ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

青き房を見よ!!

契約の箱が動かない。
モーセが動かないってことは、神様が賛同していないってことで、微力なイスラエルの民の山登りの結果は知れていました。

      ほら、やっぱりね。
彼らが山を登りきらないうち、その山に住んでいたアマレク人とカナン人が下ってきて、彼らを打ち負かしました。

散々ってことは本当に散々だったんでしょうね。

そういえば以前、アマレクと初めて戦ったことがありましたね。
あの時、若いヨシュヤが先頭にたって行きました。
形勢は悪く、危うかったのに、モーセが両手を挙げ続けることで、やっと勝利したことがありました。

今回はそうは行きません。
神様が行くな!!と言われていますから、モーセも何も出来ません。
結局、偵察隊のうちヌンの子ヨシュアとエフンネの子カレブだけが生き残りました。
そのうえ、約束の地を目の前にして、回れ右です。
それも、40年間もね・・・
大変な損失ですよね。
でも、このまま突き進んでも、異教の神々の影響をもろに受けて、イスラエルの民は散り散りになってしまったかもしれませんから。
ここはじっくりと腰をすえて、まずは、内側の強化をということでしょうか・・・


ああ、聖書はどんどん進んでゆきますよ。

民の失望感を払拭するために、すでに約束の地に着いたときを想定して、さまざまな規則が追加されました。



ある日のことです・・・
安息日はみんな仕事をしてはいけないことになっていました。
でもその日、どうゆう事情かわかりませんが、たきぎ拾いに出て行った人がいました。
それが見咎められて、なんと、石で撃ち殺されてしまいました。
これも、神様がモーセに命じたことでした。
それほどに、安息日を守ることは大切なことだと、徹底させたかったのでしょうね。

神様は民が、神様との約束をすぐに忘れてしまうので
衣服の裾の四隅に青い紐で房をつけ
その房を見て、神様の掟を思い出すようにと言われました。

そうして神様は
「わたしはあなたがたの神、主であって、
あなたがたの神となるために
あなたがたをエジプトの国から導き出した者である。
わたしはあなたがたの神、主である」

イスラエルの神は私なのだ!!と、たからかに宣言なさいました。



さあ、これからは40年間の荒野での生活が始まり、はじまり〜。

目の前に美味しいケーキを見せられて、お行儀が悪かったので食べさせてもらえなかった子どものようです。

この40年の間に、民は鍛えられ、出エジプト時代の若者達も年老いて滅び、世代交代が行われるのです。

モーセは、おのれの老骨を鞭打ようにして、民を導き続けます。
 
  モーセ!!
  がんばって!!次の章に進んでゆきます。