ピヨピヨひよこ日記

自分流に聖書を読んでいます。

聖書を自分流で読んでいます。

サウル王家のようには

イスラエルの王様は今、アハブの子のヨラム。王様になって5年目です。
この年、お隣のユダ王国では、ヨシャパテ王にかわり、32歳の息子ヨラムが王様に。

どちらの王様もヨラム様。それで二人とも親近感を覚えて仲良しに。

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親密の証にと、イスラエルのアハブの娘が、ユダのヨラム王のもとに嫁ぐことに。
奥様が持ち込んだ、さまざまな悪習慣に、ユダは染まってゆきました。
それは、真の神様の喜ばれないことでした。

「あのサウル王家を滅ぼしたようには、
 ダビデの家を滅ぼさない」

以前、神様はダビデに約束していました。
それでも、どうしょうもないときは、

「人の鞭を持って彼を懲らしめる。
しかしサウル家のようには滅ぼさない。
あなたの家とあなたの王国とは、私の前にとこしえに続き、あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ」

これが歯止めでした。
でもやはり、少しづつ力が削がれて、エドムが背き、リブナも背いてゆきました。
そんな戦場で、兵士に見捨てられるようにして、ユダのヨラム王は亡くなりました。

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イスラエルのヨラム王の在位12年に、
ユダのヨラムに変わって、
その子アハジヤが22歳で王に。
母はイスラエルのオムリ王の孫娘、
アハブの娘アタリヤ。

オムリ王は神様の目から見たら極悪で、アハブも似たり寄ったりで、そんな彼らが、目に入れても痛くないほどに可愛がったのがアタリヤでした。

無邪気に持ち込んだ多くの悪しき習慣が、瞬く間に夫ヨラムを飲み込み、二人の間に生まれ育ったアハジヤは、何の疑いも無く異教の習慣の中で成長し、王となりました。

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イスラエルがスリヤの王と戦になった時、ユダの王アハジヤも当然のごとく、戦場であるラモテ・ギレアデへ出かけて行きました。

スリヤ人は強く、ヨラム王はラマで負傷して、エズレルで養生していると、すぐさま見舞いに駆けつけるアハジヤ王。

このように両国の親密さが増せば増すほどに、神様の祝福からは離れて行くばかり。

ダビデとの約束に従って、ユダ王国を見守り続けた神様でしたが、とうとう預言者エリシャに指示を出されたようです。

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ほら、エリシャのもとから、物凄い勢いで飛び出していったあの人。
その若い預言者の背に括り付けられているのは、エリシャから託された注ぎ油の入ったビンですよ。