ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

   サムエル記

成功、挫折、そして・・・(音声・サムエル記下)

サムエル記第二は、 ダビデ王の記録。 成功と挫折と、そして・・・ 救い主イエス・キリストに連なる家系。

純真無垢のサムエルちゃんが・・(音声・サムエル記上)

純真無垢のサムエルちゃんの、 成長記録。 立派な預言者になって大活躍! あ、そうそう、 民の要求で、初めての王様誕生です。 聴いてわかる聖書 ダイジェスト版 【サムエル記上 01】 - YouTube

悪いのは私です!

おおお!!ダビデは一人になった部屋で叫んだ。 人口調査などしなくてもよかったのだ。他民族から威嚇行動とみられて、反感をかうかもしれない。わしも年をとったものだ、忍耐力も失せ、判断力や気力も衰えてきた。あの時、神様にお伺いをたてるべきだった。…

[三勇士たちが持ち帰った井戸の水は・・

彼は高きところから手を伸べてわたしを捕え、 大水の中からわたしを引き上げ、 わたしの強い敵と、わたしを憎む者とから わたしを救われた。・・ 主はわたしの義にしたがってわたしに報い わたしの手の清さにしたがって わたしに報いかえされた。まことに、…

わしはまだまだ・・・

「なに巨人がか!!」ダビデの内に若き日の思いがよみがえってきた。「よし行こう!徹底的に打ち負かすのだ!」ダビデは家来たちを引き連れて,、ペリシテ人が戦を仕掛けてきた場所へと急ぎました。 若き日の血が騒ぎ、彼の背筋はピンと伸び、久々に張り上げ…

飢餓の原因は・・・

困っています。もう三年も飢餓が続いています。雨が降りません。大地は緑の葉を忘れ、一粒の雨を待ち望んで、茶色の土煙を撒き散らしています。ダビデにとっても試練の日々でした。己の無力さを嘆きつつ、苦しむ民の叫びに矢も盾もたまらず、日夜、神様の前…

ダビデに味方する者は前に進めえ〜〜!

あら!? なにやら人だかりが・・・・「みんな聞いてくれ!ダビデが帰ってきたが。あんな年寄りでいいのかぁ?それでもダビデに付いて行くのかぁ〜!自分の天幕に帰れ!!」ダビデの帰還歓迎のことで意見の食い違いが起こり、 ユダ族とイスラエルの半分の人…

主の恵の中で、寛容あふれるダビデ

アブサロム、死す! この悲報はイスラエルの人たちにもいち早く伝えられた。ユダ族の長老たちはあわてて、ダビデを王として再び迎え入れるべきだ派と、アブサロムに油を注いだではないか派に分かれて、けんけんがくがく。 ダビデはその機を逃さなかった。エ…

ああ!わが子アブサロムよ!!

ホシャイはあたりを気にしながら、祭司ザドクとアビヤタルのもとに急いだ。自分の意見が通ったとはいえ、自分にも見張りがついているかもしれないからだ。「今夜、川を渡りなさい。さもないと危害が及ぶかもしれません。ダビデ様に伝えてくれ」そう告げると…

聖書に初めて記された悲しい出来事は

メピボセテの僕ヂバは大急ぎで、パン、干しぶどう、夏の果物、ぶどう酒などをかき集め、それらを鞍を置いたロバに乗せてダビデを待っていた。 ダビデはいち早く彼の姿を見つけて言った。「どうしたのだ。その荷物は」 「このロバは王様のために、食べ物はあ…

ホシャイ、お前は私の息子のところへ行ってくれ。

将軍ヨアブの采配で、親子の溝が埋まったかに見えたその時、ヨアブはアブサロムの中に不穏なものを感じ取った。きっとまた何かが起こる。しかしそれが何なのか? アブサロムの母は、ガリラヤ湖東方のゲシュル王家の王女であった。サウル王の娘ミカルを除くと…

ダビデ、アブサロムを迎える

「あれから二年か・・」 アブサロムは一人そうつぶやくとキリリッと目じりを上げた。二年間待ってみたが、父ダビデは何も言ってこなかったし、アムノンを罰しもしなかった。タマルはいまひっそりと、アブサロムの用意した隠れ家で生活していた。 快活で笑顔…

幼子ソロモンを抱いて

「はぁ〜い!!ソロモンちゃん、いないいないばぁー」きっとあなたも、ソロモンちゃんと目が合ったらやっちゃうかもね。 この赤ちゃん、バテシバに再び与えられた男の子。それはまた、神様が二人の罪を許されて祝福としてあたえられた子でもありました。 ダ…

王よ、あなたがその人だ!!

ダビデはナタンに向かって怒鳴っていた。 「その者はその罪のゆえに死ぬべきだ。かつ、子羊を4倍にして償うべきだ」預言者ナタンの話によれば、 ある町に富める者と、貧しき者がいた。富める者の家に客が来たのだが、彼は自分の財産を惜しみ、貧しき者の羊…

神様、お慈悲を・・

「なに、ウリヤが死んだ!」 ダビデはことの早いのに驚いた。 「はい、敵は我々よりも有利な地の利を生かし、城壁から出てきて我らを野に追い詰めました。それで我らも反撃に転じ、城門まで追い返しました。しかし敵を深追いしすぎ、城壁の上から射ての狙い…

まずいぞ、このままでは・・・

ダビデを崇拝してやまないウリヤは足を速めた。ダビデ王様に拝謁できるなどと、思ってもいなかったからだ。いつも気高く、人民にも兵士にも優しく、しっかりとした信仰にたって、イスラエルを導き続ける王様は、彼の誇りでもあった。サウル王による迫害のさ…

ヘテ人ウリヤを家に帰せ!

