ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

敵は間もなく滅びる! (イザヤ書3)

イザヤは大きな板に、

「マヘル・シャラル・ハシュバズ」と書いた。

 昨夜、神様からのお言葉があったのだ。

 

祭司ウリヤとゼカリヤに事の次第を告げると、

二つ返事でその証人となってくれた。

 

 イザヤはその大看板を担ぐと、

路傍に立った。

興味を示した人々がその前に集まった。

 一人の男が言った。

 

  この看板は何だい?

 

イザヤは一歩進み出て言った。 

 

  この言葉の意味は、

 「敵は間もなく滅びる」という意味だ。

  神様がおっしゃったのだ。

  私に男の子が与えられる。

  その名前をこれにせよと。

 

  それはおめでとう!

  「敵は間もなく滅びる」

   いい名前じゃあないか。

   世の中が物騒になっているし、

  神様が命名なさるなんて、

  祝福された子供だね。

   

やじ馬たちは、

がやがやとひと騒ぎしてうなづいた。

 

  そうか、よかった!!

  これで我が国も安心だな。

 

人々の足が四散しそうになると、

イザヤは右手で手招いて言った。

 

  まて、まて、安心なものか。

  いいか、

  その子が初めて言葉を発する前に、

  敵は来る!敵は来るぞ!

  アッシリヤはシリヤ(ダマスコ)と、

  イスラエル(サマリヤ)を攻め、

  金銀を奪い、

  シリヤの王は殺される。

  イスラエルの民は他国に連れ去られる。

 

   我々は大丈夫だ?

    ユダは大丈夫だ?

 

   選民だからか?

     勘違い!!間違いだ!

   真の神様と、偶像とをごっちゃにするな!!

   イスラエルの神に立ち返るのだ。

   従うか、不従順のままかだ!

   祝福か、呪いかだ!

 

   背きの罪から踵を返せ!

   罪を許してもらうのだ。

   偽りの神々から離れ、

   死者の言葉に頼るな。

   アッシリヤは我らを罰するムチだ。 

   ムチが振り下ろされる前に、 

   我らの祖先を奴隷から解放した神に立ち帰れ!

   敵は来るぞ!

   これは契約不履行の罰だ。

   神様が私たちイスラエルの罪を裁くために、

   お使いになるムチだ。

 

イザヤは王宮にも足げく通った。👣

 

  王よ、万軍の主にすがれ!

  救いの手が、

  裁きのムチと変わる前に。

  アッスリヤは、シリヤと、イスラエルを襲い、

  大水となって、ユダにもなだれ込んでくる。

 

    イザヤよ。そう興奮するな。

   アシリヤはイスラエルのホセア王に

   怒っているのだ。

   彼は隷属して貢ぎを納めていたのを止めた。

   なぜだ?

   エジプトのソ王に鞍替えしたからだ。

 

     ちがう!

   我らを奴隷から解放し、

   エジプトから導かれた真の神から離れた。

   それゆえ、

   神様はアッシリヤを用いられるのだ。

 

 しかし、王は聞く耳を持たなかった。

    

  王よ。あなたは清き神のささやきよりも、

  大河の流れのような

  アッシリヤに頼ろうとするのか?

  それは勢いを増し、

  堤を超えてユダにも迫ってくるぞ!!

 

王はイザヤの言葉に渋い顔を向けながら、

首を横に振り続けた。

イザヤの説得は王の耳には留まらなかった。

アハズ王はダマスコにいるアッスリヤ王

テグラテピレセルに使者を送った。

自身の保身もかねて、

沢山の貢物を持たせて、

助けを求めたのだった。

その願いがかなえられると、

王自らダマスコに出かけた。

 

アハズ王は、

テグラテピレセル王のご機嫌を取るために、

積極的にアッシリヤの神々を取り入れることにした。 

 

すぐ偶像の神殿の図面をコピーして、

祭司ウリヤに作るように命じた。

 

こうして、

イザヤの奔走もむなしく、

アッシリヤに援助を求めることにこだわる

アハズ王だった。

 

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ああ・・・・

足が痛い。👣

血にまみれ埃をかぶった足。

イザヤはうずくまった。

力を失った陽光が、

ゆっくりとその背に降りて、

闇が、

イザヤを包んだ。

その中に、

怒涛のように押し寄せる大河の響きを聞いた。

愛するこの国を飲み込む様がはっきり見えた。

彼は頭を抱え、声を上げて泣いた。

イザヤの胸はパクパクと激しさを増し、

息苦しくなって、

肩で息をした。

 

  神様ぁ~。

  誰も私の声に耳を傾けてはくれません。

  あなたの選ばれたこの国、

  み翼で守られてきたこの国。

  それはどうなってしまうのでしょうか?

