預言書(預言者をもとめて)
祭司エリの後を継いだサムエルは、精力的に働きました。彼は祭司であり、預言者であり、士師であり、そして二人の息子の父親でもありました。 ラマを拠点として、周期的にべテル、ミヅパをめぐってイスラエルを裁きました。また、細々と生き延びた預言者たち…
「長男をお授けくださったら、その子は神様にお捧げします」 子宝に恵まれなかったハンナでしたが、祈りにより授かった子がサムエルです。「神の子」「彼の名は神」の意味が含まれています。 ハンナは息子サムエルが乳離れするまで、毎年行っていた宮参りに…
ドラマチックなエフタの次は、ベツレヘムのイプソンが、7年間イスラエルをさばきました。彼は60人もの子だくさん。それからゼブル人エロンが10年間。ピラトン人のアブドンが8年間。イスラエルをさばきました。アブドンも40人の息子と30人の孫がい…
エフタは家の門をくぐるまで娘の姿を捉えることはなかった。人々が押し掛ける中、恥ずかしがって出てこれないのかもしれないな。そう思って家の玄関に目をやった。 アッ!! 娘が!笑顔で!鼓を手に! 軽やかに舞い踊りながら飛び出してきた! その時だった…
アビメレクの死後、ドドの孫プワの子トラが23年間、ギレアデ人ヤイルは22年間、イスラエルを治めました。 ヤイルの死後、イスラエルの民はバアルとアシュタロテ、スリヤにシドン、モアブにアンモン、ペリシテなどの神々に走りました。カナン人が礼拝してい…
やはり神様は、民の叫びに答えられました。 デボラ(ラピドテの妻)です。女預言者です。彼女は人々の争い事の相談に乗ったり、イスラエルの政治的なことにも関与していたかもしれません。ラピドデは「いなびかり」の意味があります。夫も特別な人だったのか…
偉大な指導者、モーセの後を継いだのはヨシュア。 ヨルダン川を渡れば、闘いの日々が待っています。でも神様の「約束の地」ですから、神様も大いに手を?お出しになったみたい。 ヨシュア記23章には『主がイスラエルの周囲の敵を、ことごとく除いて、イスラ…
先日は日差しも暖かく、微風があって、洗濯日和でした。乾いた洗濯物に顔をうずめると、太陽の匂いがいっぱい!洗剤はやっぱり無香料がいいなぁ。 そぞろ歩きに梅園に行くと、いつもは人気の少ないその場所に、家族づれがシートを敷いて座っていました。子供…
エリシャの白骨が死者を生き返らせた!! エリコの町は沸き立っていた。Σ(・□・;) ところで、白骨になる前のエリシャは、 預言者の一人に、 こんなことを頼んでいた。 「急いで、ラモテ・ギレアデへ行ってくれ。」 何のために? 「ヨシャパテの子エヒウを…
久しぶりのエリコの町。 街角のあちらこちらから、 子供たちの声が聞こえてきて、うれしい! これも、エリシャさんのおかげ。 ぴよ! ひよこは今、親切なおばさんの家にいます。 少し町から離れていて、 おばさんは自給自足の生活をしています。 久しぶりに…
預言者学校で、 エリシャのことが話題になるにつれ、 エリコの町の人々にも、 その様子は漏れ伝わって行きました。 そんなある日、 その町の住民が代表者共々、 エリシャを訪ねてきて言いました。 エリヤ様の二倍のお力をいただいたエリシャ様。 お願いがあ…
「わが父、わが父、 イスラエルの戦車よ! その騎兵よ!」 目の前で、黒く細く渦巻いて、 するすると昇って行く竜巻。 先生(エリヤ)の乗った、真っ赤に燃える戦車。 それが、 その先端にあった。 夢中で追いかけようと、 走る私の頭上に、 ふわりとマント…
バシャ! 鈍い音がした。 水しぶきが私の顔をぬらし、 大きな魚が一匹、水面に躍り上がって水藻に消えた。 私は自分の外套で水面を打ったのだった。 その使い古した外套は、 預言者活動を共にした、いわば私の一番近しい同士だ。 それで水を撃てと、内なる声…
