ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

万感胸に迫りて

契約の箱・・・
それはアカシアの木に金メッキをほどこした四角い箱で
四隅に輪がつき、そこに長い棒を通して、
レビ人が担いで運びました。
         
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中には・・・
モーセシナイ山で神様からいただいた
二枚の石板が納まっていて、
その表面には十戒が刻まれていました。
        

十戒・・
その内容をイスラエルの民が守るならば
子々孫々に至まで祝福するとゆう
神様とイスラエルの民の約束事でした。

その昔・・・
彼らはこの箱と共に40年間荒野をさ迷い、
やっとのおもいで、約束の地カナンの対岸
ヨルダン川の岸辺にたどり着いたのです。

まず最初・・・
祭司が契約の箱を担いで
流れる水の中に足を踏み出しました。
神様がそうせよとおっしゃったので。

川の水・・
遥か彼方の上流で誰がしたわけでもないのに
勝手に流れを止めたので、
民の足は濡れずにヨルダン川を渡りました。

ギルガルで一休み

エリコ・・
遊女ラハブの機転で情報活動はスムーズに進み
そこの城壁を契約の箱と一緒にくるくる回ったら、
目が回らないで、
何と、まあ、城壁が目を回したのでしょうか、
頑丈な壁がいとも簡単に崩れて、おったまげたわぁ・・

一応、約束の地を手に入れて、シロに幕屋を建てました。
            

エベネゼルで戦が始まって・・
負け戦に神頼みと、
慌てて契約の箱を戦場にわっしょいと。
でも、神様は知らん顔。

あああ、ペリシテ人の戦利品になっちゃった。
神様がお一人増えたぞとペリシテ人喜んで、
アシドドのダゴンの宮に安置した。
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居心地が悪いったらありゃしないと
神様が思ったのかどうか?、
神様の威力に負けたのか
ダゴン像、ぐらりとゆれてこなごなに。


畏れたペリシテ人は契約の箱をガドへと運ぶ。
  
そしたら町は疫病だらけ。
原因はこの箱だ!!
もってけ!疫病神め!

たらいまわしだ!エクロンに。

わしらの所になんで来た・・と、
ビックリ仰天、エクロンの人。
契約の箱の行くところ、良い事なしで大弱り。

もお〜やだ! 助けてくれぇ〜!
お土産つきでお返ししますよぉ〜〜〜。。

雌牛の荷台に箱を乗せ
牛の行くまま気の向くまま
牛が戻って来ないかと、
やきもきしながらついてく人々。

着いた先はベテシメシ。
田舎の村人大はしゃぎ。
それでペリシテの5人の君もやれ安心。
イスラエルの領土内だ、これでよし。

村人は興味津々
人目を忍んでやってきて
覗こうとしたからさあ大変、
一瞬で息絶えて、周りの人々凍りつく。
これはいけない、何とかしよう。

キリアテ・ヤリムの人呼んだ。
丘の上のアビナダブ、家の子エレアザルを聖別し
箱の管理を任せます。

それから20年間も
彼と箱は一緒です。

ダビデが王なった時、自分の町に持ち帰り

あるべき場所に運ぼうと

でも、運び方が悪かった。
箱に触ったウザは事切れ、
ダビデ、恐れて大慌て。

急いでオベデ・エドムの家にと運んで三月。
祝福された彼の家。

ダビデは宮殿建築、幕屋も張った。
レビ人にしか担げない契約の箱。
今度は間違ったりしませんよ。

嬉しさあまって裸踊りのダビデ様、
奥様あきれて嫌味たらたら。

時代遅れじゃ、天幕は!
神殿建てるぞと、勇み立つダビデ

それは許さぬとの神の一声。

涙を飲んだダビデ様、
持ったバトンはお前にと、託してこの世を去りました。
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話が長くなりましたが、

悲願のそれは息子ソロモンに引き継がれ
晴れてその日の喜びは、
胸によぎる先祖の血。

ああ、感無量のソロモンでありました。