  選民イスラエルは生き残るとおっしゃいましたが、

  果たしてそれは‥

 

イザヤの繰り言は、

むなしく闇に飲み込まれて行くばかりだった。

 

・・

イザヤさん、😿頑張って!!😿

 

 

 

 

残りの者は帰ってくる!  (イザヤ書2)

イザヤは窓辺の小さな机の上に両肘を突き出して、

組み合わせた指の上に顎をのせていた。

彼の瞼は閉じられていて、

時折ひくひくと動いた。

このところ、隙間時間があると、

牛のように反芻していたのは、

裏山で神様から示された内容だった。

 

奴隷生活から解放され、

40年間も荒野をさまよった先祖。

それでも彼らには希望があった。

アブラハム、イサク、ヤコブと、

個人的に結ばれた祝福。

その個々人で結ばれた約束が、

あのシナイ山で🏔

モーセと、イスラエルの民と神様との間で、

再確認(再契約)されていたからだった。

契約遂行には

十の条件(十戒、律法)の厳守があった。

 

  1、主はイスラエルの神だ

 2、イスラエルの神以外、拝むな(禁偶像礼拝)

 3、意味なく主の名を使うな(畏れ敬うへ)

 4、安息日を守れ

 5、両親を敬え

 6、殺人をするな

 7、姦淫するな

 8、盗むな

 9、偽証をつくな

10、他人の物を欲しがるな

 

イザヤはため息をついた。

今、イスラエルの中で、

これらの一つでも守られているだろうか。

実際、

これらの戒めを細かく突き詰めて行けば、

誰一人、

完全に全うすることなど不可能だった。

私もだめだ。

イザヤは燃える炭火が押し当てられた唇に、

そっと指先を当てた。

真っ赤に燃えた炭火だったが、

火傷をしたわけではない。

ただこの身がすっと軽くなって、

感謝と喜びに身が震えた。

神様の許しが与えられたのだと分かった

 

あの律法は人間には守れるものではない。

ただ、それゆえに、

神様の前に謙遜にひざまずき

み言葉に従おうとする従順さを求められたのだ。

 

シナイ山での約束を民に思い出させ、

被造物を作られた神様の、

絶対的な主権と、

その清き聖なるご性質を、

私は伝えるのだ。

何のとりえもないこの民と、

神様が結ばれた約束。

 

それは祝福か、滅びかの、二者択一だ。

今や宗教指導者の祭司でさえ、

偶像にかかわり、

その体でぬけぬけと神殿奉仕をしている。

手塩にかけて育てたはずの民の、

愚かな行為の繰り返しに、

神様は目を背け、

心を痛めておられる。💔

限りなき愛と哀れみに富まれるお方は、

義なるお方ゆえ、

約束不履行に目をつぶることができないのだ。

裁きの剣を握りしめながら、

愛に苦悩しつつ、

背きの民に,

その剣を抜かざるをえないのだ。

  

 

イザヤの衣の裾は擦り切れていた。

それでも、

神に立ち返るようにと.

説いて廻る日々が続いた。👣

 

以前、北イスラエルで働いた先輩アモス

その働きに奮い立たされた。💪

同輩ホセアとは

時折連絡を取り合っていた。

彼によれば北イスラエルの状態は、

南ユダより最悪だった。

大アッシリヤ帝国の興隆.

その恐怖が圧し掛かっていた。

南ユダも北イスラエルも、

以前からその大帝国に、

莫大な貢ぎ物を納めていた。💰

しかし、

アッシリヤの王がピレセル3世(プル)になると、

征服欲はさらに増した。

そして、

イスラエルの代替わりが狙われた。

新王ぺカは、銀1千タラントを納め、

自分の座を守った。

宝物蔵は空っぽになった。

 耐えに耐えたが、もうこれまでだ。

ぺカ王は、

スリヤ(アラム)のレヂン王と同盟を結び、

南ユダにも同盟話を持ち込んだ。

 

 アハズ王は即座に拒否した。🙅

 

  今までさんざん苦しめられた国だ、

  今更同盟などありえない!!

