2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
エリコの町は静まり返っていた。 そして、ただ一点、北東の地平線に目を凝らした。 見張りの兵が小刻みにドラを鳴らした。 きた!!来たぞ〜!! 巻き起こる土煙の中に恐れるものが進んできた。 * 城を攻める場合、やぐらを組んで攻める直接的なものと 遠巻…
51:ああ神よ、わがために 詩篇51篇よりかみよ わたしのために清い心をつくり わたしのうちに 新しい、正しい霊を与えてください。 口語訳 (´;д;`) ああ神よ わがために清心(きよきこころ)をつくり わが衷(うち)に なおき霊をあらたにおこしたまえ。 …
とんとん、とんとん・・・ 何時になく忙しなく叩かれるドア。 ラハブはドキドキする胸を押さえて近づいた。覗き穴から外を見て、急いでドアを開けた。母が立っていた。母親は吸い込まれるように部屋に入ると被り物をはずし はあはあと、肩で荒い息をした。ラ…
詩篇51篇より汚れをきよめる血を振りかけてください。 再び身も心もきれいになれるように、 私を洗ってください。 雪よりも白くなりたいのです。 罰は受けます。 でもそののち、喜びを取り戻させてください。 リビングバイブル (/ω\*) なんじヒソプをもて…
スパイをかくまったあの日から、ラハブは落ち着かなかった。 以来、イスラエルのスパイが捕まったという話は耳に入ってこない。 降った雨が、彼らの足跡を消してくれたのだろう・・心配そうに訪ねてくる母と、そんなことを話し 近所に住んでいる親戚に もし…
詩篇51篇より 神よ、あなたのいつくしみによって わたしをあわれみ あなたの豊なあわれみによって わたしのもろもろのとがをぬぐい去ってください。 口語訳 (´;д;`) ああ神よ ねがはくはなんぢの仁慈(いつくしみ)によりて 我をあわれみ なんじの憐憫(あ…
およそ4万の武装した兵士たちに導かれて イスラエルの民はすすみます。こうしてこの日は、エリコの東方にあるギルガルに野営しました。 それは正月の10日のことでした。あの川床から持ち運んだ12の石は記念として置かれました。 子どもたちが「この石は…
詩篇50篇より感謝のいけにえをささげる者は わたしをあがめる。 自分のおこないを慎む者には わたしは神の救いを示す。 口語訳(v^ー°) 感謝のそなえものを獻(ささ)ぐるものは 我をあがむ。 おのれの行おこないをつつしむ者には われ神の救いをあたえん。 …
ヨシュアはヨルダン川の岸辺に立った・・ 上流で降った雨のせいか、その日の水は岸一面に溢れ流れていた。 土手の雑草が半ば水に沈み、わさわさと見え隠れして、川下に引っ張られている。空は雲が重く垂れ込め、今にも雨が落ちてきそうだ。ヨシュアは12部族…
詩篇50篇より悩みの日にわたしを呼べ わたしはあなたを助け あなたはわたしをあがめるであろう。 口語訳p(≧□≦)q なやみの日にわれをよべ 我なんぢを援(たす)けん 而(しか)してなんぢ 我をあがむべし 文語訳
朝駆けに出かけた弟の 背を見つめるふきは24。 父は天守閣の修理の折 怪我をし それが元で お城づとめが出来なくなった。 母が風邪をこじらせ 呆気無く死んだ 半年後のこと。 それは弟8歳、ふき17歳の時だった。 公傷の扱いをうけ、 お扶持は減らされた…
昨夜遅く二人のスパイが戻ってきた。報告によれば エリコは二重の城壁に囲まれ 一部の者はその城壁に板を渡して 家を建てて住んでいるという。 監視の目も行き届いていて よそ者はすぐにチェックされる。 「しかし、彼らは我々を恐れています。 あの地は必ず…
詩篇50篇より私があなたを責めるのは あなたのいけにえのゆえではない。 あなたの燔祭(はんさい)は いつもわたしの前にある。 ・・ 感謝のいけにえを神にささげよ。 あなたの誓いをいと高き者に果せ。 口語訳 (怒`・ω・´) わがなんじを責むるは 祭物(そな…
「渡し場を押さえるんだ! まだそんなに遠くには行くまい お前たちはそっちの道を 俺たちはこの近道を行く 男二人だ。 いやばらばらになっているかもしれない とにかく急げ!!」茂みに隠れるスパイのすぐ傍を バタバタとエリコの兵隊がとうり過ぎていった。…
吉岡道場との試合を控えて、不覚にも古釘で足を傷つけた武蔵。 膨れ騰がった足を引きずり京を目指しながら、彼は悩んでいた。 絶対に勝つという心の備えができていなかったのだ。 自分はまだまだ未熟だ。 兵法者として天寿を全うするまで勝ち抜くことが大切…
詩篇49篇より 人が富を得るときも その家の栄が増し加わるときも 恐れてはならない。 彼が死ぬ時は何ひとつ携え行くことができず その栄も彼に従って下って行くことはないからである。 口語訳 (´Д`)=3 人のとみてその家のさかえくわわらんとき 汝おそ…
