ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

王様は生き字引

今日は数字の羅列になりそうな気がする。
数字は・・あまりなじみがない。
肌に合わないのだ。きっと。
計算をしようとすると、頭が真っ白に塗り替えられる。
不思議です。不思議な現象です。

ソロモン様は、お父上の政権をそっくり引き継いだとはいえ、
やっぱり自分の周りは、自分の色で塗り替えたいもの。
彼の高官(閣僚)たちはこうでした。

祭司・・アザリヤ(ザドクの子)
書記官・・エリホレフとアヒヤ
史官(記録作成と古文書保管の長官)・ヨシャパテ
軍の最高司令官・・べナヤ
祭司・・ザドクとアビヤタル(この祭司は軍付属の祭司か?)
代官の長(国務長官)・アザリヤ(ナタンの子)
祭司(宮廷つきの祭司で王の相談役)・ザブデ(ナタンの子)
宮内長官・アヒシャル
徴募の長(労務長官)・アドニラム

それにしても王家の食料って凄いですね。
イスラエル全土を部族に関係なく12に区分けして、そこに一人ずつ代官を置き、その人たちが一ヶ月ずつ食料を備えたんですって。  

一日分
小麦粉1万800リットル、
大麦粉・2万1千600リットル、
牛舎で太らせた牛10頭、
放牧地で太らせた牛20頭、
羊100頭、
その他、時に応じて雄鹿、かもしか、子鹿、肥えた鳥などなど・・。

今はまだエジプトのお姫様を奥様に迎えただけですが、平和外交を推し進めたソロモン様は、政略結婚を積極的に行って、後には、なんと、まあ! 本当?
700人の奥様と、300人のそばめがはべっていたとか。
当然跡継ぎと呼ばれるお子様方が加わるわけで、それに加えて付き人やら、何やかやと含めれば、どのくらいの人たちだったか・・
頭が真っ白になりますね。

ソロモン様もすべてがそろった世に生まれてきましたから
節約なんてけち臭い(けち臭いなんてそんなぁ・・)考えはお持ちにならず、対外貿易などによる経済活動を活発化させ、経済を豊かにすることに専念しました。

それに、ユーフラテス川からペリシテ人の地、さらにエジプトの国境の地まで支配していましたから、そこに住む人たちはソロモン様が存命中は、たくさんの貢物を納めていました。

戦がないのに軍事費だけは膨れ上がっていました。
イスラエルの城壁の強化。要害の町も建設。戦車。それを引く馬4万頭、騎兵1万2000人。、
ダビデ王様のように戦うためではなく、威嚇のための軍備でしたが。

ソロモン王様の知恵は、周辺諸国のどんな学者よりも優れ
彼は3000の箴言(格言)と1500首の歌を詠み、あらゆるものに興味を持ち博学でした。
お若いのに生き字引だったわけですね。

ですから周辺諸国の王様方からは、助言を得ようと使者が送られてきました。

神殿が出来上がった後、あの有名なシバの女王様も噂を聞いてやってきたんですってね。

え!二人の間にお子が!?
噂の域をでませんが・・・