 

それから数日後、

 

   怒った同盟軍がユダを侵攻するぞ!

 

と新しい情報がもたらされた。

アハズ王も民も悲鳴を上げた。

 

開け放した窓から、

乾いた風が吹き込んだ。

 

  ああ神様、

  あなたが選ばれた私は無力です。

  助けてください。

 

イザヤは思わず立ち上がって、

両手を上げた。

 古びたイスがカタリと音を立てた。

その部屋の外でイザヤの妻が

彼女の小さな踵をゆっくりと返して、

息子の待つ部屋へと戻って行った。

 

その部屋は明るく、

食欲をそそる彼女の手料理があって、🍛

母親の来るのを待ち構えている、

期待に満ちた瞳があった。👀

その瞳に包まれると、

彼女の緊張は一気にほぐれ、

笑窪がそのほほを飾った。( ´∀` )

 

 

   ユダは、南ユダはどうなる!?

 

イザヤの喉がひっつた。

 イスラエルも南ユダも、

天の法廷で有罪とされていた。🔨

 

  南ユダも捕囚として連れ去られる。

  だが、ダビデ王の血筋、👑

  正当な血統が受け継がれたユダは、

  一度は亡びたように見えても、

  モーセの杖から芽生えた若枝のように、🌱

  必ず生き延び、

  存続し、

  全世界の祝福の基となる。🌎

   の約束は必ずなるのだ。

 

そうだ、神様はおっしゃった。

 まだ時が残されている。

  最後の最後まで、

  神様のお言葉を取り次ごう。

 

イザヤの脳裏に、

輝かしいイスラエルの未来が駆け巡った。

神様のお約束は確かだ。

彼の体内の細胞が生き生きと動きだした。

 

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 その夜だった。

イザヤは夢の中で、神様のお言葉を聞いた。

 

 長男シャル・ヤシュブ

 (残りの者は帰ってくる)を連れて、

 アハズ王に会うのだ。

 

イザヤは目を覚ました。

そこには規則正しい妻の寝息があった。

そして、

野獣の遠吠えをかすかに聞いた。🐺

まだ夜明けまで間があった。

 

翌日は雲一つなく晴れ上がった日で、☀

イザヤは息子を連れだした。

妻はまだ幼い息子を連れだすことを渋ったが、

神様のお言葉だと知ると、

ああ!と短い声を上げ、

胸の上で両手を組んだ。

 

王は布さらしの野にある、上の池の水道の端にいた。

流れる水を見つめる王の顔は、👀

遮るもののない炎天下で、

くっきりと陰を作っていた。

有事のために作った水路は、

軽やかに流れる水で満ちていた

 

イザヤは言った。

  神様のお言葉を伝えます

  連合軍はあなたを倒し、

  自分たちに都合の良い王を立てようとしている。

  しかし恐れるな、

  それはならない。

  彼らの土地は荒野となる。

 

  そればかりか、建国以来、

  体験したことのないような災いが、

  この地、ユダにも臨む。

  神様は大国アッシリヤを、

  そのために用いられるのだ!

   ユダの民は捕囚の民となり、

  国土は荒れる。

   しかし神様は、

   ダビデ王家の子孫を絶やさない。

   選別され、選ばれし清き民は、

  再び約束のこの地に帰ってくる。

  神様は私の息子にシャル・ヤシュブ

 (残りの者は帰ってくる)と命名された。

    そのことを知らせるためなのだ。

  さあ、私(神)にしるしを求めよ。

  私を信じるなら、しるしを求めよ。

 

アハズは驚いた。

 

   しるしを求める?

   神様を試みる?

   恐れ多いいことだ。

   私には出来ない。

 

イザヤは眉をひそめた。

王の言葉の裏に不信仰が揺らいで見えた。

突然イザヤの胸がざわついた。

 

   神様しるしはこうだ!!

   乙女が身ごもって男の子を授かる。

  その名はインマヌエル(神ともにおられる)

  そのころには、

  イスラエルとシリヤの王は死んでいる。

 国さえなくなっている。

  だから恐れるな!

