ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

その芳しさはレバノンの木の酒のように…

「遊女ゴメルと結婚せよ。子供が三人生まれるが、彼女はお前を離れて別の男のもとに行く」

 

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 ええ!👀

ホセア書の冒頭からそんな言葉が飛出しました。

そのうえ、彼女の仕事柄(神殿娼婦?)、生まれてくる子がお前の子とは限らない…カモ、🐤

おお!なんというお言葉!!

それでもホセアはゴメルと結婚しました。だからと言って、いやいやではなかったようです。初めから娼婦だったとは限らないし…

 

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 お言葉通り、子供は次々と三人授かりました。子供の命名にも神様の押し付けがありました。

第一子は男子でイズレエル。

第二子は女子でロルハマ。

第三子は男子でロアンミ。

名前の意味を知ったら命名権乱用により日本の役所では不受理となるでしょう。

 

というのも、長男イズレルはイズレエルの谷でエヒウ*1がおかした残虐な殺人を行った町の名前。神様のイスラエルに対する報復が近いことを知らせるために付けられました。

 長女はロ・ルハマ。

 もう憐れみをかけないの意味。

次男はロ・アミ。

 私のものではないの意味。

 

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 その後、弟と妹の名前を変えるようにと神様のお言葉がありました。

弟はアミ。今、あなたは私のもの。

妹はルハマ。憐れみを受けた。

改名できてよかったけど、

長男は??

 

 長男はホセアの実子だったかも。でも後の子は分かりませんね。バビロンの風習では、結婚した婦人は、一生に一度は神殿で見知らぬ男と過ごすことになっていたそうで、これにカナンのバアル信仰が結びついてイスラエルに蔓延していたのです。 

 

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妻ゴメルが、ホセア以外の男を慕って家を飛び出してから、どのくらいたったのか?

失意のホセアに、神様はおっしゃいました。

「ゴメルを赦して

      迎い入れよ」

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 ホセアがゴメルを探すと、彼女は奴隷になっていました。ホセアは600円と大麦540リットルでゴメルを買い戻しました。(ちょっと、安くないですか??)

ホセアは言いました。

「当分は一人で暮らすのだ。もう遊女になろうなんて考えるなよ。いいな」

これは「イスラエルがしばらくの間、王も、君も、犠牲も無く、神殿も、祭司も、また偶像もなく過ごすことを表しています。後には、イスラエルの真の神様と、王であるメシヤのもとに帰って来る」と、めでたしで終わるのですが。3:

 

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 預言者ホセアの実生活は散々でしたが、神様はホセアにこれらのことを体験させることで、神様のイスラエルに対する愛と苦しみを理解させたようです。

そしてこの体験のゆえに、預言者ホセアの言葉に力が加わり、それはまた、彼の預言活動の原動力になったのでした。

 ホセアは、北王国終焉前に約40年間活躍しました。

ホセアの預言期間に統治した王は、ユダ王国ではウジヤ王、ヨタム王、アハズ王、ヒゼキヤ王。

イスラエル王国ではヤロブアム王2世の時でした。

 

まだアッシリヤの力は弱く、その影響もすくなかったので、国力は回復し、両国ともダビデ王の時代に匹敵するほど栄えました。

 

ホセアは預言者アモスの後輩にあたり、預言者イザヤとミカの先輩でもありました。もしかしたら子供の頃、ヨナを知っていたかもしれません。

 ・・・・・・・・・・・・・・・

アブラハムを祝福し、地の砂のように、天の星のように子孫を祝福すると約束した神様。それは天地創造の時から定められていたものでした。

神様のお指図でイサクがイスラエルと改名したときも、

出エジプト後、シナイ山で契約を交わしたときも、

神様は変わらない祝福を約束してくださいました。

その約束と祝福を妨げたのは、いつもイスラエルの民でした。

 

ホセアは体験を通して、神様とイスラエルの関係を理解しました。彼は民の契約違反を指摘し、違反に伴う裁きを宣言しました。

「神様は約束を守らない不誠実の民をも愛しておられる」

「主を礼拝し、命令に忠実に歩むこと。さすれば、祝福が待っている」

たとえ違反に伴う裁きにあって、捕囚として他国に行くようなことがあっても、祝福の回復はあるとホセアは語りました。

 

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ちなみにホセアの名前の意味は(エホバ救い給う)で、北王国最後の王様と同名です。

残念ながらホセアの奮闘もむなしく、彼の死後も悪王が続き、北王国は前721年頃にアッスリヤに滅ぼされ、約253年間続いた王国は地上から消えました。

(失われた10部族の行方やいかに・・。想像力豊かな人たちが、彼らの一部は日本のどこかにやってきたとか、・・どうなのでしょう?)

 

ダビデの血を引く南王国はそれよりも遅く、前586年頃にバビロン捕囚が待っていました。ところが神様の不思議なご配慮で故国に帰ることが出来るのですが、そのお話はまたの機会に… 

 

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「わたしはイスラエルに対しては露のようになる。彼はゆりのように花咲き、ポプラのように根を張り、その枝は茂りひろがり、その麗しさはオリーブの木のように、そのかんばしさはレバノンの木の酒のようになる」ホセア14:

 

「わたしたちは主を知ろう。せつに主を知ることを求めよう。主はあしたの光のように必ず現れいで、冬の雨のように、わたしたちに臨み、春の雨のように地を潤おされる」ホセア6:

 

pypyhiyoko.hatenablog.jp

 

*1:エリシャに油注がれ、クーデターをおこしてバアル崇拝のオムリ王朝を倒して、北王国第10番目の王となった。オリム王朝を徹底的に粛清した。エヒウ自身は金の子牛礼拝を続けていた。