ダビデ王様はどこ?王様は自室にこもっていました。身の回りの世話をする家来や召使たちは、口数少なく物音を立てないように気を使い 時々離れた物陰で、さもありなんとうなずき目配せをしています。 こんな王様、今まで見たことありません。自信に満ち溢れ…

ダビデ怒る!

ヨナタンそっくりの息子メピボセテ*1に会え、親友との約束を何とか果たしたダビデは、心にゆとりが生まれました。 そんなおり、アンモン人ナハシ王の訃報が飛び込んできました。 ダビデは彼との交流を思い出し、息子ハヌンに慰めの言葉をかけようと使者を派…

ヨナタンの遺児、王宮へ

ヂバは恐ろしさに胸が押しつぶれそうだった。サウル家が滅びてから、 息を潜めてひっそりと、生き延びてきたというのに、ダビデの家来に見つけられてしまったからだ。彼らのヂバに対する扱い方は丁寧で、それもまたヂバに大きな不安を与えた。その上、宮殿の…

神さましかおられません

『あなたは私たちを拒まれ、私たちを破り怒って、私たちから顔をそむけられるのですか』外敵に次々勝利していった無敵のダビデでしたが、忘れられない戦もありました。、上の詩はそのときのダビデの苦悩を表した言葉の一部です。 それはダビデが北の方で敵と…

人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか。

「どうぞ、あなたのお考えのままになさってください」ナタンがそういったとき、ダビデの顔は喜びに包まれた。 ダビデが嬉々として語った神殿建築の構想は、素晴らしいものだった。宿敵、ペリシテ、モアブ、シリヤ、エドム、アンモン、アマレクを倒し、ある民…

神の箱は天幕の中

神の箱が、特別にしつらえた天幕に置かれると ダビデは燔祭*1と酬恩祭*2を捧げて民を祝福し,イスラエルの全民衆に、パン菓子一つ、肉一切れ、干し葡萄一房を配った。大盤振る舞いのダビデ王様。集まった人々は上機嫌で帰っていった。 ダビデも上機嫌だった。…

破ってはならないものは・・

「わあ〜ぃ!行列が近づいて来たよ。 きらきら光ってらぁ。 箱の上で天使が翼を広げてるよ。 凄いなぁ。僕、こんなの見たことないよ。」まぶしいのぉ・・すべて金で出来ているからのぉ。 あの箱には、わしらの歴史が入っておるのじゃよ。 ほれ、坊主いってみ…

「神の箱」をエルサレムに!

ダビデたちの作戦は当たった。 まさか水をくみ上げる細い縦穴を登ってこようなどとは 誰も思わなかったからだ。 もちろん一番乗りはヨアブだ。 後にこの功績が認められ、ダビデ軍の総司令官に任じられました。こうしてヨシュアの時代以来、イスラエルの激し…

遷都エルサレム

「新しい都」それを何処にするかは、ダビデの中で何回も練られた懸案だった。彼は王となるべく油を注がれたが、その権力を自分から取りに行くことはなかった。その時が来たら、どのようにするかは考えていた。サウル王に追われていた逃亡生活中も、彼はさま…

3度目の油注ぎを受けて・

ヨアブは気持ちよくヘブロンに戻ってきた。ダビデが言った期間よりもずっと早く仕事を済ませての帰還だ。 その彼に次げる者がいた。「アブネルが来た!」彼はいきり立った。仇と狙う相手が、こともあろうにヘブロンに乗り込んできて、それをダビデが大歓迎で…

アブネルの思惑

アブネルの怒りはすぐに収まり、その後の動きは早かった。それは、今まで何度か頭に描いていた事でもあった。ダビデとはサウル時代、共に力を競い合い、お互いに尊敬もし、切磋琢磨した仲だ。 彼だったら、サウル家を絶やすようなことはあるまい。 逃亡生活…

アブネル、激怒!!

サウル父子の悲報に接したダビデは深い悲しみと共に 新しい時代の到来を感じた。 また、周辺諸国との均衡の破れを恐れ、 危機感を募らせた。 それで、ユダの地のどこかの町に上ろうかと 神様にお伺いすると、「ヘブロンへ行け」とのお声。早速ダビデは、一族…

ああ、勇士たちは倒れ・・

「なに、サウル王様の最後を・・」気になっていたイスラエル軍の消息は、唐突に一人の男によってもたらされた。敗走するイスラエルの陣営から逃れてきたという、その男を前にして、ダビデは言葉に詰まった。ずっと、ずっと気になっていたから・・ 高まる感情…

これはダビデのぶんどり物だ〜!!

サウル王が倒れた!!その知らせは、谷の向こう側や、ヨルダン川の向こう側にいたイスラエル人を恐れさせた。彼らは我先にと、町を捨てて逃げだした。それを見たペリシテ人は、すぐに、その町に入って住みつきました。。 翌日、 ギルボア山に横たわるサウル…