 

イザヤはそのお言葉の、

意味の不思議に戸惑いながらも、

アハズ王に向かって語った。 

 

アハズ王の足元の水路を、

一枚の木の葉が水にもまれながら、

音もなく流れ去って行った。

イザヤは息子シャル・ヤシュを、

目で追った。👀

なだらかな丘の上で、

彼の息子は楽しそうに、

何かを追いかけていた。

 

 

燃える炭火が‥・🔥 (イザヤ書1)

空は見事に晴れ渡っていた。

気持ちの良い風に乗って、

かわいらしい小鳥のさえずりが聞こえてきた。

 

そんな窓際に立って、

イザヤは大きなため息をついた。

妻である女預言者は夫を横目で見て、

そっと、ため息をついた。

あらあら、移ってしまったわ。

胸の内でつぶやくと、

小さな笑窪が彼女の頬に出来た。

彼女はすぐにそれを引っ込めて、

動かす手を速めた。

 

彼女は同業者として、

夫の働きを理解しているつもりだが、

それでも彼の深い心の内までは分からなかった。

分からないまま受け入れるのを良しとした。

 

イザヤは同じ姿勢のまま、また、ため息をついた。

イスラエルは、油注がれたダビデ王の側近が、

10部族を引き連れて建国したものだった。

それなのに、

エジプトの宗教と、

金の子牛礼拝を国教と定めて、

イスラエルの神を冒涜したのだった。

民も何のためらいもなく右に倣った。

それでも忍耐深い神は、

幾度となく無名の預言者や、

神の使いなどを派遣して、

危機から救い出したり、悔い改めを迫った。

エリヤやエリシャの他に、

いつもは南ユダで働いているヨナや、

イザヤも駆りだされた。

しかし民の行いは改まることなく、

終焉に向かって、

転がり落ちているのが現状だった。

幾度となくクーデターが繰り返され、

国王は交代し、国は疲弊していた。

帝国アッシリアの圧力も半端なくのしかかっていた。

私たちの働きが足りなかったのか?

無力さに胸がうずいた。

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イザヤの妻は目を覚ました。

夫がゆっくりと起き上がったからだ。

それは彼の習慣だったので、

彼女は再び眠りについた。

 

イザヤは外に出た。

まだ地上には夜明けの気配はなかったが、

満天の星の瞬きはうっすらと力を失っていた。

彼はいつもの祈りの場所へと急いだ。

家の裏側にある小さな丘で、

中腹の赤茶けた窪地が彼の定位置だった。

 

イザヤが膝まづいて、うずくまった時、

突然、幻を見せられた。

神様が天の御座に坐しておられ、

純白の輝く衣の裾が、

流れる川のように広がり、

神様の霊が朝露のようなみずみずしい美しさで満ちていた。

それは、

神様のご性質、

神様が神であることの存在感からあふれでくるたとえようのない輝きでした。

頭上にはセラフィムが舞い、

絶えず神様をたたえていた。

その姿は異形で、

それぞれ六つの翼を持ち、

一対は顔を覆い、

一対はゆっくりと動かして舞飛び、

一対はその足を覆っていた。

 

イザヤの体は震えていた。

   「私は、聖なるお方を見てしまった。

    この汚れた私は死ぬのだろうか?」

すると、

一人のセラフィムが、

赤々と燃える炭火を運んできて、

イザヤの唇に触れて言った。

 

   「さあ、あなたの罪は許された」

 

すると、イザヤの体から緊張が解け、

涙があふれた。

ああ今私は、神様のご栄光の中にいるのだ。

体の細胞の一つ一つが大きく伸びをして、

神様の霊が自分の体の中に

ゆっくりと流れ込んでくるのを感じて、

彼の心も体も歓喜に震えた。

すると神様が語られた。

 

   「誰が私の使者となって、

    民の所へ行ってくれるだろうか?」

 

   「はい、私をお使いください」

 

イザヤは即答した。

 

   「あなたが語るべき言葉はこうだ。

    何度私が語っても、

    奇跡の数々で救っても、

    あなた方(イスラエルの民)は私に気づかない。

    こうなったら、

    目を閉じ耳をふさぎ、理解力を鈍らせ、

    私の奇跡をやめよう。」

 

イザヤは寒気がして、ブルっと身を震わせた。

 

   「神様、いつまでそのことを語るのですか?」

 

   「国土が瓦礫の山となり、

    イスラエルの民が、

    捕囚となって連れ去られるまでだ。

    しかし民の十分の一は残そう。

    イスラエルの民は私が選んだ民だ。

    アブラハム、イサク、

    ヤコブ結んだ契約のゆえに、

    私はその民を絶やさない。」

 

イザヤの妻は、

いつもより遅く帰ってきた夫の姿に驚いた。

十歳も若返ったようにつややかな肌、

洗ったばかりのような清潔な衣。

 

   「まあ!」

 

彼女は驚き思わず叫んで、目を見張ったが、

理由を問わなかった。

神様にお会いしたんだ!

