北王国は悪王の連続で約250年で滅亡しました。
それに反し、南王国は約394年も続きました。それは純粋なダビデ王家の血を引いていたことが関係していると思います。それに悪政よりも長い期間、善政が布かれ、13代のヒゼキヤ王や16代のヨシヤ王による大規模な宗教改革を行ったりしたからでしょう。
王国分裂と共に、北にいた祭司や信仰熱心な民などが、南に流れて来たことも見逃せません。そして、たえず軌道修正をし、王を支えたのが預言者や神の人と呼ばれている人たちでした。
王国分裂以前から働いていた先見者イドは、ソロモンの歴史を書き留めていました。*1
分裂後の南ユダ王国の王となったソロモンの息子レハベアムとその息子アビヤ、北イスラエル王国の王となったヤロブアムについての記録編纂にもかかわりました。
パラリンピックも終わり、長雨も今日は小休止か。
*1:歴代誌下12:15,13:22