ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

おかしな作戦?

エリコの町は静まり返っていた。
そして、ただ一点、北東の地平線に目を凝らした。
見張りの兵が小刻みにドラを鳴らした。
きた!!来たぞ〜!!
巻き起こる土煙の中に恐れるものが進んできた。
*    
城を攻める場合、やぐらを組んで攻める直接的なものと
遠巻きに取り囲んで兵糧攻めにする間接的な方法がありますが

神さまのやり方は変っていました。

第一日目・・夜明けとともに城壁を「一回だけ回る」でした。
      その隊列の順序は
          1番目・・・武装した兵士の幾人かが先に進み
          2番目・・・7人の祭司が雄羊の角のラッパを吹き鳴らしつつ後に続き
          3番目・・・契約の箱
          4番目・・・契約の箱を守るように武装した兵士がしんがりを務める
          

約束は「ラッパの音以外は、音を出すな
             静かに回れ」です。

第二日目・・
第三日目・・
第四日目も・・
第五日目も、
第六日目もおなじでした。


あいつらは、何をやってるんだ?!
エリコの兵士は、弓も槍も、投げ石も届かない距離を
生首をゆるゆると締め付けられるようにして回るイスラエルの行進に
何も手が打てず
激しい緊張と、欲求不満にその心は頂点に達し
ピリ、ピリと張り詰めると・・

いつしか、弓の弦は弛み
てぐすねひいて構えていた投げ石も、手から落ちていました。

そんな、7日目のことです。
      その日は夜が白む頃から回り始め
      何と6回も・無言の行列が続きました。
今日は何かある。
エリコの城壁からただ虚しく眺めているだけの兵士達の心が騒ぎました。

そんなかれらの前を
          7回目を回り終えた行列が静々と通り過ぎました。
          祭司は特別に長くラッパを吹き鳴らしました。
                   
          ヨシュアは声を張り上げました。
              「神様は、この町を我らの手に渡された。
               この町は全て神様のものだ。
               むさぼるな!!手をふれるな!!
               全て滅ぼせ。
               これにそむけば災いが我らに望むぞ
               ただし、金、銀、青銅、鉄の器具は
               特別だ、聖別されているから持ち帰るのだ。

               ラハブの部屋にいる者の命も生かしておけ・・」
                       
「ブぉぉぉぉ〜〜」ラッパの音が一段と高く鳴り響きました。
ヨシュアが大きく右手を振り上げると、人々は一斉に声を張り上げました。

「わあぁぁぁあああああああああ〜〜〜」

するとどうでしょう、
彼らの目の前の城壁がゆらゆらと揺れて、上から何かが降って来たかと思うまもなく
不気味な地響きとともに城壁は崩れ落ちたのです。
一瞬でした。
あたりは土煙にかすみ、あるものは目を押さえ、あるものはかがんで頭を抑えています。
そんな彼らに向って、ヨシュアの声が飛びます
        「進め、進め、臆するな。
         この町はすでに我らのものだ。
         特別に許されたもの以外は破壊するのだ!!」

それから例の二人のスパイに言いました。
        「ラハブを助け出せ!!
         約束は守るのだ!!」


全てのことが瞬く間に、滞りなく終りました。
神様がともにおられたからです。

そうして、ヨシュアは言いました。
        「このエリコを再建しようと、土台を築く者はその長子が殺され、
         門を立てようとする者は、末の子を失う。」

人々は興奮冷めやらぬ中で、ヨシュアの言葉を聞きました。

エリコ攻撃の有様は、たちまち周辺の人たちの知るところとなり
一躍、イスラエルを率いるヨシュアの名は、人々の心に恐怖をもって刻み付けられました。
 
    
大勝利に沸くイスラエルですが・・
規律とは破られるためにあるようなもので・・
あれほどきつく念をおされた奉納物の件で・・
この後、イスラエルの人たちは散々な目に会うことになるのですが・・・

それは次回といたしましょう・・     

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