彼女の胸が躍った。 

 

しかし、

イザヤはその外観とは裏腹に、

心境は複雑だった。

喉にたまった澱を振り払うように、

コホンと小さな咳をして、

そっと自分の部屋のドアを閉めた。

 

夫が無言で持ち帰った小さな澱は、

たちまち彼女の高揚心を消し去った。

太陽の光が部屋の中に差し込んで、

目に見えなかった埃が舞い飛ぶのを、

彼女は無心に見つめ続けた。

 

大丈夫?どうなる?ハラハラドキドキ!!Σ(・□・;)

エリシャの白骨が死者を生き返らせた!!💀

エリコの町は沸き立っていた。Σ(・□・;)

 

ところで、白骨になる前のエリシャは、

預言者の一人に、

こんなことを頼んでいた。

  

  「急いで、ラモテ・ギレアデへ行ってくれ。

 

何のために?

 

  「ヨシャパテの子エヒウを訪ねて、

   油を注ぐのだ。

  『主は言われる。

   あなたをイスラエルの王とする』

   そう言って、

   急いで帰ってきなさい。」

 

この人、腰をからげて走って行った。

い、韋駄天走りだ!🏃

エリシャは何を急いでいたのか?

自分の命が尽きる前にやるべきことがあった。

が、体が動かない。

それでこの韋駄天仲間に頼んだのか?🐤

 

とにかく、

預言者の一人が急いで行ってみると、

軍長会議の真っ最中。

周りの人の制止を振り切って、

ずかずかと部屋へ入り、

エヒウを別室に伴い、

油を注いで、

エリシャの言葉を伝えた。

 

は、これでは「怪しいやつめ!」

って、捕まってもおかしくないね。🐤

それで、韋駄天か?

 

エヒウが部屋に戻ると、

いぶかる軍長たちに、

彼は言った。

 

  「私は今、油を注がれた。

   イスラエルの王となるためだ。」

 

居合わせた者たちは、どよめいて

階段の上にそれぞれの上着を敷き、

エヒウを立たせたというから、

なんとなくそんな雰囲気があったんだ。🐤

 

そして、今がチャンス。

ヨラム王は戦傷のためエズレルで静養中だ。

そのうえ、ユダの王アハジヤが見舞いに訪れていた。

好機到来と、エヒウは仲間の援助を受け、

両国の王を倒した。

 

エリシャはこの好機を逃さずに、

韋駄天に依頼したのか?🐤

 

イスラエルの王ヨラムは、

ナボテの畑に放置され、

母イゼベルは、

城壁から突き落とされた。

これはエリヤの預言のとおりだ。

そしてまた、

預言者仲間と、主の僕たちの

かたき討ちでもあったのだ。

 

そのイゼベル(叔母)の血を引く、

ユダの王アハジヤ。

彼も矢で射抜かれて死んだ。

 

エヒウは時を置かず、

●アハブの子70人。

●エズレルの地でアハブの家に属する者、全て。

●サマリヤから王たちの安否を尋ねて来た、

 アハジヤの身内の者たち。

●サマリヤに残っているアハブ家に

 かかわりのあった人々。

上記すべての命を絶った。

主がエリヤに告げたことの成就だ。

 

そして彼は策を練った。

自分は熱心なバアル信者だから、

バアル神殿で大集会を開く。

バアルの預言者、祭司、信者は集まるように。

欠席する者は殺す!

 

脅しですね。( ゚Д゚)

 

だからみんな集まった。

だから、神殿広場はぎゅうぎゅうずめ。

そして、神殿の外には70人、いえ、80人の兵隊。

その手には剣が!

 

そして、エヒウの言葉が恐ろしや!

一人も逃すな!

逃せば己の命でつぐなえ!!

