ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

アブネルの思惑

アブネルの怒りはすぐに収まり、その後の動きは早かった。それは、今まで何度か頭に描いていた事でもあった。ダビデとはサウル時代、共に力を競い合い、お互いに尊敬もし、切磋琢磨した仲だ。 彼だったら、サウル家を絶やすようなことはあるまい。 逃亡生活…

エホバはわが避所(さけどころ)

詩篇91篇より いと高き者のもとにある 隠れ場に住む人、全能者の陰にやどる人は 主に言うであろう、 「わが避け所、わが城、 わが信頼しまつるわが神」と。 口語訳 至上者(いとたかきもの)のもとなる 隠(かく)れたるところにすまふその人は 全能者の蔭(か…

アブネル、激怒!!

サウル父子の悲報に接したダビデは深い悲しみと共に 新しい時代の到来を感じた。 また、周辺諸国との均衡の破れを恐れ、 危機感を募らせた。 それで、ユダの地のどこかの町に上ろうかと 神様にお伺いすると、「ヘブロンへ行け」とのお声。早速ダビデは、一族…

90:願はくはわれらにおのが日をかぞふることををしへて

詩篇90篇より*1神様。 あなたはいついつまでも私たちの住まいです。 大地が造られ、 山が生まれる前から、 あなたは神であられました。 あなたには初めも終わりもないのです。 神様のひと言で、 人は土に帰ります。千年の昔も神様にとっては きのうのこと…

ああ、勇士たちは倒れ・・

「なに、サウル王様の最後を・・」気になっていたイスラエル軍の消息は、唐突に一人の男によってもたらされた。敗走するイスラエルの陣営から逃れてきたという、その男を前にして、ダビデは言葉に詰まった。ずっと、ずっと気になっていたから・・ 高まる感情…

89:エホバよかくて幾何時(いくそのとき)をへたまふや

詩篇89篇より 神様の愛と恵み、それに真実は、 永遠に絶えることがありません。 ・・・・ ああ、神様、 いつまでこんな状態が続くのですか。 いつまで顔をそむけて、 燃えさかる怒りを注がれるのですか。 あなたが人間の一生を、どんなに短く、 また空しい…

これはダビデのぶんどり物だ〜!!

サウル王が倒れた!!その知らせは、谷の向こう側や、ヨルダン川の向こう側にいたイスラエル人を恐れさせた。彼らは我先にと、町を捨てて逃げだした。それを見たペリシテ人は、すぐに、その町に入って住みつきました。。 翌日、 ギルボア山に横たわるサウル…

89:われダビデに爲僞(いつはり)をいはじ

詩篇89篇よりわたしはダビデに偽りを言わない。彼の家系はとこしえに続き 彼の位は太陽のように常にわたしの前にある。 また月のようにとこしえに堅く定められ 大空の続くかぎり堅く立つ。 口語訳 われダビデに爲僞(いつはり)をいはじその裔(すえ)はとこし…

サウル逝く

「もちろんです。 あなたのおっしゃるとおりにいたしましょう」ダビデは絡みつく人々の視線を,、いとも簡単に跳ね除けて 即答した。小さなざわめきがダビデを取り囲んだが、ダビデは気にしなかった。肩透かしをくった者たちは、いまいましげに唇を噛んだ。王…