モーセの不安は飛び込んできた若いヨシュヤの言葉ではっきりした。
激しい勢いで伝染病が広がっているとゆうのだ。
すでに死人も出ていた。
モーセは神様の前に静まりました。
神様の怒りだ。
民の中に蔓延していた不満の種火を消しているのだ
そのことが分っていたからです。
70人の長老達が活躍してくれたので、
モーセは会見の幕屋の中で静まることが出来ました。
若者達は借り出され、一日中、死者のための場所を確保することに追われた。
そしてその場所はキプロテ・ハッタワ(欲望の墓場)と呼ばれるようになりました。
彼らは埋葬を済ますと、キプロテ・ハッタワからハゼロテに進み、そこにテントを張った。
旅の疲れがまだ残っているその日、神様はモーセに言いました。
「アロンとミリヤムを私の前に連れてきなさい」
モーセがそのことを彼らに告げると、二人の顔が青ざめた。
身を清めて神様の言われた場所に立つと
雲の中から神様は語られた。
「私は、預言者には幻を持って知らせ
夢でそれを語る。
しかし、モーセは特別なのだ。
私は彼の前に姿を現し
この口の言葉をもって語るのだ。
それも謎解きのようではなく、
具体的に語るのだ。
お前達は私の僕モーセをそれでも非難するのか。」
そうして二人を激しく叱り付けると、天幕から雲は離れていった。
そして、それが見えなくなるとミリヤムがアッと声をあげた。
モーセとアロンが彼女を見ると、彼女の皮膚が粉を葺いた様に白くなっていました。
アロンはガバッとモーセの前に膝を付くといいました。
「赦してくれ!!
馬鹿だった。
私が彼女を止めなければならなかったのに、一緒になって、お前を責めるなんて。
ミリヤムを赦してくれ。
彼女の肉が腐って落ちないよう助けてくれ。」
モーセがすぐに祈ると、彼女の身に心配は無いが7日間は野営地の外に出し、7日たったら、連れもどすようにと言われました。
それから一週間後、ミリヤムの体が元に戻るのを待って民は天幕をたたんだ。
ハゼロテからバランの荒野に行くために。
バランの荒野につくとすぐに神様は
『偵察隊を派遣し
私が与えると言った地がどんなものか
確かめてくるがよい』と言われました。
それで、各部族ごとに一人の代表者を選び出しました。
もちろんあのヨシュアもその中にいました。
モーセは言いました。
「約束の地は目の前だ。
お前達はそこに行って、
土地の様子を探ってくるのだ。
そして、その証拠に
その地の果物を採ってきなさい」
12人の代表者は勇んで出発しました。
おりしもぶどうの熟し始める時期でした。
・・・・・( ̄ー ̄)
一体どんな所なのでしょうね。
神様が与えるって言ったって、すんなりとそこに行って住めるわけではありません。
なぜならすでにそこには人が住んでいましたから・・
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