 

はああ・・・・ 

想像するだに、恐ろしやぁ~~~。。。

 

悪女イゼベルの娘で、夫アハジヤ王の妻、

アタリヤの名が出てこなかったけど? 

どうしたのか?

 

夫アハジヤが亡くなると、

妻アタリヤは、その一族を滅ぼし、

自分が王の座に就いた。

その時、

自分の孫にまで毒瓜を伸ばした。

7年後、

難を逃れた王子を匿っていた、

祭司エホヤダに殺された。

 

あの時、

エヒウが見逃していなければ・・

 

長い偶像礼拝の後、

誠の神様を礼拝する方法もわからず、

野放しにされた民。

だから、やっぱり、あれしかありえないと、

人々は金の子牛礼拝へと・・・

 

エヒウは軍人で、

民を教育する方法が分からなかったのか?

預言者学校の生徒たちはどうしていたのか?

一生懸命働いていたと思うけど、

人手不足だったのかも。

 

そういうわけで、

エヒウは神様のお怒りを被った。

しかし、彼の業績を鑑みて、

お前の家系は四代までだ、

とお情けもいただいた。

 

 が、

 

お怒りはやまず、

国力の衰えたイスラエルの領地は、

隣国ハザエルに踏みにじられることに。

ヨルダン東、ギレアデの全地、

ガド、ルベン、マナセの地、

アルノン川のほとりのアロエルからギレアデとバシャン。

                       

                       f:id:pypyhiyoko:20190116114155j:plain

  わああ!大変!!!Σ(・□・;)🐤

 

  かって、ハザエルに「あなたは王なる」と預言したエリシャ。

  その時流した涙の意味がこれだったんだ。

  未来が見えるって、辛いこともあるんだね。😿

 

 

 

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こ、これって、物凄い執念!! Σ(・□・;)

🐤久しぶりのエリコの町。

街角のあちらこちらから、

子供たちの声が聞こえてきて、うれしい!

これも、エリシャさんのおかげ。

ぴよ!

ひよこは今、親切なおばさんの家にいます。

少し町から離れていて、

おばさんは自給自足の生活をしています。

久しぶりに会って、

一通りのあいさつが終わると、

おばさんは言いました。

 

👩エリシャさんは、今どこにいるの?

 

🐤彼は今、療養中、、いや、、亡くなられました。

私はエリシャさんが病気になったのを知って、

急いで彼の所に尋ねたのだけれど、

あの時すでに、

回復する見込みのない病で、

もうベットからも

起き上がれないほどだったんです。(´;ω;`)ウゥゥ!

 

👩えっ!そうなの?

ヨラム王、エヒウ王、エホアハズ王、

そして、

今のヨアシ王様のためにもずいぶんと

貢献なさっておられましたよね。

 

🐤そうです、そうです。

そんなわけで、

ヨアシ王様がお見舞いのために下ってこられて・・

 

👩下って来られたってことは、

首都エルサレムから、

気候の穏やかな海沿いの町なんでしょう?

 

🐤たぶんね。

王様がお見えになると、

突然、東側の窓を開けさせて、

矢を射るようにとすすめられたのよ。

王様が矢を握ると、

エリシャさんはやせ細った手をその上に重ねて、

何やら祈っていたわ。

病人の手とは思えないほどの握力に、

王様はチョットびっくりしたのがわかったわ。

 

👩:あなたよく知っているわね。

 

🐤:ええ、わたし、エリシャさんのファンなので…

 

👩:それでもって、

療養先の地名がわからないのぉ???

 

🐤:それはチョット横に置いときましょうよ。

 

   ★:さあ、矢を射なさい。

 

🐤:瀕死の人の声とは思えなかったわ。

王様は矢を構え、力を込めて弓弦を引いて、

 

    👑:ハッ!!

 

と声を出して、矢を放ったの。

王様の手を離れた矢は、

窓の外へ、

アッという間に見えなくなったの。

 

   ★:お見事!

   マペクでスリヤ軍に勝ちますぞ。

   もっと矢を射なさい。

 

🐤:エリシャさんの声にはりが出て、

王様はまた弓を引いたのね。

三回も矢を放って、やめたんだけど。

ゴボゴボとエリシャさんの咳がひとしきり続いて、

荒い息を吐きながら言った言葉がこれ。

 

  ★:なぜ辞めたのです?