ラハブは乱れた髪を手櫛でたくし上げると、くるくると手早くまとめ 母が継ぎ足してくれたお茶を口に含んだ。程よく冷めたお茶の優しい香りが鼻腔に上り 彼女はひびが入って茶渋に染まったコップを両手で包み 伝わってくる柔らかなぬくもりをゆっくりと味わっ…
詩篇49篇よりもろもろの民よ、これを聞け すべて世に住む者よ、耳を傾けよ。 低きも高きも、富めるも貧しきも、共に耳を傾けよ。 わが口は知恵を語り、わが心は知識を思う。 口語訳゛;`;・(゜ε゜ ) もろもろの民よきけ 賤しきも貴きも 富めるも貧しきも す…
ラハブは寝床の中で寝返りをうった。 さっきから頭がさえて眠れなかった。 助けた二人のスパイは追っ手が戻ってくるまで 隠れていられるだろうか・・ 見つかったら 自分や家族はどうなるだろ・・そんなことを考えているうちに空は白んできた・・ そしてふっ…
詩篇48篇より神よ、あなたの誉れは あなたのみ名のように 地のはてにまで及びます。 あなたの右の手は勝利で満ちています。 口語訳(*´ω`)ノ゙ 神よ なんじの誉は その名のごとく 地の極(はて)にまでおよべり なんじの右の手はただしきにて充てり 文語訳
忙しく出立の準備に追われながらも ヨシュアは確認しなければならない事があった・・それは、ルベン人とガド人と、マナセの半部族についてだった・ 彼らの代表を呼び寄せるとヨシュアは言った・・我々は三日の後にヨルダン川を渡る・ 「あなた方は戦うことの…
詩篇48篇より主は大いなる神であって われらの神の都、その聖なる山で 大いにほめたたえらるべき方である。 口語訳ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ エホバは大(おおい)なり われらの神の都 そのきよき山のうへにて 甚(いた)く ほめたたへられたまふべし 文語訳
藤村実穂子さんで〜す。 1月3日(日) ニュウーイヤーオペラコンサート生中継されました。 NHK教育・NHKFM さあぁ〜、さあ、ヨシュア記の始まり始まり〜い・・・ その舞台のカーテンにはこんな言葉が美しく刺繍されていましたよ。わたしはあなたに命じたではな…
詩篇47篇より神は喜びの叫びの中を、主は角笛の音の中を 上ってゆかれた。 神にほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。 われらの王にほめ歌を歌え。 ほめ歌を歌え。 新改訳.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。 神は よろこびさけぶ聲(こえ)とともにのぼり エホバは ラッパの聲(こえ)と…
== 今までの主な場所 == 1・エデンの園 人類の祖先が神様との約束を破った(罪)場所。 その結果、「仲介者」による。 ・・・・・・・(罪)からの救済物語のスタート地点でもある。 2・アララテ山・大洪水後、箱舟が留まった場所。 3.バベルの塔・神のようになろ…
詩篇49篇より さあ、皆さん、 喜んで手をたたきましょう。 大声をあげて神さまをほめたたえましょう。 この比類ないお方は、 ことばには尽くせないほど神々しい神であり、 全地を治める偉大な王なのです。 リビングバイブル .+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。 もろもろのた…
登録日・8月2日の 「わたしでなく 他の人に・・」で 「これからは、アロンがあなたの口になり、 あなたの代弁者だ。 あなたは彼のために、神に代わるであろう」 ひよこはピヨピヨしちゃいましたぁ・・p(≧□≦)q汝は彼のために神に代るべし (文語訳) あなた…
太宰治は大の犬嫌い。 犬は猛獣だ。 だから犬に噛みつかれないように、ご機嫌を摂らなければ成らないと思っている。 ある日子犬が、後を慕って家までついてきてしまった。 子犬といえども立派な歯をすでに持っている。噛まれたら大変だ。 丁重にもてなした上…
詩篇46篇より「静まって、わたしこそ神であることを知れ。 わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ 全地にあがめられる」 口語訳 *☆*――*☆*――*☆*―汝等しずまりて我の神たるをしれ われはもろもろの國のうちに崇められ 全地にあがめらるべし 文語訳*☆*――*…
イスラエルの人々は、偉大な人モーセとの永遠の別れを惜しみ、モアブの平原で30日間の喪に服しました。。(/ω\*) その間、モーセと過ごした日々を、人々が顔を会わせる度に話し合ったことでしょう。それで私も、この記事の初めに立ち戻って見ました。 まず…