ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

137:わが最高の喜びとしないならば・・

 

  『もしわたしがあなたを思い出さないならば、

   もしわたしがエルサレム

   わが最高の喜びとしないならば、

   わが舌をあごにつかせてください。』

 

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辛かっただろうねぇ・・・

なぜか、はるか昔の、

悲しい白拍子の歌を思い出してしまう。

 

バビロンの地は豊富な水と緑に囲まれていて、

シオンよりも住みやすかったかもしれないけれど、

捕囚の身にとっては、針のむしろ。

 

ドンちゃん騒ぎの酒宴の席で、

なんとまあ、主の歌を歌えだなんて。

杯代わりに使っている金銀の器は、

聖なる神殿の器物。

なみなみと注がれた酒が溢れて、

キラキラと光る。

捕囚の民の望郷の涙。

 

悲しみはいつしか憎しみの言葉に、

報復の呪いの歌に。

 

いけない!止まれ!

 

と言っても、ここは旧約の世界。

いかんともしがたい。

「目には目を、歯には歯を」の世界。

 

早く新約の世界へ!!

 

『天におられるお父様。

 あなたのきよい御名(みな)が あがめられますように。

 あなたの御国(みくに)が いま来ますように。

 天の御国でと同じように、この地上でも、

 あなたのみこころが 行なわれますように。

 私たちに必要な日々の食物を、今日もお与えください。

 私たちの罪をお赦しください。

 私たちも、私たちに罪を犯す者を赦しました。

 私たちを誘惑に会わせないように守り、

 悪い者から救い出してください。アーメン』