ギルガルからべテル。 べテルからエリコへと 神様は私を導かれた。 しかしそれは、 私自身の望みだったような気がするし、 エリシャの為でもあったのではないか, とも思う。(・・? 「ここにとどまっていなさい。」 と私がエリシャに言うたびに、 瞼を激しく…
エリヤさんはこのところ超多忙。 預言者学校の引継ぎ、 預言者仲間にエリシャの紹介。 その合間に色々な人からの相談やら何やらで、 寝る間もないほどです。ぴよ! 久しぶりに暇ができて、 私は窓辺に置かれた、 古びた小さなテーブルの前の椅子に腰かけた。…
わぁ~い! エリヤさん、見っけ!ピョ! ずっと探してたんですからぁ~~。。 後継者を見つけてから。 どこに行ってしまったの?って思っていたら、 ギルガルの、預言者集団の中に紛れていたんですね。 エリヤさんは真の神様の預言者学校を、 あちらこちらに…
バシ!バシ!! 一瞬、目の前が真っ白になった。 よろけた足が、衣の裾を踏んだ。。 地面にぶち当たった体が痛かった。 両頬がヒリヒリと熱くなった。 ヌメっとしたものが口中にひろがった。 唇の端を手の甲で拭うと、 鮮血! 一人の預言者の思いがけない行動…
えっ、 神様はあの男を許されるのですか? エリヤは神様の懐の深さに感動し、 カァーと丹田が熱くなった。 異教の妻の言いなりになり、 偶像に染まり切ったどうしょうもない男。 その男が今、見栄も誇りも打ち捨て、 着物を引き裂き、ぼろを身にまとっていた…
蝉の声が一段と姦しい 使命を終えた彼らが そこここに静かに横たわる 太陽は中天にあり 黒い兵士が運ぶ遺品は か細く揺れて 木漏れ日の中に消えて行く 夏を背負って 土へとかえすのだ ちょっと、休憩。 たぶん今年いっぱい。
エリヤはエリシャの澄み切った目の中に 接ぎ木されてゆく新しい力を見た。 エリシャは、 身の内から湧き上がる興奮を抑えるすべを知らなかった。 彼の弟子になりたい! エリシャにとって、エリヤは英雄の何者でもなかった。 カルメル山のでの偽預言者との対…
預言者エリヤの出現は、 アハブ王とその妻イゼベルにとって、 厄介な存在だった。 真の神から民の目をそらさせ、 バアル礼拝を奨励し、 率先して偶像礼拝を行っていた王の前に、 忽然と現れたエリヤの風貌は、 威厳があって、 王の権威をもってしても抑えが…
ちょっと、ちょっと、(# ゚Д゚) なかなか前へ進んでいないのでは? 堂々めぐりしてない?🚙🚌 はい、その通りで・・。 道が見えてきません~。(´;ω;`)ウッ… ほんと、何とかならないの?⚓ あ、すみません。<m(__)m> う~、あ~! あ、悪の~、、ぺんぺん。。。 は浪曲も講談</m(__)m>…
★(シロ人の預言者アヒヤの回想) アヒヤは、暗い部屋の中で心を痛めていた。 ヤラベアム王が、 べテルとダンに「金の子牛」の像を置き、 民に礼拝させたと聞いたからだ。 あの日、私はエルサレムの町の外の やっと自分が休めるほどの、 小さな木陰に立って…
1、神の人ヨシヤ、神の声を聞く 神の人ヨシヤって、どんな人?(・・? わからないわぁ?? わからないけど、 ユダ王国に住んでいたようです。 ある日、彼に神様のお声がかかりました。 『べテルに行きなさい。 8月15日に祝典があるから、 お前もその場所にい…
イザヤ書の冒頭に、 ユダの王ウジヤ、ヨタム、アハズ、 ヒゼキヤの時代に活躍したアモツの子 イザヤと紹介があったけど、 年代にして前787年から前697年頃ってことかしら? あら? 彼の前に働いた人が「預言書」の中にいますね。 よく見たら年代がバラバラ。…