ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

お前の家から、祭司職を剥奪する。(怒`・ω・´)

あらあら、かわ〜いい!! o(^O^*=*^O^)o  
人々がいっせいに、右手をかざしています。゛;`;・(゜ε゜ )
その手には携帯が・・・(こんな姿を時々テレビで見るけど・・ちょっと?なんか?変でない?と思ってしまうことも・・
ふふふ、携帯持ってないひよこの観察で〜す。
携帯持ってたら・・やっぱり右手上げちゃうか〜〜)

今だったら、そんな写真が直ぐにネットで流されたと思うの。
サムエルちゃんは、母親がひと針ひと針、心を込めて縫ったエポデを着ています。それも大人の祭司が着るエポデと同じ形。可愛くないわけがありません。
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彼の目はいつも、祭司エリに注がれ、彼の耳はエリの声に向けられていました。('◇')
彼サムエルは、祭司エリにとっても、お気に入りの秘蔵っ子。
サムエルがスクスクと素直に成長し、将来が楽しみになってくると、エリの心は反面、重くなるのでした。

「祭司様、聞いてくださいな。
 私たちが神様の捧げものを煮ていると
 お坊ちゃまの使いがやってきて
 肉刺しで、なべの中をひっかき回して
 突き刺さった肉を持っていかれるんですよ」

「最近は、犠牲の脂肪を神様にお捧げする前にやってきて生の肉を若祭司様がお望みだ、なんておっしゃって・・」
「ええ、そうなんです、断れば、力ずくで・・・」
「会見の幕屋の入り口でお勤めをしている乙女たちを、自分の部屋に引き込んでいるとか・・」
「祭司様、このままでよいのでしょうか」
良いわけがないっつうの!!
エリは彼の耳に入ってくる息子たちの悪行に困り果てていた。たびたび呼び出しては、言い聞かせてみるものの、
焼け石に水、何の効果もありません。それどころか、ますます悪行がエスカレートするばかりでした。
そんな矢先、彼の元に神の使いが現れたのです。
「お前の家から、祭司職を剥奪する。(怒`・ω・´)
 息子、ホフニとピネハムは同じ日、剣に倒れる。
 新しい祭司を用意している」

厳しい内容だった。が、エリは驚かなかった。当然の報いだ。悔やまれるのは、父親としての自分自身のことだった。妻が早くに亡くなり?、不憫で叱ることもままならなかった。仕事にかまけて、息子たちとの時間も取れなかった。いや、とらなかった。逃げていたのかもしれない。(そんなこと、どこに書いてありますかって?想像ですからね。ピヨピヨひよこですからね。)
エリは自分を責め続けた。取り戻すことの出来ない過去。迷路のように複雑に絡み合って、エリを悩ました。 ハァ━(-д-;)━ァ...
止まれ!!
取り戻すことの出来ないものに固守するな!
そうだ、新しい祭司とは誰だ!?
エリの脳裏に彼を見つめる一つの顔が浮かんだ・・・('◇')

それからのエリは、意識してサムエルを片時も離さず、
丁寧に、イスラエルの神様について教え導いた。
息子たちに成しえなかったものを取り戻すかのように・・・

その頃、主の言葉はまれで、めったに聞くことはありませんでした。エリは年を重ね、ますますサムエルの手を借りるようになっていた。
『わらべサムエルは育っていき、
 主にも、人々にも、ますます愛せられた。』

 (似たような言葉が新約にも。そうなの、新約の主人公に対しても使われてるのよね。主人公が12歳の頃のことだわ。日本の元服(15歳)に当たる年頃です)
エポデについては下記をご覧ください。
        ・・・2010年8月10日登録
           レビ記・「そこから離れるな」