今日から歴代志Ⅱです。
ソロモン王の時代です。
いよいよですね、神殿建築が始まります~。
その前に。
ソロモンは即位後、イスラエルの人々を引き連れて、ギブオンの聖所で神様を礼拝しました。
その夜、神様がおっしゃいました。
「お前のほしいものをあげよう。
遠慮なく云いなさい。」
そしたら、ソロモンは100点満点の回答をして、神様は大満足。
「よし!そんな回答を出すからには、知恵と知識とはすでに備わっている。お前が求めなかった富も宝も誉れも、惜しみなく与えよう」
あれ??
神殿建築が始まったとゆうのに、今日はお休みでしょうか?とっても静か。皆さん、汗を流して働いています。大きな石を運んでいる人もいます。別の場所で寸法を整えて、運んでくるので、ノミの音がしないんですって。
わぁ~~、重そうだ!
土台の石ですか!!長さが約14メートルも!!そんな石が2014年9月23日の今でも、その場所と思われるところにあるそうで・・。
ダビデ王が神殿建築を提案したとき、
「わしはこの天幕で満足しておる。
400年間このままだった。
いつ神殿を建てろなどといったか?」
なんて、神様はおっしゃったけど、やっぱり今の彼らには神殿が必要かもって思われて。そしたら神さまったら、凝りに凝って、物凄い設計図を引いてしまいました。
大きさは今までの天幕の二倍にしました。それはいいとして、金や銀や香木やらなにやらで、予算は膨れに膨れて、現代のお金で換算したら、7200億とも1兆8000億ともいわれるほど、豪華絢爛な神殿が7年がかりで出来上がりました。
建築にかかわった人たちはイスラエル人が3万人。カナン人が15万人です。この豪華な神殿は近隣諸国の注目の的。その財宝を欲しがらないはずがありませんその証拠に、
ソロモン王が亡くなられて5年後には略奪されてしまうのですから・・。
ああ、もったいない!もったいない!!
これ、そんな問題ではないのですよ。あんな模範解答をした清く正しい王様も、金銀宝に囲まれ、権力を手にすると、ああ!!ずるずると滑り落ちてゆくう~~!!
人間って、弱い!!主よ、哀れみたまえ!助けてくだされ~~!!
そうでした、神殿が建った場所は由緒ある場所で、あのアブラハムがイサクを捧げたモリヤの山でした。ソロモンの父ダビデに主が現れた場所でもありました。
当時としては他に類を見ない豪華な建物でしたが、ソロモンは知っていました。どのような建物であっても、天地万物をつくられた神様にふさわしい場所など無いということを。
ああ!火が!稲妻のように下ってきて、生贄を焼き尽くし、イスラエルの神の霊が宮に満ち溢れました。