ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

王の狂気と回復

バビロンの偉大な王、ネブカドネザル。彼はかつて、自分自身の力と栄華に酔いしれていました。しかし、神は彼に、真の支配者が誰であるかを教え込むための壮絶なドラマを用意していたのです。

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王宮で安らかに過ごしていたネブカドネザル王は、ある夜、恐ろしい夢を見ました。

夢の中で、地の中心に巨大な樹が立っていました。その頂は天に届き、葉は美しく、豊かな実を結び、あらゆる生き物がその影で休み、食べ物を得ていました。

しかし、天から一人の「聖なる監視者」が降りてきて、こう叫んだのです。

「その樹を切り倒し、枝を払い落とせ! ただし、切り株と根だけは鉄と青銅の鎖で縛り、野の草の中に残せ。彼は野の獣と共に生き、七つの時が過ぎるまで、人間の心ではなく獣の心を与えられる。」

王はこの不気味な夢の意味を知るため、知者ダニエル(ベルテシャザル)を呼びました。

ダニエルはその意味を悟ると、王を案じてしばらく沈黙しましたが、意を決して語りはじめました。

「王よ、あの巨大な樹はあなた自身です。あなたは強大になりましたが、天からの宣告が下りました。あなたは人間社会から追放され、野の獣と共に住み、牛のように草を食らうことになります。それは、**『いと高き方が人間の国を支配し、ご自分の望む者にこれを与えられる』**ということを、あなたが知るためです。」

ダニエルは、今すぐ罪を捨て、貧しい者を助けて正義を行うことで、破滅を免れるよう王に切実に勧告しました。

それから12ヶ月が過ぎました。ダニエルの警告を忘れたのか、王はバビロンの屋上を歩きながら、自画自賛して言いました。

「この大バビロンは、私の権力によって、私の威光のために建てた自分自身の居所ではないか!」

その言葉がまだ口にあるうちに、天から声が響きました。「ネブカドネザル王よ、王位はお前から離れた。」

その瞬間に言葉は成就しました。王は正気を失い、人間社会から追い出されました。彼は野原で草を食べ、体は夜露に濡れ、髪は鷲の羽のように伸び、爪は鳥の爪のようになりました。かつての絶対君主は、見る影もない**「獣」**へと成り果てたのです。

 

神が定めた「七つの時」が過ぎたとき、ネブカドネザルは天を見上げました。その瞬間、彼の理性は戻りました。

王はもはや、自分を誇ることはありませんでした。彼は、永遠に統治される天の神を崇め、賛美しました。

「神のなされることはすべて真実であり、その道は正義である。高ぶって歩む者を、神は低くすることができる。」

理性が戻ると共に、王としての名誉と威光も戻り、彼は以前よりもさらに大きな権威を与えられました。

 

しかし、その心は以前とは全く違う、謙遜な王へと変えられていたのです。(参 Gemini)