   矢がなくなるまでするべきだった。

   そうしたら、三度勝利するだけでなく、

   スリヤを完全に滅ぼすことができたのに。

   残念だ。ゴボゴボゴボ。。。。

 

🐤:そんなことがあってから、

エリシャさんの命の火が急速に衰えて、

ゥ、ウ、亡くなられたのよぉ~~。😿

 

👩:そうなの。(+_+)

初めて聞いたわ!

大変!!どうしよう!!

 

 🐤:どうしようも、こうしようもないわ。

エリシャさんが亡くなったのは、

もう一年も前のことよ。

 

👩:そうなんだ。エリシャさんの働きは、

 1、この町の水源を塩で清めた。  

2、同労者のやもめの家族を、

  油を増やして貧困から救った。💰

3、裕福なシュネムの女の死んだ子供を生き返らせた。

4、誤って毒物が混入してしまった煮物に、

  麦粉を投げ込んで清めた。🍲

5、パン20個と、一袋の穀物で、

  100人以上の人を養い、余らせた。🍞

6、アラムのナアマン将軍の皮膚病を、

  ヨルダン川の水で治した。

7、ドタンでスリヤ軍の大軍に包囲されたとき、

  恐怖に慄く僕に天の軍勢を見させて安心させた。👀

8、川に沈んだ斧を浮かび上がらせた。

9、戦の時、イスラエルの王に敵軍の様子を知らせて、

  難を避けることしばしば。

10、死後1年経ってエリシャの白骨体に、

  死者の体が触れると、生き返った。💀

 

🐤:凄いよね。ぴよ!

 預言をしたり、

奇跡を起こしたり、

同労者の経済面に気を配ったり、

若い預言者たちの教育、修養場を設けたり、

大忙し。

思い出したくもないけど、

熊に子供たちを襲わせたり、従者ゲハジを破門にしたり。

 

👩:あれはゲハジもよくなかった。

でも普通、病気にさせるう~?!

 

🐤:まあ、色々あったけどぉ・・

 

👩:お国のために約50年間も働いて、

イスラエル王国の未来を思うと、

死んでも死にきれなかったかもね。

 

🐤:でもそこは神様オンリーの預言者。💛

すべて神様にお任せして、

召されて行ったと思うわ。

 

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 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

エリシャは亡くなりましたが、彼の預言どおり、

ヨアシはスリヤ軍を三度打ち破り、

奪われていたイスラエルの町々を取り返しました。

勝利に沸く民に襲い掛かるのは、モアブ人。

彼らの力は年々強くなり、 

イスラエルの人々を悩ましました。

これは、そんな頃、起こった奇跡です。

 

ある人が亡くなりました。

埋葬するべく遺体を運んでいると、

運悪くモアブ人の略奪隊を発見!

 

どうしよう!

埋葬場所はまだ先だ!

ほら、あれはエリシャさんの埋葬場所。

一時的にここに隠しておこう。

 

そして彼らは、

町の人々に隠れるように触れ回りました。

 

   来たあー!!

 

誰かが素っ頓狂な声で叫びました。

無人になった町の広場の、

その先の門に目を向けると、

白い布で足を取られながら現れたのは一人の男。

 

  誰だ?!

 

息をつめて凝視する先のその男は、

広場の真ん中で立ち止まった。

 

  あいつは俺たちが、

  エリシャさんの墓に投げ入れたやつだ!

  どうした?!どうかしているぞ!

 

身をひそめていた人々はわらわらと広場に出て行って、

その男を取り囲んだ。

 

   エリシャさんの声がしたんだ。

   真っ暗な墓穴の中で。

   見れば、白骨が青白く光っていて、

   私の手がその上にのかって、

   私の体も光っていた。

   一瞬だった。

   ぼんやりと洞窟の中が明るくて、

   気がしっかりしてくると、

   徐々に私の体から光が消え、

   エリシャさんの骨も光を失っていったんだ。

   嘘じゃあないぞ!

   本当だ!

   私は生き返ったんだ!

   触ってくれ!

   エリシャさんのおかげだ!

   頼む、水を、

   水を、飲ませてくれ!

 

そう言うと、

男はへなへなと座り込んでしまった。

 

 

・・・・・・・・

 

白骨になっても、

死者を生き返らせるなんて!! Σ(・□・;)

 

 

 

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