おお・・いい匂いだ!お願いだ。
      赤いもの、その赤いものを わたしに食べさせてくれ」
そのときヤコブの目がキラリと光った。
     「いいですよ兄さん。その代わり長子の特権と交換ですよ」
     「ああ、かまわないさ。それより早く食わせてくれ」
エサウはがつがつと食べて満足し、弟の元を離れた。

音声
http://www.youtube.com/watch?v=iu4Op3POqUA


(~_~)・・・・・
   後に、このことが元で兄弟は
   騙し騙されの末に
   疎遠となるのだが・・・

   影に母リベカの思惑も絡んで・・