ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

明日の朝には

スリヤのベネハダデ王は怒りをこめてサマリヤを包囲。( ̄∇ ̄;)

怒りをこめて?

だってね、エリシャを捕らえようと派遣した兵士たちが、ニコニコ顔で帰ってきて、あの預言者って凄いな、何て話すのを耳にしたからです。

f:id:pypyhiyoko:20211011001814j:plain

こしゃくなことを!!o(▼皿▼メ;)

怒り心頭、王自ら指揮を執って、サマリヤの町を包囲しました。水も漏らさぬ包囲網。たちまち激しい飢きんが起こったのも当然。

ロバの頭が一つ、1万5千円
鳩の糞0.5リットルが、9百円
とにかく、口にできるものは何でも、
悲鳴をあげる胃の中に落ちてゆきました。

*1

そんなある日のこと、王様は城壁の上から眼下に広がる景色を眺め、此の状況をどうしたものかと思案していました。
するとそこに、髪振り乱した女が駆け寄ってきて泣き叫びながら言いました。

彼女の赤ちゃんが、ある日突然居なくなってしまったと言うのです。状況を聞けば、身の毛もよだつ内容でした。
人々の緊迫した事実を知って、王は震える手で、衣を裂き、荒布を着けて身をもだして叫びました。

今日、エリシャの首をはねないなら、神様が私の首をはねてくださるように。ヾ(`Д´*)ノ 

ひゃぁぁぁあ。。。(о゚∩゚о)
王様どうなさったのですか?エリシャの首をどうして・・・

f:id:pypyhiyoko:20211011001905j:plain

決まっておる!
わしの言葉を翻し、敵兵をあんなふうにして送り返したからだ!!今の民の惨状は彼のせいだ!!行け!!

王の声は、ピリピリとエリシャの耳にも届いていました。彼は、すぐに長老たちを集めて言いました。

王の使者が私の首を刎ねに来る。戸を閉じて、彼らを中に入れてはいけません。

あ!すでにもう、使者の姿が見えるではありませんか!
そして彼らの後には、王様が!!

f:id:pypyhiyoko:20211011001953j:plain

エリシャ! 出てくるのだ!お前のせいだぞ!ヽ(#`Д´)ノお前の神様がこんな酷いことを許しているのか!もう、神様の助けなぞに頼らぬ!!

エリシャは窓を開けて言いました。

王様、明日の今頃、あなたは驚かれることでしょう。
小麦粉12リットルも、大麦24リットルも、みな300円で売られているからです。

それを耳にした使者は呆れて言いました。

馬鹿な!神様が天に窓をもうけられても、そのようなことが起こるはずがないぞ!

はははぁ!!
明日になればわかることだ。( ̄ー ̄)
しかし、お前はそれを見ても、食べることは出来ない!!

王はエリシャの言葉に、怒りを少し抑えていいました。

ふん! 口だけは達者だな!!明日まで待ってやろう!引き上げるぞ!

f:id:pypyhiyoko:20211011002048j:plain

よ、よかったぁ・・、(´_`。)
エリシャ様、あのようなことをおっしゃって、大丈夫なのですか?

集まった長老たちも、恐る恐る言いました。

神様のおっしゃったことは真実です。神様を信じなさい。

翌日、王は、エリシャが言ったことが気になって、昨日の家来に門の管理を任せました。
ああ、何てことでしょう。(/Д\*)その家来は二度と、王の前にはべることはかないませんでした。

彼が門の近くに来ると、怒涛のように押し寄せる人波に運ばれて、そのまま、たくさんの品物が、信じられない値で飛び交っているのを見ました。

f:id:pypyhiyoko:20211011002124j:plain

あいつの言ったとおりだ!

その時でした、彼の衣の裾が引っ張られ、体が人の波に飲まれました。彼は転倒し、ごった返す人並みの中で、無残にも息絶えたのでした。

一夜にして、いったいどこから、これらの品物が降って湧いてきたのでしょうか?不思議です?!\(◎o◎)/

*1:屠蘇気分醒めてカラスの初仕事