知恵が多ければ悩みが多く、
知識を増す者は憂いを増す。
まあ、ひよこの場合、知恵が多すぎて悩んだりなんてこと、
残念ながら・・・ありませんねぇ。。
知識を増して憂えるなんて、、
役立たずな事にこだわってしまって、
それが頭から離れなくって、
困っちゃうことはありますけど。
それも感受性が穏やかに収まってきている今は、
頭の中がまさに、「空」になりつつあったりして。
(この前、CTスキャンを撮った)
とりあえず脳みそはしっかり詰まっているそうだけど、
その内容が問題だ。
「空」これはこれで困ってしまう。。
一応、「伝道者の書」の作者はソロモンと言われているけど、
人生についての教師、説教者、伝道者といった言葉が原文では使われているらしい。
でも🐤はめんどくさいので、ソロモン様とゆうことで・・・
著者は言います。
よし、思いっきり楽しんでやろう。
愉快が一番、「わはは、わはは」
笑いは狂気だ!
道を歩きながらにやにやしていたら・・ちょっとね。。。
仲間と「わはは、わはは」して、
広々とした部屋に、ポツンと一人。
寂し~!非常にさびし~い!!
本を片手に酒を飲んで、・・
そうだ、普通の幸福も味わってみよう。
さて、こじんまりと収まれば、
やっぱりおっきいことはすばらしい。
大規模事業でスリルを味わい。
稼いだ金で、大邸宅を建て、
農園、果樹園、庭園、公園、
ついでに貯水池も造ったぞ!
労働力も家畜もたくさん集めた。
あとは、民から税金を絞りだす。
そして、
千人のそばめをはべらせた。
稼ぐだけではだめだ。
文化活動にも手を伸ばし、
混声コーラスグループや、
オーケストラを編成し、
自作の歌を歌わせたりしてみた。
自慢じゃないが、
聖書の中の詩篇には私の作がたくさん入っているんだ。
私のしてきたことは
歴代エルサレムの王たちの誰も出来なかったこと。
あらゆるものに一生懸命取り組んでみた。
少しは勉強になったし、ためにもなった。
しかし、振りかえれば、どれもこれも色あせて、
空しく私の指の間から流れ落ちて行く。
どんなに財産をため込んでも、
老いさらばえて死を待つばかり。
汗水流して蓄えた金銀財宝の一切合切を
息子に託して逝くだけだ。
その息子が、
私の財産を増やすなんて保証はない。
増やすどころか、
無駄に使い果たしてしまうかもしれないし、
親族が、財産争いでもめるかも。。。。
それにしても、理解できないことが多すぎだ。
善人が割に合わない境遇に苦しみ、
悪人がそのうえでふんぞりかえる。
バ*であっても、生まれた血筋がものを言う。
権力におぼれ、むやみやたらと振り回す。
そして皆、
ローソクの炎のように、
燃え尽きて消えるのだ。
空し。
空しすぎる!
ああ、おかわいそうな王様、
ひよこには全く手の届かない、
輝かしい世界で、
あなたは悩みあえいでおられたのですね。
それで王様は処世術を編み出されたのでした。
果たしてそれは・・・
さて、今日も我が領土の見回りだ。