ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

ぞわっと、鳥肌が立って…

「皆さん、神様がどんなにイスラエルを愛し、慈しんでおられることか、私は語ろう。万物を創造なさった偉大なるお方。そのお方に選ばれたご先祖アブラハムアブラハムは偶像の町ウルで、神様のお目に留まった。神様はそこから彼をカランに導き出された。アブラハムは導かれるまま旅をした。神様は約束された。

『私、ヤウェに忠誠をつくすなら、乳と蜜との流れる地、カナンをあたえよう。子孫は繁栄し、子孫を通して全世界の人々が祝福される』

イサク、ヤコブへと系図は引き継がれ、ヤコブは神様によってイスラエルと改名した。飢饉が来るとエジプトへ逃れた。彼らは息子ヨセフのゆえに好待遇で迎えられた。そのころは小さな部族だった。その地でヤコブもヨセフも死んだ。ヨセフの死後、奴隷となって苦役に呻いた。

出エジプト!』そのための指導者がモーセだった。出エジプトは奇跡の連続だった。」聞き入る会衆がどよめいた。

出エジプト出エジプト

モーセ、ばんざ~い!!」

イスラエルに祝福を!」

私は思わず両手を広げて彼らを祝福した。

「『出エジプト』後、荒野の中で十戒が与えられた。移動式神殿、幕屋も造った。祭司の規則も定められた。人口調査。水と食料の補給。約300万人の移動形態。満を持しての出発だったが、40年間も荒野の中をさ迷った。そして、代替わりを経て、いざカナンへ。しかしモーセは、カナンの地を眺望して亡くなった。彼の意志を継いだのがヨシュアだ。約束の地は棚ぼたしきには与えられなかった。信仰が試された。壁にぶち当たる度に奇跡が起こった」

「川の水がとまった!」

「城壁が崩れた!」

「太陽が止まったぞ!」

人々の叫びがさざ波のように広がった。私は彼らの声を制して話を続けた。

「民が王を求めたときも、神様は受け入れられた。カナン定住後も周辺諸国からの攻撃に遭遇した。しかし、神様は守られた。選民に歯向かう者に対する厳しい裁きは、すでにお話ししたとおりだ。

イスラエルが二つに分裂して今に至っているが、両国ともに建国以来最大の繁栄を誇っている。神様はご自分が選ばれた民を決して見捨てない。主を誉めよ!主をたたえよ!われらの主に感謝せよ!」

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会衆の輪はさらに人を引き付けて渦となっていった。太陽はすでに中天を過ぎて、傾きだしていた。私は喉の渇きを覚えて、差し出された水を、ごくりと音を立てて飲んだ。

すると、目の前に、昨夜の光景が鮮明に表れて迫ってきた。一瞬、私はたじろいだ。

アモス、私の言葉を語るのだ。繰り返し語ってきた私の警告を、ここでもはっきりと語るのだ』

熱せられていた体に、ぞわっと鳥肌が立ち、私は身震いした。