エリシャの白骨が死者を生き返らせた!!💀
エリコの町は沸き立っていた。Σ(・□・;)
ところで、白骨になる前のエリシャは、預言者の一人に、
こんなことを頼んでいた。
「急いで、ラモテ・ギレアデへ行ってくれ。」
何のために?
「ヨシャパテの子エヒウを訪ねて、油を注ぐのだ。
『主は言われる。あなたをイスラエルの王とする』
そう言って、急いで帰ってきなさい。」
この人、腰をからげて走って行った。
い、韋駄天走りだ!🏃
エリシャは何を急いでいたのか?
自分の命が尽きる前にやるべきことがあった。
が、体が動かない。
それでこの韋駄天仲間に頼んだのか?🐤
とにかく、預言者の一人が急いで行ってみると、軍長会議の真っ最中。周りの人の制止を振り切って、ずかずかと部屋へ入り、エヒウを別室に伴い、油を注いで、エリシャの言葉を伝えた。
は、これでは「怪しいやつめ!」
って、捕まってもおかしくないね。🐤
それで、韋駄天か?
エヒウが部屋に戻ると、いぶかる軍長たちに、彼は言った。
「私は今、油を注がれた。イスラエルの王となるためだ」
居合わせた者たちは、どよめいて、階段の上にそれぞれの上着を敷き、エヒウを立たせたというから、なんとなくそんな雰囲気があったんだ。🐤
「今がチャンスだ。ヨラム王は戦傷のためエズレルで静養中だ。そのうえ、ユダの王アハジヤが見舞いに訪れていた。好機到来だ」
エヒウは仲間の援助を受け、両国の王を倒した。
エリシャはこの好機を逃さずに、俊足を誇る預言者学校の若者に依頼したのか?🐤
イスラエルの王ヨラムは、ナボテの畑に放置され、
母イゼベルは、城壁から突き落とされた。これはエリヤの預言のとおりだ。そしてまた、預言者仲間と、主の僕たちのかたき討ちでもあったのだ。
そのイゼベル(叔母)の血を引く、ユダの王アハジヤ。彼も矢で射抜かれて死んだ。
エヒウは時を置かず、●アハブの子70人。●エズレルの地でアハブの家に属する者、全て。●サマリヤから王たちの安否を尋ねて来た、アハジヤの身内の者たち。●サマリヤに残っている、アハブ家にかかわりのあった人々。
上記すべての命を絶った。
主がエリヤに告げたことの成就だ。
そして、イスラエルの神を信じる彼は策を練った。
「自分は熱心なバアル信者だから、バアル神殿で大集会を開く。バアルの預言者、祭司、信者は集まるように。
欠席する者は殺す!」
脅しですね。( ゚Д゚)
だからみんな集まった。だから、神殿広場はぎゅうぎゅうずめ。そして、神殿の外には70人、いえ、80人の兵隊。
その手には剣が!
そして、エヒウの言葉が恐ろしや!
一人も逃すな!逃せば己の命でつぐなえ!!
はああ・・・・
想像するだに、恐ろしやぁ~~~。。。
悪女イゼベルの娘で、夫アハジヤ王の妻、アタリヤの名が出てこなかったけど?
どうしたのか?
夫アハジヤが亡くなると、妻アタリヤは、その一族を滅ぼし、自分が王の座に就いた。
その時、自分の孫にまで毒瓜を伸ばしたが未遂に終わった。
7年後、難を逃れた王子を匿っていた、祭司エホヤダに殺された。
あの時、エヒウが見逃していなければ・・
長い偶像礼拝の後、誠の神様を礼拝する方法もわかず、
野放しにされた民。だから、やっぱり、あれしかありえないと、人々は金の子牛礼拝へと・・・
エヒウは軍人で、
民を教育する方法が分からなかったのか?
預言者学校の生徒たちはどうしていたのか?
一生懸命働いていたと思うけど、
人手不足だったのかも。
そういうわけで、エヒウは神様のお怒りを被った。
しかし、彼の業績を鑑みて、お前の家系は四代までだ、とお情けもいただいた。
が、
お怒りはやまず、国力の衰えたイスラエルの領地は、隣国ハザエルに踏みにじられることに。ヨルダン東、ギレアデの全地、ガド、ルベン、マナセの地、アルノン川のほとりのアロエルからギレアデとバシャン。
わああ!大変!!!Σ(・□・;)🐤
かって、ハザエルに「あなたは王なる」と預言したエリシャ。その時流した涙の意味がこれだったんだ。
未来が見えるって、辛いこともあるんだね。😿