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ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

ヨルダン川はゆるゆると流れて・・

ヨシュア記

昨夜遅く二人のスパイが戻ってきた。

報告によれば
   エリコは二重の城壁に囲まれ
   一部の者はその城壁に板を渡して
   家を建てて住んでいるという。

   監視の目も行き届いていて
   よそ者はすぐにチェックされる。

   「しかし、彼らは我々を恐れています。
   あの地は必ず我らのものとなります

スパイは確信に満ちて断言した。
そうして、ラハブのことも伝えた。

   ヨシュアは彼らをねぎらった。

スパイの報告に安堵しながら、ヨシュアは40年前のことをおもいだしていた・・
   あのとき、一緒に行った仲間が恐れて
   民の心を萎えさせ
   後一歩のところで迂回しなければならなかった。

   40年間、長かったようでもあり
   あっという間でもあった・・
   そしてその間に
   自分とカレブ以外の世代交代がおこなわれたのだ・・
   偉大な指導者、モーセも今はいない・・

   逞しく成長した若者たちが
   約束の地に足を踏み入れるのだ。
   彼らの信仰も大きく育っていた。
   ヨシュアは神様に感謝しながら遅い眠りに入っていった・・


夜明け前に目覚めたヨシュア
     身を清め、神様の前に静まっていた。
     ひんやりとした朝の空気が、胸深く入り込むたびに
     体のそこから力が沸き起こってきた。
   
    「神様、やっと先祖の夢をかなうべく、進むべき時がやってきました。
     どうか、あなたの約束を現実のものとしてください」

日が昇るのを待って、彼は立ち上がった。
そうして、てきぱきと指示を出し
      イスラエルの人々は慌ただしくシッテムを出立した。

夕方ごろ、ヨルダン川のほとりに到着し、そこに三日留まった。
      人々の雰囲気は今までとは違い
      張り詰めた空気に包まれていた。

      川のこちら側に残る者たちは
      武装して身を固めてゆく夫や若者たちを
      涙をこらえて手伝った。

三日目の朝、ヨシュアは指導者たちをそれぞれの野営地に派遣した。
      彼らはその日一日中、野営地を駆け巡り
                    声をからして叫んでまわった。

      「明日、契約の箱を担いでいる祭司を見たら後に従え
       だだし、箱に近づくな。
       約一キロの距離を保って、ついてゆくのだ。

       これから行くところは初めてのところだ。
       祭司が先導する・・

       だから、今夜はそれぞれ身を清めて待つように・・・

       明日、神様が素晴らしいことをなさるからだ」


その声を聞くと、民は歓声をあげ、親たちは語り伝えた先祖のことを子供たち話すのだった。

         ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ 

       期待と興奮に包まれたテントも
       しばらくすると、夜の静けさの中に溶け込んでいった。

すぐ脇を流れるヨルダン川は、月の明かりを受け、キラキラと輝きながら
       いつもと変わりなくゆるゆると流れていた。