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契約と割礼==========================
あれから19年の歳月がむなしく過ぎ、
アブラムもサライも無口になっていました。
そんなころに、神さまはまた現れ、
再度、契約は確かのものであると、念を押されました。
「これからは、アブラム(高く上げられた父)ではなく、
アブラハム(諸国民の父)と改名しなさい。
そして、わたしの契約を忘れないために、
あなたも後に続く子孫も、割礼を受けなさい」
といわれました。
それは、男子の包皮の部分を切ることでした。
神さまは契約のしるしとして、それを要求なさったのです。
それからサライについても言われました。
「彼女の名は、サラと呼びなさい(諸国の民の母)」
アブラハムはひれ伏しました。
ひれ伏しながら、心の中で笑っていました。
それでアブラハムは
「分かっております。イシマエルのことですね」
といいました。
すると神さまは、
「いいえ、あなたとサラの間に生まれる男の子です。
その子をイサク(彼は笑う)と名付けなさい。
わたしは彼と契約して、彼の子孫のために永遠の契約を立てます。
もちろんイシマエルも祝福し、大いに子供を増やし繁栄させるようにしよう。
彼は十二人の首長の父となるだろう」
そう言って神様は去っていかれました。
その日の内に、アブラハムは、家で生まれた奴隷や買い取った奴隷など、
自分の家にいる男子を皆集め、
神さまが命じられたとおり、若い者から割礼を施しました。
アブラハムは、九十九歳、
息子イシマエルは、十三歳の時でした。
http://www.youtube.com/watch?v=X_T1_EuxuMg
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日ごとに、すくすく育ってゆくイシマエルを見ながら
サラの心は穏やかではありません・・・
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