ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

初めに神は  (38-1)

世界一の働き者の それは・・・聖書の神様 「聖書」は世界のベストセラーて言われてるんですってね。 聖書といえば・・キリスト教の正典ですが・・ 「聖書」といっても、 中には似て非なる物もあるので気をつけなくっちゃ・・ それで私が読み出した聖書ですが…

これは?! (イザヤ書5)

何だ!これは! イザヤは心の中で叫んだ。 目の前の男は熱に浮かされていた。 どす黒くむくんだ顔には、 乱れた髪が張り付いていた。 ずり落ちた衣服。 むきだしの肩が荒い息をするたびに上下していた。 その男は、 イザヤの存在を蹴散らすように、 わあぁわ…

主はわたしの願いを聞かれた (イザヤ書4)

失意のイザヤに突然、感謝の言葉が溢れてきた。 彼を取り巻く闇の向こうで きらきらときらめくも のが目に入った。 星だ! かってアブラハムが、 神様から数えるようにと示された星だ。 あの星のようにあなたの子孫は増え広がる。 神様が約束された星だ。 し…

敵は間もなく滅びる! (イザヤ書3)

イザヤは大きな板に、 「マヘル・シャラル・ハシュバズ」と書いた。 昨夜、神様からのお言葉があったのだ。 祭司ウリヤとゼカリヤに事の次第を告げると、 二つ返事でその証人となってくれた。 イザヤはその大看板を担ぐと、 路傍に立った。 興味を示した人々…

残りの者は帰ってくる!  (イザヤ書2)

イザヤは窓辺の小さな机の上に両肘を突き出して、 組み合わせた指の上に顎をのせていた。 彼の瞼は閉じられていて、 時折ひくひくと動いた。 このところ、隙間時間があると、 牛のように反芻していたのは、 裏山で神様から示された内容だった。 奴隷生活から…

燃える炭火が‥・🔥 (イザヤ書1)

空は見事に晴れ渡っていた。 気持ちの良い風に乗って、 かわいらしい小鳥のさえずりが聞こえてきた。 そんな窓際に立って、 イザヤは大きなため息をついた。 妻である女預言者は夫を横目で見て、 そっと、ため息をついた。 あらあら、移ってしまったわ。 胸…

悪いのは私です‥

二ネべの町を一望できる丘の上に、銀髪の男が立っていた。 その髪は太陽の光を受け、きらきらと輝いていた。✨ 手には干からびた唐胡麻*1があって、かさかさと乾いた音を立てていた。 「お前は労せず生えたトウゴマの、枯れたことを惜しんでいるのか。私は12…

頼み事とは

エリシャの白骨が死者を生き返らせた!! エリコの町は沸き立っていた。Σ(・□・;) ところで、白骨になる前のエリシャは、預言者の一人に、 こんなことを頼んでいた。 「急いで、ラモテ・ギレアデへ行ってくれ。」 何のために? 「ヨシャパテの子エヒウを…

物凄い執念!! 

久しぶりのエリコの町。 街角のあちらこちらから、子供たちの声が聞こえてきて、うれしい!これも、エリシャさんのおかげ。 ぴよ! ひよこは今、親切なおばさんの家にいます。 少し町から離れていて、おばさんは自給自足の生活をしています。久しぶりに会っ…