2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
思わず叫んでしまったルツ、その声は震えていた。 「そうか、そのことか。 いつその話を持ってくるかと実は待っていたんだよ」 ボアズはルツを気遣いつつ、優しく声をかけた。 「お前は本当に良く出来た人だ。 夫に仕え、姑につかえ、 その上、色々と誘惑も…
詩篇77篇よりわたしは主のみわざを思い起こす。 ・・ 雲は水を注ぎいだし、空は雷をとどろかし あなたの矢は四方にきらめいた。あなたの雷のとどろきは、つむじ風の中にあり あなたのいなずまは世を照らし、地は震い動いた。あなたの大路は海の中にあり あ…
ルツは一瞬目を瞠り、それから目を伏せた。 いつか、その言葉が姑の口から聞くときが来るだろうと何となく思っていた。 だけど、 その言葉が鼓膜を揺すると、 体中の血が逆流し、一気に毛穴を押し開いて、喉が渇いた。 目の前がまぶしく輝いて、姑の姿が消え…
詩篇77篇より 私は声がかれ果てるまで神様を叫び続けます。 どうか耳を傾けてください。 苦悶に沈みながら、あえぐようにお助けを求めています。 夜通し祈り、天に手を差し伸べて嘆願しているのです。 祈りが聞かれるまでは、喜びなどとは縁がありません。…
「お母さん、未亡人や、異邦人や貧しき者のために 落穂ひろいが出来るんですって。 わたし、親切な方の畑に行って来ようと思うのですが・・」ルツの言葉にナオミの胸は詰まった。 息子さえ元気だったら、こんなことをさせなくても済んだものを・・ そう心の…
詩篇76篇よりヤコブの神よ。 あなたが、お叱りになると、ε=(。・`ω´・。) 騎手も馬も、深い眠りに陥りました。 あなたは、あなたは、恐ろしい方。(´Д`)=3 あなたが怒られたら、だれが御前に立ちえましょう。 新改訳 ★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;…
ルツ記は士師記の後ろにあって、 「さばきづかさが世を治めているころ」と、冒頭に書かれているので、 一見この時代の作品かと思っちゃいますが、 どうやらそうではないみたいで・・ ず〜っとず〜っと後の、苦しい捕囚時代を終えてから、書かれた物のようで…
詩篇75篇より わたし(神様)は、誇る者は「誇るな」と言い、 悪しき者には「角をあげるな、 角を高くあげるな、 高慢な態度をもって語るな」と言う。 ・・・・・・・ 主の手には杯があって、 よく混ぜた酒があわだっている。 ・・・・・・・ 地のすべての悪…
兄弟対決だけは避けたい。 そんな思いでベニヤミン部族と交渉したものの 彼らの心はますます頑なに・・・。 困ったな。(´Д`)=3 イスラエルの人々は、契約の箱が置いてあるべテルに上って、 神様にどうしたものかと祈りました。その答えは 「戦え!。先…