ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

山に隠れて三日待ちなさい・・

   
   「渡し場を押さえるんだ!
    まだそんなに遠くには行くまい
    お前たちはそっちの道を
    俺たちはこの近道を行く
    男二人だ。
    いやばらばらになっているかもしれない
    とにかく急げ!!」

茂みに隠れるスパイのすぐ傍を
バタバタとエリコの兵隊がとうり過ぎていった。

二人はさっきラハブの家の窓から綱をつたって逃げてきたばかりだ。
両の手には握り締めた綱の感触がはっきりと残っていた
ラハブが言ったとおり、追っ手はすぐにきたが、
                   何とかやり過ごした。

彼女の言うには、山に隠れて三日待てと
二人は追手が去った方とは反対方向に向った
月は、雲に隠れたり、ぼんやりと薄く雲を透かしていたりして
                      足元は定かではない・・

生暖かい湿気を含んだ風に雨のにおいがした。

   「降ってきそうだな・・
    木の室か洞穴のようなものを探そう」

藪を掻き分け、掻き分け
体中が暖かくなって汗が吹き出てきた頃
彼らは二人がやっと納まりそうな小さな穴を見つけた

石を投げて中を確かめると、石が土の壁に当たって、
                  乾いた音が帰ってきた。

    「どうする、入ってみるか?」

一人が言うと、一人は黙って近くの木の枝をボキっと折って
    それで中を確かめるようにして、ゆっくりと体を入れた

以外、見た目とは違って中は案外広く乾燥していて
                  雨風を避けるには良さそうだった。

    「とりあえず今夜はここで過ごそう」

二人はお互いの顔も確かめることも出来ないまま
             暗い穴の中で深い眠りに落ちていった。

バサバサと雨が
    あたかも二人を追いかけるかのように降ってきた・・
                   
   

・・・・・・・・・・

この時期(この時期って?)
      雨が降ったかしら・・
      つい日本の感覚で想像してしまうけど・・
 大雑把に「雨季」と「乾季」しかないみたい。

  仮庵の祭が終わった10月末から11月の始め頃にかけて雨季に・・
      といっても毎日じとじと降るってことでなく
      たま〜に降りますよ〜〜って感じ・
      雨季は約4ヶ月間
      雨季が去ると、次の年の10月まで一滴の雨も降らなくなっちゃうとか・
                 ひよこも干からびちゃうよね、、きっと・・

  てことは、雨季の季節だったのかしら・?(とにかくバサバサは無いでしょう・・)

  この後、出エジプトのとき起こったような奇跡がまた起こるんですよォ