ヨシュアは、ルベン族、ガド族、マナセの半部族の兵士たちを集めました。
家族を残してヨルダン川を渡り、常に第一線で果敢に戦った勇士たちです。
彼は彼らの労をねぎらい、家族の元に帰る許可をあたえました。
そして、他の人たちと分け合うようにと、たくさんの戦利品を持たせました。
意気揚々とシロを出立した彼らの前に
ヨルダン川が待ち構えていました。
彼らは考えました。( ̄ー ̄)
今はいい、みんな我らの活躍を知っている。
しかし、知る者がいなくなった時、
我らの子孫に向って、彼らの子孫はいわないだろうか・・
「お前たちと私たちは何の関係もない。この川が証拠だ・・」
そんなことを言われないために、ここに記念の祭壇を築いておこう。
すると、自然にみんなの気持ちが一つとなって、とても立派な祭壇ができあがりました。
それは、はるか遠くからでも見ることが出来ました。
驚いたのは彼らを慕って、川のほとりまで見送りのためについてきた人たちです。
祭壇を築く=祭司の仕事・・・・をすることだと思ったからです。
これは、明らかに反則、一大事!!
ただちにシロに伝えられました。
聞いた人々は、アカンのことを思い出してゾッとしました。
そして、武器を片手にシロに終結し、
ヨルダン川のほとりに攻め上ろうとどよめきました。ε=(。・`ω´・。)
それを押しとどめて、祭司エレアザルの子ピネハスと
イスラエルの各部族の族長10人は、川を渡りました。
「お前たちは神様の怒りを招こうとしているのか
アカンのおかげで罪も無い仲間がたくさん殺された。
重ねて、神様に背くなら、どんなわざわいが下されるか・・」
この言葉に驚いたのはルベンとガドとマナセの半部族でした。
「待ってください!!
祭壇は主にそむくためのものでもなく
祭司の務めをしようとゆうものでもありません
この祭壇の形を見て、
私たちの子孫が仲間はずれにならないための記念なのです。
わたしたちが神様から離れたり、
反逆を企てているなどとは、とんでもない誤解です。
生け贄をささげる祭壇は、シロの天幕しかありえません」
と宣言しました。
それを聞いたエレアザルは彼らを祝福し、安心してシロに戻ってゆきました。
イスラエルの人たちもほっとし、( ̄∇ ̄;)
また、大喜びで神様を褒め称えました。
それからは、ルベンとガドの子孫はその祭壇を「あかしの祭壇」と名づけました。
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アカンの事件は
心痛む出来事でしたね・・・ ↓(バビロン産の外套を着て)
http://d.hatena.ne.jp/pypyhiyoko/20100906/p1
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