ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

物凄い執念!! 

🐤久しぶりのエリコの町。

街角のあちらこちらから、子供たちの声が聞こえてきて、うれしい!これも、エリシャさんのおかげ。

ぴよ!

ひよこは今、親切なおばさんの家にいます。

少し町から離れていて、おばさんは自給自足の生活をしています。久しぶりに会って、一通りのあいさつが終わると、おばさんは言いました。

👩「エリシャさんは、今どこにいるの?」

 🐤「彼は今、療養中、、いや、、亡くなられました」

私はエリシャさんが病気になったのを知って、急いで彼の所に尋ねたのだけれど、あの時すでに、回復する見込みのない病で、もうベットからも起き上がれないほどだったんです。(´;ω;`)ウゥゥ!

 

👩「えっ!そうなの?

ヨラム王、エヒウ王、エホアハズ王、そして、今のヨアシ王様のためにも、ずいぶんと貢献なさっておられましたよね」

 🐤「そうです、そうです。そんなわけで、ヨアシ王様がお見舞いのために下ってこられて・・」

 👩「下って来られたってことは、首都エルサレムから、

気候の穏やかな海沿いの町にでしょう?」

 🐤「たぶんね。王様がお見えになると、突然、東側の窓を開けさせて、矢を射るようにとすすめられたのよ。

王様が矢を握ると、エリシャさんはやせ細った手をその上に重ねて、何やら祈っていたわ。病人の手とは思えないほどの握力に、王様はチョットびっくりしたのがわかったわ。」

 👩:「あなたよく知っているわね」

 🐤:「ええ、わたし、エリシャさんのファンなので…」

 👩:「それでもって、療養先の地名がわからないのぉ???」

 🐤:「それはチョット横に置いときましょうよ」

 :「さあ、矢を射なさい」

 🐤:「瀕死の人の声とは思えなかったわ。王様は矢を構え、力を込めて弓弦を引きました」

 👑:「ハッ!!」

 と腹の底から声を出して、矢を放ったの。

王様の手を離れた矢は、窓の外へ、アッという間に見えなくなったの。

 ★:「お見事!マペクでスリヤ軍に勝ちますぞ。もっと矢を射なさい」

 🐤:「エリシャさんの声にはりが出て、王様はまた弓を引いたのね。三回も矢を放って、やめたんだけど。

ゴボゴボとエリシャさんの咳がひとしきり続いて、荒い息を吐きながら言った言葉がこれ。

 ★:『なぜ辞めたのです?矢がなくなるまでするべきだった。そうしたら、三度勝利するだけでなく、スリヤを完全に滅ぼすことができたのに。残念だ。ゴボゴボゴボ。』

 🐤:そんなことがあってから、エリシャさんの命の火が急速に衰えて、ゥ、ウ、亡くなられたのよぉ~~」😿

 👩:「そうなの。(+_+)初めて聞いたわ!大変!!どうしよう!!」

  🐤:「どうしようも、こうしようもないわ。エリシャさんが亡くなったのは、もう一年も前のことよ」

 👩:「そうなんだ。エリシャさんの働きは、

 1、この町の水源を塩で清めた。  

2、同労者のやもめの家族を、油を増やして貧困から救った。💰

3、裕福なシュネムの女の死んだ子供を生き返らせた。

4、誤って毒物が混入してしまった煮物に、麦粉を投げ込んで清めた。🍲

5、パン20個と、一袋の穀物で、100人以上の人を養い、余らせた。🍞

6、アラムのナアマン将軍の皮膚病を、ヨルダン川の水で治した。

7、ドタンでスリヤ軍の大軍に包囲されたとき、恐怖に慄く僕に天の軍勢を見させて安心させた。👀

8、川に沈んだ斧を浮かび上がらせた。

9、戦の時、イスラエルの王に敵軍の様子を知らせて、

  難を避けることしばしば。

10、死後1年経ってエリシャの白骨体に、死者の体が触れると、生き返った。💀

 

🐤:「凄いよね。ぴよ!預言をしたり、奇跡を起こしたり、同労者の経済面に気を配ったり、若い預言者たちの教育、修養場を設けたり、大忙し。

思い出したくもないけど、熊に子供たちを襲わせたり、従者ゲハジを破門にしたり」

 

👩:「あれはゲハジもよくなかった。でも普通、病気にさせるう~?!」

🐤:「まあ、色々あったけどぉ・・」

👩:「お国のために約50年間も働いて、イスラエル王国の未来を思うと、死んでも死にきれなかったかもね」

 🐤:「でもそこは神様オンリーの預言者。💛すべて神様にお任せして、召されて行ったと思うわ」

 

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エリシャは亡くなりましたが、彼の預言どおり、ヨアシはスリヤ軍を三度打ち破り、奪われていたイスラエルの町々を取り返しました。

勝利に沸く民に襲い掛かるのは、モアブ人。彼らの力は年々強くなり、 イスラエルの人々を悩まし始めました。

これは、そんな頃、起こった奇跡です。

 

ある人が亡くなりました。

埋葬するべく遺体を運んでいると、運悪くモアブ人の略奪隊を発見!

どうしよう!どうしよう!

埋葬場所はまだ先だ!あ、あれはエリシャさんの埋葬場所。一時的にここをおかりして、隠しておこう。

そして彼らは、町の人々に敵が来たことを触れ回りました。

来たあー!!

誰かが素っ頓狂な声で叫びました。無人になった町の広場の、その先の門に目を向けると、白い布で足を取られながら現れたのは一人の男。

誰だ?!

モアブの兵士か?

息をつめて凝視する先のその男は、広場の真ん中で立ち止まった。

あいつは俺たちが、エリシャさんの墓に投げ入れたやつだ!どうした?!どうかしているぞ!

身をひそめていた人々がわらわらと飛び出した。そして広場の真ん中に立った男を取り囲んだ。

エリシャさんの声がしたんだ。真っ暗な墓穴の中で。見れば、白骨が青白く光っていて、私の手がその上にのかって、私の体も光っていた。一瞬だった。ぼんやりと洞窟の中が明るくて、気がしっかりしてくると、徐々に私の体から光が消え、エリシャさんの骨も光を失っていったんだ。

嘘じゃあないぞ!

本当だ!

私は生き返ったんだ!

触ってくれ!

エリシャさんのおかげだ!

頼む、水を、

水を、飲ませてくれ!

そう言うと、

男はへなへなと引きずってきた布の上にへたり込んだのでした。

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白骨になっても、

死者を生き返らせるなんて!! Σ(・□・;)

 

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